バセドウ病は女性に多い病気というイメージがありますが、実は男性の芸能人やスポーツ選手にも多く見られる疾患です。
YOSHIKIさんや立川志らくさんのように公表している方から、本田圭佑さんやダイアン・ユースケさんのようにネット上で噂されている方まで、気になっている方は多いのではないでしょうか。
公表済みの方も噂レベルの方も含め、一人ずつ闘病エピソードや現在の状況を見ていきましょう。
バセドウ病とは?症状や男性に見られるサインについて
- バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される自己免疫疾患
- YOSHIKIさん・立川志らくさん・山崎亮平さんなど、複数の男性有名人がバセドウ病を公表済み
- 本田圭佑さんやダイアン・ユースケさんには噂があるが、本人からの公表は一切なし
- 男性の場合は急激な体重変動や極度の疲労感が初期症状として出やすい
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで身体のさまざまな機能に異常をきたす疾患です。
甲状腺が暴走することで、体は常に全力疾走しているような状態に。代謝が異常に活発になり、食べても食べても体重が減ったり、大量の汗をかいたりといった症状が現れます。
動悸が止まらない、不安感やイライラが強くなるなど、精神面への影響も見逃せません。放置すると認知機能や運動能力にまで支障が及ぶため、早めの受診が大切です。
眼球突出などバセドウ病特有のサイン
バセドウ病を語る上で外せないのが、目の周りの筋肉や脂肪が炎症を起こして腫れることで眼球が前方に押し出されてしまう症状です。
いわゆる「眼球突出」と呼ばれるもので、テレビに映る芸能人の「目つきが変わった」という話題の背景に、この症状が関係しているケースもあります。
怖いのは、長期間放置すると治療後も元の目元に完全には戻らない可能性があること。鏡を見て「最近なんだか目がギョロっとしている」と異変を感じたら、すぐに専門医を受診するのが一番です。
男性が発症した場合の特徴は?
バセドウ病は「女性の病気」と思われがちですが、男性の発症例も決して少なくありません。
男性の場合は女性とやや異なる初期症状が出ることが多く、激しい体重変動や極度の疲労感が目立ちやすい傾向にあります。
「食欲は異常にあるのにどんどん痩せていく」「尋常ではない量の汗をかく」といった自覚があるなら、一度甲状腺の数値を調べてみる価値はあるかもしれません。
バセドウ病を公表・噂されている男性芸能人一覧
ここからは、実際にバセドウ病を公表している男性有名人と、ネット上で噂されている方々をお一人ずつ見ていきます。まずは一覧表で全体像をご覧ください。
| お名前 | 職業・ジャンル | 公表の有無・現在の状況 |
|---|---|---|
| YOSHIKI | ミュージシャン(X JAPAN) | 公表あり。病気と付き合いながら精力的に活動継続中 |
| 山下拓実 | ギタリスト(MAGIC OF LiFE) | 公表あり。約1ヶ月の休養を経て復帰済み |
| 山崎亮平 | 元プロサッカー選手 | 公表あり。再発を乗り越え、2024年シーズンで現役引退 |
| 立川志らく | 落語家・タレント | 公表あり。投薬治療を続けながら落語家生活40周年を迎えた |
| 田中角栄 | 元内閣総理大臣(故人) | 公表あり(生前)。多汗などの症状を抱えながら政務に励んだ |
| ダイアン・ユースケ | お笑い芸人 | 公表なし(噂のみ) |
| 本田圭佑 | 元サッカー日本代表・実業家 | 公表なし(噂のみ) |
こうして見ると、適切な治療を受けながら第一線で活躍を続けている方がほとんどです。それでは、お一人ずつ詳しく見ていきましょう。
YOSHIKI(X JAPAN)
| 名前 | YOSHIKI(林佳樹) |
|---|---|
| 生年月日 | 1965年11月20日 |
| 出身地 | 千葉県館山市 |
| 職業 | ミュージシャン・音楽プロデューサー |
| 代表作 | X JAPAN「紅」「Forever Love」「Endless Rain」 |
世界的ロックバンドX JAPANのリーダーであるYOSHIKIさんも、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)を抱えながら活動を続けている一人です。
当初は「ファンに心配をかけたくない」との思いから病気を公表していませんでした。しかし、滞在先のホテルの部屋で意識を失って倒れているところをマネージャーに発見され、事実が明るみに出ることとなりました。
医師からは「一般の方に比べて非常に疲れやすい体質」と診断されています。バセドウ病特有の動悸や極度の疲労感がある中で、あの激しいドラムパフォーマンスをこなしているわけですから驚くほかありません。
過密スケジュールの合間を縫って治療や検査を続けながら、2026年現在もコンサートやコラボレーションなど精力的に活動しています。身体を第一に大切にしながら、これからも素晴らしい音楽を届けてほしいですね。
山下拓実(MAGIC OF LiFE)
4人組ロックバンド「MAGIC OF LiFE」のギタリスト・山下拓実さんも、バセドウ病を公表した男性芸能人の一人です。
体調不良を感じて診察を受けた結果バセドウ病が発覚し、メンバーや担当医師と話し合った末に、治療に専念するため約1ヶ月の休養を決断しました。
無理をして活動を続けると治療が遅れてしまうこと、そしてファンに最高のコンディションで演奏を届けられない状態だったことが休養の理由です。
ファンの間では心配の声が広がりましたが、しっかり治療に専念したことで無事に復帰を果たしました。現在もステージ上で以前と変わらないエネルギッシュなギタープレイを見せてくれています。
山崎亮平(元プロサッカー選手)
スポーツ界からは、Jリーグで長年ピッチを走り続けた山崎亮平さんを挙げないわけにはいきません。山崎さんも過去にバセドウ病の診断を受け、闘病を経験しています。
初めて発症が確認されたのは2009年のこと。アスリートにとって致命的ともいえるスタミナを奪われる病気のため、治療に専念すべく一時的に戦線を離脱しました。
懸命な治療を経てピッチに復帰したものの、2011年に無情にも病気が再発してしまいます。
しかし山崎さんは決して諦めませんでした。再び治療を乗り越えて復帰を果たし、その後も長くプロの世界でプレーを続けています。2024年シーズンをもって栃木シティで現役を引退しましたが、バセドウ病の再発という厳しい壁を乗り越えて引退まで走り続けたその姿は、同じ病気に悩む多くの方に勇気を与えてくれたはずです。
立川志らく(落語家・タレント)
朝や昼の情報番組のコメンテーターとしてもお馴染みの落語家・立川志らくさん。志らくさんも自身がバセドウ病であることをテレビ番組で明るく公表しています。
「毎日薬をのんでいます」「ずっと付き合っています」と、多忙な日々の中で投薬治療を続けていることを語っていました。
深刻になりがちな病気の話ですが、志らくさん本人はまったく苦にしていない様子で、持ち前のユーモアを交えながら前向きに語っているのが印象的です。
2025年には落語家生活40周年を迎え、記念公演も精力的にこなしています。病気を真正面から受け入れて笑い飛ばすような明るい姿勢は、バセドウ病と長く付き合う上でのお手本かもしれませんね。
田中角栄(元内閣総理大臣)
芸能界やスポーツ界以外にも、バセドウ病と闘った著名人がいます。第64代・65代内閣総理大臣を務め、「コンピュータ付きブルドーザー」の異名で知られた田中角栄さんも、バセドウ病を患い投薬治療を続けていたことが知られています。
バセドウ病の代表的な症状である多汗に悩まされ、演説中や国会答弁中にハンカチで何度も汗を拭う姿がよく知られていました。当時は単なる体質だと思われていた方も多かったようですが、実は病気による影響が大きかったと言われています。
1985年に脳梗塞で倒れた際には糖尿病も併発していたことが判明しました。複数の重い持病を抱えながら国のトップとして激務をこなしていた裏側には、想像を絶する苦労があったことが窺えます。
ダイアン・ユースケ(お笑い芸人)
お笑いコンビ・ダイアンのユースケさんも、ネット上で「バセドウ病ではないか?」と心配する声が多く見られる芸能人の一人です。
ユースケさんは2022年11月に「左椎骨動脈解離」という別の疾患で一時休養し、その後無事に復帰しました。
ただ、テレビ出演時に以前と比べてまぶたが腫れぼったく見えたり、目がやや突出して見えたことから、「バセドウ病特有の眼球突出に似ている」という推測がSNSを中心に広まりました。
しかし2026年3月現在に至るまで、ユースケさん本人や所属事務所からバセドウ病に関する公表は一切ありません。
目の印象の変化は年齢的なものや一時的な疲労、別の要因による可能性も十分あります。あくまでファンの心配から生まれた憶測に過ぎないため、断定的に受け取らないよう注意が必要です。
本田圭佑(元サッカー日本代表・実業家)
バセドウ病の噂が最も広く知られている男性アスリートといえば、元サッカー日本代表の本田圭佑さんでしょう。
本田さんは2013年末頃に、国内の病院で極秘に頸部(首)の手術を受けたことを公表しています。甲状腺治療で有名な伊藤病院(原宿)や野口病院(大分県)の名前が噂されました。
メディアのインタビュー時に喉仏あたりにくっきりと横に走る手術痕が確認されたことや、以前と比べて目が大きく見開かれたような鋭い印象に変化したことから、「バセドウ病の手術では?」と広く推測されるようになりました。
一部ではレーシック手術の失敗説も囁かれましたが、現在では甲状腺疾患の可能性が高いと見る向きが多いです。
ただし本田さん本人は手術の事実こそ認めたものの、詳しい病名については一度も明言していません。世界の舞台で戦うトップアスリートとして、病気を言い訳にしたくないという強いプライドがあるのかもしれません。
2026年現在は実業家や指導者として多方面で活躍しながら、独自に考案した「4v4サッカー」の全国大会を運営するなど新たな挑戦を続けています。40歳を迎えてなお現役引退を宣言していない点にも、本田さんらしい強い意志が感じられますね。
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