2020年10月、メジャーデビュー曲『うっせぇわ』で世間に衝撃を与えた歌手のAdoさん。
この曲は人気とともに「教育によくない」などと批判の声もあがるほどの社会現象となりました。
元々Adoさんはニコニコ動画などに「歌ってみた」動画を投稿する”歌い手”として注目されていたそうなのですが、私はそちらの世界には疎いため、うっせぇわで初めてAdoさんを知りました(笑)
この曲を聴いた時、迫力のあるがなり声や澄んだ高音など、コロコロと声色が変わるので「Ado」という2人組なのかと思ったのですが、1人の声だと知って驚きましたΣ(゚Д゚)
そして、社会人が心に持つ不満をストレートにぶつけるこの楽曲を歌っているAdoさんが、当時女子高生だったと聞いてさらにびっくり!
そんなAdoさんは顔出しをせずに活動しているので、どんな素顔なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
歌声、そしてTwitterアイコンやミュージックビデオなどから、長い黒髪で大人っぽい女性を勝手に想像していましたが、実際は性格を含め10代らしい、とても可愛い女の子であることがわかりましたよ!
いじめ?Adoの過去のカレンドールに対するアンチ活動とその後…
Adoさん自信も、過去に嫌いな歌い手に対しアンチ行為をしていたとの噂が流れています。
その内容は、Adoさんが13歳頃に、カレンドールさんという歌い手をしていた女性に対しアンチ活動をしていたとのことで、カレンドールさんは当時誹謗中傷に悩み、自殺未遂をするほどだったと告白しています。
もちろん、Adoさんのアンチ活動でカレンドールさんが自殺未遂に追い込まれたという訳ではありませんが、カレンドールさんにとって嫌な事をしてしまった可能性は高いようです。
Adoさんの歌声に惹かれたカレンドールさんが、AdoさんのTwitterをフォローしようとしたところブロックされていたことがわかり、何の接点もないのになぜ?と不思議に思っていたところ、AdoさんからDMで謝罪の言葉が送られてきたことで、Adoさんがカレンドールさんにアンチ活動をしていたことを知ったのだとか…
そのようなことをしたAdoさんがメジャーデビューしたことを許せなかったカレンドールさんの友人が、「ネット界の文春砲」と呼ばれるYouTuberのコレコレさんに告発し、生配信でAdoさんの謝罪DMが晒されてしまいました。
とても反省している様子のAdoさんですが、今でも歌い手さんに対しネットで悪口を書き込んでいるという噂もあります。
多忙であろうAdoさんが本当に今も書き込みをしている可能性はほぼないでしょうが、色々とストレスを抱え込んでしまいそうな性格のようなので、自分が叩かれる側になってしまった鬱憤を同じようにネットで晴らしたくなってしまう気持ちはあっても不思議ではないです(人間だもの…)
ちなみに、現在のカレンドールさんは会社を経営しているらしく、「セレブ美女社長」として話題になったそうですよ!
このアンチ活動が事実だったとしても、Adoさんは大いに反省していますし、今は多くのファンに勇気を与える存在になっています。
過去を変えることは出来ませんが、しっかりと反省している事が謝罪の文章からも明らかになっていますし、また頑張って欲しいです!(^^)!
Adoの性格はネガティブで陰キャ!病み垢のSNSや不登校の過去
Adoさんは自身の性格をネガティブ、面倒くさいと話しています。
ねちっこい部分だったり、すぐ落ち込んだりだとか、高低差が激しくて。
でも次の日はケロッとしておちゃらけてたりもしてるんで、面倒くさい、どこを掴んだらいいかわかんない、みたいな(笑)
引用元:SCHOOL OF LOCK!
小・中学生の頃は教室の端にいつもいるような目立たない存在で、内気で根暗だったため友人も少なかったそうです。
AdoさんのTwitterの中には「陰キャ」というワードが頻繁に出てきます(笑)
やっぱり高校の合宿も楽しくなかったんですねw
生配信でも理想の青春を送ることができなかったことを嘆いていました。
公衆の面前で獅子舞に噛まれたことが相当トラウマになっているようですw
目立つことが苦手だったAdoさんには辛い出来事だったのでしょうね(´・ω・`)
本当は皆でワイワイ過ごしたいけどうまくいかない、といった学生時代だったようです。
傷つきやすく、落ち込んだり悲しいことがあるとSNSに吐き出すことが多いようです。
余計なお世話ですが、こんな繊細な子が芸能界に入って大丈夫だったのかしら…と心配になってしまいます…(;´・ω・)
急に日本中に名前が知れ渡って色々な意見が目に入るようになり、気持ちが追いついていかないのも当然だと思います。
中学3年生の頃には給食の時間だけ学校に行っていたとも明かしています。
『日曜日の初耳学』で林修さんと対談した際に、中学の先生から「コミュニケーション能力がない」と言われ、「そんなにダメな人間なのかな」と思い、悔しかったと話していました。
そこで、もっとすごい人間になって見返してやる!と思ったそうです。
Adoの素顔はイメージとは違いショートヘアの可愛い女の子!
さっそくですがこちらがAdoさんの素顔です!
どこからあんな力強い声が出ているんだろうと思うほど、とても可愛らしい女の子ですよね(*´ω`*)
私にはない涙袋ときれいな鼻筋が羨ましい…(笑)
この画像が『雑談たぬき』というネット上の掲示板に貼られたことがきっかけでAdoさんの顔が知られました。
ただ、当時はこの画像に対しAdoさんの素顔を知っていると思われる人から、「髪は長くてもっと太っている」といった、Adoさんではないという書き込みもありました。
AdoさんはTwitter上で、2017年はロングヘアだったこと、2019年にはショートヘアになったことを明かしているので、昔のAdoさんを知っている人はロングヘアのイメージなんでしょうね。
その後も様々な画像や情報が出回り、この女性がAdoさんであることがほぼ確定的となります。
3人組ユニット『あまる』で活動!本名が「るり」であることも判明
Adoさんは以前、『あまる』という3人組のユニットを組んでいたことがわかっています。
このユニット名は「あい」さん、「まりん」さん、「るり」さんというメンバー3人の名前の頭文字からつけたようです。
ファンがメンバー3人のTwitterに送ったメッセージが残っています。
アカウントをそれぞれ見ると、「@aibon_8282」はあいさん。
「@_ilkj8」はまりんさんです。
となると、残った「@ado1024imokenp」はるりさんですね。
これはAdoさんが現在も使用しているアカウントなので、「Adoさん=るりさん」ということになります。
Adoさんはユニットを組む前から既に「Ado」として歌い手の活動をしており、”Adoさんが所属しているあまるのライブを観に行く”というファンのツイートもありました。
「ショートヘアが嫌すぎる」とツイートしていましたが、とても似合っていると思います!
あまるは高校在学中に活動していたようで、Adoさんが通っていた高校も特定されています。
渡辺高等学院を卒業
Adoさんは最初は普通の高校に通っていたそうですが、途中で都内の定時制高校へ転校、その後通信制サポート校の『渡辺高等学院』へ入学したと言われています。
渡辺高等学院は、『ワタナベエンターテインメント』が運営する、芸能界で活躍するための教育が受けられる高校です。
通信制高校の『第一学院高等学校』と提携しているので、高校の授業とレッスンを両立することができ、高校卒業資格も取得できます。
高校時代のAdoさんのアカウントだと言われているインスタグラムにも顔がわかる写真がありました。
椎名林檎さんの歌い方や表現力をリスペクトしているそうですが、雰囲気も若干似ている気がします!
渡辺高等学院の公式インスタグラムには、Adoさんが2年生の頃の夏合宿の写真が投稿されていました。
あ、あれ…あんまり楽しくなさそう…?(笑)
さらに、愛好こばとさんという女性とAdoさんのTwitterでのやり取りで、2人が同じ学校に通っていたことがわかります。
愛好こばとさんは渡辺高等学院の制服を着た姿をSNSに投稿しているので、Adoさんも同じ高校ということになります。
高校1年の時に結成したあまるは、学校などでライブも行いその様子をメンバーだったあいさんのお母さんもTwitterに投稿していました。
芸能界デビューを目指している人にとっては、在学中にこういった経験もさせてもらえてとても良い学校ですね!
そして、あまるの3人は2021年3月に無事卒業しました。
卒業後はあまるとしての活動をしていないようなので、在学中限定のユニットだったのかもしれません。
ユニットを組んでライブもやって、充分高校生活を満喫していたように思いますが、Adoさん的には満足ではなかったようですね…(笑)
動くAdoが見られる唯一の動画
2020年12月に公開された動画『うっせぇわ Piano Ver.』では、かなりぼんやりとではありますがAdoさんが歌っている姿を確認できます。
髪型はボブで色白の女性がうっすらと見えますね。
この動画からも、やはりるりさんとAdoさんが同一人物である可能性が高いとされています。
可愛らしい雰囲気があるので、歌声とのギャップが凄い…!
Adoが顔出しをしない理由と今後の顔出しの可能性は?
Adoさんが顔出しをしない理由の一つは”高校生だったから”です。
しかし、高校を卒業しても顔出しを解禁する可能性は低いのではないかと個人的には思います。
そもそも私は勉強も運動も苦手で、自分自身に何の取り柄もないと思っているところがあって。
何に対しても自信がないし、クラスの中で特別人気者でもおもしろい人でもなかったから、それが積み重なることでけっこう大きなコンプレックスになっていたんです。本当に陰の陰の陰の人間というか(笑)。
だから顔出しをして活動をするのは絶対ムリだなと最初から思っていたんですよ。でも、歌い手の人たちは顔も本名も明かさないし、どこに住んで何をしているかもわからないけど、ネット上ではしっかり活動ができていて、たくさんの人に評価されていたりもするわけで。
そのこと自体が私にはキラキラして見えたし、同時にここならば自分にも何かができるかもしれないと思えたんですよね。
引用元:real sound
と話しているように、顔を出さずに活動できることに魅力を感じているAdoさんが、こんなに有名になってから顔を出すというのは相当なプレッシャーになるでしょう。
近年はAdoさんのほかにも、yamaさんやヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに。など顔出しをせずに活動するアーティストもたくさん増えましたし、それもスタイルとしてアリだと思います。
歌手・Adoが誕生するまでの生い立ち!録音場所はクローゼット
2002年10月24日生まれで、2024年現在22歳のAdoさん。
どのように音楽と出会い、高校生でのメジャーデビューに至ったのでしょうか。
小さい頃はプリンセスが好きだった
幼少期はディズニーのCDやDVDが好きで、特にプリンセス作品をよく見ていたというAdoさん。
劇中で歌う姿や、音楽に合わせてキャラクター達が動く姿に魅力を感じていたそうです。
Adoさんが音楽を好きになった原点はディズニー作品だったんですね。
お父さんが音楽好きで、家にあったレコードを聴いていたことも影響しているようです。
『バズリズム02』に出演した時には、Adoさんのお母さんから「自分のことをプリンセスだと思っていて、カチューシャやティアラをつけて鏡を見て微笑みの練習をしていた」とのタレコミがありました。
かわいい~♡「THE女の子」だったんですね♪
小学生で歌い手にハマる
漫画家かイラストレーターになることが夢だったAdoさんですが、ニコニコ動画を見るようになって歌い手の世界に魅了されていきます。
小学校に入った頃に父親のパソコンで聴き始めたんですが、最初は特定のボカロPというよりも、初音ミク、鏡音リン、鏡音レンなどのボーカロイドそのものに興味があって。歌い手さんの存在を知ったのは、小学校高学年ですね。
そらるさん、まふまふさん、りぶさんをはじめ、たくさんの歌い手さんたちが私の憧れの存在でした。
引用元:ORICON MUSIC
Adoさんは自分のすべてがコンプレックスだったそうですが、歌うことが好きになり“もしかしたらこれなら私にもできるかも”と自信を持てたことで、歌い手になることを目指します。
14歳で動画を初投稿!クローゼットで録音するようになる
2017年1月10日、14歳の時に初めてニコニコ動画に『君の体温』という曲の「歌ってみた」動画を投稿し、歌い手としての活動を開始しました。
14歳とは思えない歌唱力です…!
初投稿からちょうど4年後の2021年1月10日には、YouTubeに同じ曲を改めて歌った動画をアップしました。
元々とても上手でしたが、声の透明感が増した中にAdoさんらしい力強さも加わっていて、さらに言葉を丁寧に歌っているので、より歌詞が伝わってきます。
ニコニコ動画の投稿者コメントに「嫌いなものはパセリです…」とありますが、YouTubeの概要欄では「今はセロリの方が嫌いです」と、時を経て味覚の変化も報告してくれています(笑)
最初は自分の部屋で録音していたAdoさんですが、なんと自宅のクローゼットに機材や環境を揃えてマイスタジオを完成させました!
たしか中学3年生か高校1年生にかけての間にクローゼット録音に切り替えた記憶があります。
なんででしょうね、全く覚えてないんですけど、自分の部屋で録音した時に部屋の反響音が気になったのかな。昔みていた、歌ってみたの本、という雑誌で、歌い手さんのどなたかが言っていた『クローゼットで録っています』という記事を思い出して、『あ、私もクローゼットで録ってみよう、防音にもいいかもしれない』という理由でクローゼット録音に切り替えたんだと思います。
最初は、服に囲まれながら歌っていたんですが、高校3年生の春くらいに防音材を買って、それをクローゼットにペタペタ貼って、それで服はそのまま大量にかけておいて録音していました。
これが自宅のクローゼットです!
本格的ですし、狭さを感じないオシャレな空間になっています(゚∀゚)
現在はオリジナルの楽曲はスタジオで録っているそうですが、スタッフさん達には部屋から出てもらい、クローゼットの中と同じようにAdoさん1人だけの状態で録音しているそうですよ。
Adoの歌声を確立する転機となった曲
再生回数が伸びず、歌い手としての方向性も定まらず悩んでいた頃にAdoさんは「キライ・キライ・ジガヒダイ!」という曲の歌ってみた動画を投稿しました。
するとその動画が、Twitter上で初めて「いいね」の数が100ついたのだそうです。
「キライ・キライ・ジガヒダイ!」はボーカロイドの音街ウナちゃんが歌っているかわいい曲なので、他の方の“歌ってみた”動画もみんなそっちに寄せていることが多かったんです。
ただ、かわいい曲ではあるけど、歌詞はけっこう尖った内容だと感じたので、私はちょっとがなりの要素を多くした歌い方にしてみたんですよね。
その結果、いつもよりも多くの反応をいただけることになったので、そういう歌い方が自分には合ってるのかもしれないなって思うようになったんです。
引用元:real sound
Adoさんは歌詞に合わせて声や歌い方を自在に使い分けています。
その多彩な表現力は動画を投稿していく中で身についたものだったんですね。
レコード会社からDMで連絡がありデビュー
音楽イベント『ニコニコ超パーティー』の会場だったさいたまスーパーアリーナに立てるような、有名な歌い手になるという夢を抱いたAdoさん。
みんなが笑顔になれる曲、支えになる曲を歌いたいという思いを持っていましたが、歌い手として活動していく中でネガティブな感情が芽生えていったそうです。
歌い手になってから数か月後、Adoはネット上で知り合った同じように活動する歌い手のライブを観に行く機会があったという。
内心どんな歌を歌うのかとわくわくしていた矢先、眼前に現れたのは、プロ意識が足りていないともいえる理想とはかけ離れた歌い手の姿だった。
「そんなにみんな本気じゃなかったというか。ちょっと違うなって思うことが結構あって。それからは、正直者が馬鹿を見るじゃないですけど、馬鹿に真面目に頑張っている自分が馬鹿なのかなって思い始めるようになった。
それがずっと悔しくて悲しくて……私って本当は正しくなかったのかな、自分の思い描いていた歌い手の世界って嘘だったのかなって、やたらと執着していましたね」
苦しみが消えない今でも歌い手として歌の投稿を続けている理由を尋ねるとこう応える。
「苦しみが消えないというよりかはその苦しみを生かしているというか。私は間違ってないって思いたくて。だからずっと諦めずに歌を投稿しています」
葛藤しながらも自分の気持ちを信じて活動を続けていたところに、レコード会社からAdoさんのtwitterにDMで連絡がありメジャーデビューへと繋がりました。
初めは詐欺だと思ったらしいですよ(笑)
Adoの由来は狂言での脇役の呼び方
Adoという名前は、狂言における「シテ(主役)」と「アド(脇役)」が由来なのだそうです。
小学校の国語の授業で聞いたアドという言葉の響きを気に入ってこの名前をつけましたが、後になって脇役という意味だと知ったそうです。
今は私の曲を聴いてくださる方々の代わりに戦える存在に。
誰かの人生の脇役になれたらと思ってます
偶然にもAdoさんらしい、素敵な名前です!
Adoさんの生い立ちや現在の心境などを、こちらの動画でもたっぷり語ってくれています。
Adoの素顔は可愛い!悩みや弱さをさらけ出す等身大の女の子だった
実際のAdoさんはクールで強気なイメージとは違い、10代特有の危うさや不安を抱えた若者らしい感覚を持つ女性でした。
「全てがコンプレックス」だと言うAdoさんですが、素顔は可愛いですし見た目からは想像もできないほど力強い声と並外れた歌唱力は、本当に素晴らしいです!
デビューしてもなお自信を持てずに葛藤しながら、それでも思い描く理想の自分になろうともがく彼女だからこそ表現できるものがあるのだと感じました。
Adoさんが今でも顔出しを断り続ける理由について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
コメント