ミスター慶応ファイナリストとして注目された渡辺陽太さんが、6度にわたる逮捕からすべて不起訴処分になったことは大きな波紋を呼びました。その背景にあるのが、祖父・渡邉元さんが率いる株式会社 地商土木を中心とした巨大企業グループの存在です。
総資産100億円超えとも言われるこのグループには、「貧困ビジネス」ではないかとの疑惑がネット上で広がっています。地商土木は本当に「やばい」のか、不起訴の裏に何があるのか、気になりますよね。
渡辺陽太の6度の逮捕もすべて不起訴でネット上は非難の嵐
- 渡辺陽太さんは強制性交などの容疑で計6回逮捕されたが、すべて不起訴処分となっている
- 祖父・渡邉元さんは株式会社 地商土木を率いる総資産100億円超の実業家
- 地商グループには「貧困ビジネス」の指摘があるが、公式に認定された事実ではない
- 示談交渉に祖父の経済力が関わっているとの報道あり
慶應義塾大学経済学部に在籍していた渡辺陽太さんは、2016年のミスター慶応コンテストでファイナリストに選ばれた人物です。しかしコンテスト後から素行が悪化し、ミスター慶応の肩書きを利用して女性に声をかけていたと言われています。
2018年9月、強制性交の疑いで最初の逮捕。その後も準強制わいせつや窃盗などの容疑で逮捕が繰り返されました。未成年にも酒を飲ませてわいせつ行為に及んでいたとされ、余罪が次々と明らかになっています。
2019年3月には、知人の光山和希容疑者とともに20代女性に対する強制性交容疑で逮捕されました。さいたま市大宮区のカラオケ店での犯行とされ、翌朝JR大宮駅東口で泣いている女性を通行人が発見し、通報に至っています。
そして2020年11月20日、6度目の逮捕。この時も強制性交の容疑でしたが、またしても不起訴処分に。逮捕時の報道では千葉県在住の無職とされていました。
6回もの逮捕がすべて不起訴という異例の事態に、ネット上では「上級国民なのか」と大きな非難の声があがりました。不起訴処分の理由が明らかにされていないことも不信感を強めており、バックに資産家の祖父がいるのではという見方が広がっています。
渡辺陽太の祖父「あいつは死んだほうがいい」発言の裏側
渡辺陽太さんが”人生の師匠”と崇めていたという祖父・渡邉元さん。2019年1月の週刊文春の取材で、孫に対して激しい怒りをあらわにしたと報じられました。
報道によると、渡邉元さんは取材中に孫への絶縁を宣言するような発言を何度も繰り返したとのこと。「示談交渉して刑を軽くするなんていうことはあってはならない」と、被害者との示談にも否定的な姿勢を見せたとされています。
また、「最低5年間は刑務所で治療してほしい」と語り、孫の行動を「病気」と表現していたとも報じられました。かなり厳しい言葉ですよね。
ところが、渡邉元さんを知る関係者からは、裏ではまったく異なる動きがあったとの証言も出ています。実際には面会に行き、示談の成立に向けて支援する姿勢を見せていたというのです。
もしこれが事実であれば、取材での発言と実際の行動が真逆ということになります。ただし、この関係者証言の真偽は確認できておらず、どちらが本当の姿なのかは分かっていません。
示談金については、1人目の被害女性に対して300万円以上、2人目は共犯者と折半で500万円だったとの報道があります。ただしこれも関係者の証言ベースの情報であり、正確な金額は公式には明らかになっていません。
渡辺陽太の祖父・渡邉元の会社「地商土木」は総資産100億円超え
| 名前 | 渡邉元(わたなべ はじめ) |
|---|---|
| 年齢 | 80代(2019年時点の取材より) |
| 職業 | 実業家・地商グループ会長 |
| 会社 | 株式会社 地商土木(千葉県千葉市若葉区) |
| グループ規模 | 数十社の関連企業、総資産100億円超と報道 |
渡辺陽太さんの祖父である渡邉元さんは、千葉県で株式会社 地商土木を中心とする企業グループを一代で築き上げた人物です。学歴がないことを公言しており、「ゼロから始めた」と自ら語る叩き上げの実業家として知られています。
地商土木は1974年に創業した土木建築の会社です。関東一円で大手ゼネコンの二次請けとして公共工事やオフィスビル、商業施設の建設工事などを手がけています。千葉県内に4ヶ所の営業所を持ち、千葉市に根ざして40年以上の実績があります。
この地商土木を起点に、渡邉元さんは地商総業グループとして数十社にまで事業を拡大しました。NPO法人(NPO共生協会、NPOやすらぎの会、NPOあけぼのの会など)も設立しており、生活困窮者の支援事業にも取り組んでいます。
千葉テレビの番組スポンサーも務めるなど、地域の経済界でも存在感の大きい人物です。第一元商グループとの関連も指摘されており、千葉県では指折りの有力者と言えるでしょう。
株式会社 地商土木が「貧困ビジネス」と指摘されている理由
地商土木グループに対しては、ネット上で「貧困ビジネス」ではないかとの声があがっています。ただし、これは行政処分や裁判で認定された事実ではなく、あくまでネット上の指摘にとどまっています。
そもそも貧困ビジネスとは、貧困層をターゲットにしながら貧困からの脱却には繋がらず、かえって貧困を固定化してしまうビジネスのことを指します。生活保護費のピンハネなどが典型例です。
地商グループが設立したNPO法人は、生活困窮者や高齢で働けない人の暮らしを応援するとうたっています。しかし一部のWebサイトや過去の報道では、以下のような疑惑が指摘されていました。
- 生活保護受給者向けの宿泊施設を運営し、保護費から部屋代・食事代・共益費などを徴収している
- ホームレスに声をかけて生活保護を申請させ、施設に入所させるケースがある
かつて文春オンラインには渡邉家の知人とされる人物のインタビューが掲載されていました。入居者本人の手元に残るのは月額2万円ほどだったとの証言が紹介されていましたが、この記事は現在削除されており、証言の信頼性を検証することは難しい状況です。
一方で、地商土木は長年にわたって千葉県で事業を継続しており、京葉銀行との取引実績もある企業です。公式な行政処分を受けた記録は確認されておらず、「貧困ビジネス」という評価は未確認情報の域を出ていません。
こうした疑惑が広まった大きな要因は、渡辺陽太さんの逮捕と不起訴が繰り返されたことでしょう。事件のインパクトが強すぎたために、祖父の会社にまで厳しい目が向けられてしまったという面もありそうです。
渡辺陽太の父親も独立して会社経営で成功
渡辺陽太さんの父親も、渡邉元さんのもとで培ったノウハウを活かして独立し、会社を経営しています。株式会社 Kスクエアという土木関係の会社で、代表取締役が渡邉姓であることから父親の会社と見られています。
Kスクエアの本社に加え、沖縄事業所や他7社の関連会社も設立しているとのこと。渡邉元さんの息子もまた、経営者として活躍している様子がうかがえます。
渡邉元さんの息子の妻、つまり渡辺陽太さんの母親はJALのCAだったと言われており、子供は4人。その中でも渡辺陽太さんは長男として特に期待されていたようです。
渡辺陽太も系列会社の社長になっていた
渡辺陽太さん自身も、地商グループ系列の株式会社 地商ファクトリーの代表者欄に名前が載っていた時期がありました。千葉県市川市にある、とび・土工工事業の会社です。
ネット上では「親の会社の子会社の社長で、毎月お金が入ってくる」と渡辺陽太さん本人が話していたとされる証言もあります。ただし実際に業務を行っていたかは不明で、名義だけの代表だった可能性が高いと見られています。
現在は代表者が別の人物に変更されており、渡辺陽太さんは解任されたようです。
渡邉元さんの口癖は「一番欲しいものは学歴」だったとか。孫を難関校に進学させ、官僚や政治家にする夢があったそうです。しかし、その期待とは裏腹に、渡辺陽太さんは事件を繰り返す結果となってしまいました。
まとめ
渡辺陽太さんの6度にわたる逮捕と不起訴の背景には、祖父・渡邉元さんが一代で築いた株式会社 地商土木を中心とする巨大企業グループの存在がありました。
- 渡邉元さんは地商総業グループ会長として総資産100億円超を誇る千葉県の有力者
- 取材では孫を厳しく非難していたが、裏では示談を支援していたとの報道がある
- 地商土木グループには「貧困ビジネス」の指摘があるが、公式な認定はされていない
- 父親もKスクエアを経営し、渡辺陽太さん自身も系列会社の代表だった
6度の不起訴処分に対して「上級国民ではないか」という声が多くあがっているのは事実です。不起訴処分の理由が明らかにされていないことも、不信感を強める大きな要因となっています。
渡辺陽太さんは6度目の逮捕時には千葉県在住の無職と報じられており、渡邉元さんが孫に寄せていた期待とは裏腹の状況です。その後の新たな逮捕報道は確認されていませんが、社会が渡辺陽太さんに対して抱く関心と警戒はまだ消えていないでしょう。



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