吉本興業と言えば、多種多様なお笑い芸人が所属する日本を代表する大手の芸能事務所です。
落語家や漫才師、ピン芸人だけでなく、俳優やアイドルまでが所属する巨大なエンターテインメント企業として知られています。
中でも、舞台の上でドタバタ喜劇を繰り広げる吉本新喜劇は、関西在住や関西出身の人達には非常に馴染み深い存在です。お馴染みのうどん屋や花月旅館のセットを背景に繰り広げられる人情喜劇は、現在では東京など全国各地でも公演が行われています。
1959年に結成され、既に60年以上の長きに渡って多くの人に笑いを届けてきました。
関西では1962年からテレビ放送が開始されており、現在も週末のお昼の定番番組として親しまれています。
そのため、関西出身の多くの人が幼少期から吉本新喜劇を観て育ち、無意識のうちに関西独特のボケやツッコミの間合いを身につけていくと言われています。関西の人が自然に笑いを生み出せる大きな要因の一つとも呼べる文化です。
今回は、そんな笑いの絶えない吉本新喜劇の舞台に華を添えてきた、歴代のマドンナたちについて詳しくご紹介します。
吉本新喜劇の歴代マドンナとは?
- 「マドンナ」は正式な役職ではなく、ヒロイン役を務める女優の通称
- 圧倒的な美貌で80年代を牽引した園みち子さんは、結婚退団し現在は表舞台から引退
- 五十嵐サキさんなど、時代を彩った魅力的な歴代マドンナを詳しく紹介
吉本新喜劇における「マドンナ」という呼称ですが、これはあくまで通称であり、正式な役職や肩書ではありません。
現在、新喜劇の座員で明確な肩書を持っているのは、GM(ゼネラルマネージャー)の間寛平さんや、座長・副座長くらいです。大ベテランの池乃めだかさんや末成映薫(すえなりゆみ)さんであっても、肩書上は一人の座員に過ぎません。
では、吉本新喜劇でのマドンナの役どころは何かと言うと、一言で言えば物語のヒロインを演じる人物です。
新喜劇では主に座長や副座長が主役を務めますが、かつては圧倒的に男性座員が多かったため、主役の相手役としての重要な役割を担っていました。
役柄は物語に合わせて様々に変化します。主役の妻や恋人、婚約者、娘、妹から、密かに思いを寄せる相手、勤務先の令嬢など多岐にわたり、「この役柄を演じたからマドンナ」という明確な定義はありません。その舞台においてヒロイン的な立ち位置にいる座員が、その作品のマドンナとして扱われます。
そのため、ある演目でマドンナ役を演じた座員が、別の作品ではマドンナとは全く無関係のコミカルな役で出演することも珍しくありません。
現在ベテランとして活躍する未知やすえさんや、故人となられた中山美保さん、キレ芸で一世を風靡した山田スミ子さんらも、過去にはマドンナ役を担当した経験があります。一方で、現役アイドルとしても活動し抜群のルックスを誇る小寺真理さんのように、ルックスが良くても新喜劇内ではマドンナ役をほとんど担当しないケースもあります。
単発でマドンナ役を演じた人まで含めると、ほとんどの女性座員が該当してしまうため、今回は特にマドンナ役を演じることが多かった代表的な座員の方々をご紹介します。
園みち子
| 名前 | 園みち子 |
|---|---|
| 生年月日 | 不明 |
| 入社年 | 1978年1月 |
| 現在の状況 | 1990年12月に結婚を機に退団 |
1980年代前半にマドンナ役として絶大な人気を誇っていたのが園みち子さんです。生年月日は公表されていませんが、1978年に新喜劇に入団しました。
80年代を代表するマドンナであり、清楚で華やかなオーラを放つその姿は、当時の新喜劇で一番の美形と称賛されるほどでした。ブラウン管越しにも伝わる気品ある美しさは、多くの観客を魅了しました。
しかし、1990年代の吉本新喜劇の再編(いわゆる「新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」)に伴う世代交代のタイミングで、結婚を機に引退されています。
既に退団から30年以上が経過しており、表舞台から完全に姿を消しているため、現在の詳しい状況は不明となっています。
五十嵐サキ
| 名前 | 五十嵐サキ |
|---|---|
| 生年月日 | 1973年12月1日 |
| 入社年 | 1997年 |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員として活躍中 |
現在は少しぽっちゃりとした体型にピチピチのベージュのワンピースがトレードマークとなり、劇中でも「ゾウアザラシ」とイジられるのが定番となっている五十嵐サキさん。
現在のコミカルな姿からは想像がつかないかもしれませんが、彼女もまた新喜劇を代表するマドンナを数多く演じた座員の一人です。
幼い頃から吉本新喜劇への入団を熱望していましたが、ご両親から猛反対を受け、短大卒業後は一度関西国際空港の免税店を運営する会社に就職したという異色の経歴を持ちます。
若い頃の五十嵐さんは、透き通るような白い肌とスレンダーなスタイルを持つ正統派の美人で、1994年・1995年にはゆかた美人コンテストでの入賞経験もあるほどの美貌の持ち主でした。
夢を諦めきれず1997年に新喜劇へ入団すると、2003年頃から未知やすえさんや中西喜美恵さんの後を継ぐ形で、本格的にマドンナ役を務めるようになります。時系列としては、高橋靖子さんの前の世代のマドンナにあたります。当時の清楚で可憐な姿を見れば、彼女が不動のマドンナとして舞台に立っていたことにも深く納得できるはずです。
そんな五十嵐サキさんですが、現在まで結婚はされておらず独身です。
親の反対を押し切ってようやく掴んだ新喜劇の舞台でしたが、若手時代にお兄様が病に倒れ、闘病生活を献身的にサポートしながら舞台に立ち続けていました。しかし、その願いも虚しくお兄様は他界されてしまいます。当時は座員を引退しようと思い詰めるほどの深い悲しみを経験し、この若い頃の辛い出来事が彼女の結婚観に大きな影響を与えたと言われています。
さらに、かつて新喜劇入りを反対していたご両親も、お父様が2021年に新型コロナウイルスの重篤化により逝去され、お母様も翌2022年に亡くなられています。お母様は多発性筋炎という国の指定難病を患っており、お父様が倒れた際にも既に発症し、五十嵐さんが在宅介護を担っていたそうです。
舞台の上で明るく人々を笑わせるお仕事の裏で、五十嵐サキさんはご家族の介護や早すぎる別れという、あまりにも壮絶な人生を歩まれてきました。その計り知れない苦労を乗り越えて舞台に立ち続ける彼女の姿には、一人の人間としての力強さを感じずにはいられません。
高橋靖子
| 名前 | 高橋靖子 |
|---|---|
| 生年月日 | 1967年5月26日 |
| 入社年 | 1999年 |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員として活躍中 |
『永遠のマドンナ』と呼ばれるほど、長きに渡ってマドンナ役を演じ続けてきたのが高橋靖子さんです。
元々は「武田京子」という芸名で、東映京都専属の女優として芸能界入りし、時代劇を中心に数多くの作品に出演されていました。
30歳の節目で一度俳優業を引退しましたが、その後1999年10月に吉本新喜劇に入団し、現在に至ります。
高橋靖子さんの大きな特徴は、アラカン(還暦前後)世代には到底見えないほどの愛らしい童顔です。長年にわたり数え切れないほどの作品でマドンナ役を務め上げ、近年は年齢的なこともありマドンナの母親役などを演じる機会も増えてきました。
吉本新喜劇の中でも屈指の美人座員であることは間違いありませんが、そこはお笑いの舞台。少し大きめの鼻をイジられたり、スレンダーな体型ゆえに控えめなバストをイジられたりするのが定番のギャグになっています。
長年マドンナや妻の役を担当されてきたため、既婚者のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、現在も独身を貫かれています。私生活では大の猫好きとして知られ、SNS等で愛らしい飼い猫たちとの穏やかな日常を発信されています。
秋田久美子
| 名前 | 秋田久美子 |
|---|---|
| 生年月日 | 1975年7月31日 |
| 入社年 | 1997年(吉本新喜劇オーディション) |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員として活躍中 |
秋田久美子さんは、吉本新喜劇の座員募集オーディションに合格して入団しました。
マドンナ役を演じるようになったのは2006年頃からで、本拠地であるなんばグランド花月(NGK)での本公演よりも、地方公演でマドンナ役を担当することが多かったようです。これは、同期にマドンナ役を多く務めていた五十嵐サキさんがいたため、座員数が限られる地方公演で重宝されたからだと思われます。
秋田久美子さんの舞台での強烈な持ち味は、「キュートな笑顔で、舞台上の共演者や客席が引くほど恐ろしいことを言い放つ」という毒舌キャラです。そのレパートリーは豊富で、爽やかに去り際に強烈な毒舌を吐くのが定番の笑いとなっています。
私生活では、2010年1月に同じく吉本新喜劇の座員である中條健一さんと結婚されました。中條健一さんといえば、全身鮮やかな緑色のスーツに、ワックスでツンツンに立たせた髪型がトレードマークで、今や「アスパラガス」という愛称が彼自身の代名詞になっています。
2012年3月には待望の男の子が誕生しており、SNSではご家族の微笑ましい様子も垣間見えます。
現在はアラフィフ世代を迎え、マドンナ役を演じることはほぼなくなりました。しかし、舞台用のメイクを施した彼女はとても実年齢には見えないほど若々しく、華やかなオーラを放ち続けている人物です。
前田真希
| 名前 | 前田真希 |
|---|---|
| 生年月日 | 1979年7月28日 |
| 入社年 | 2005年(第1個目金の卵オーディション) |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員として活躍中 |
前田真希さんは、かつて漫才コンビ「コメディNo.1」として活躍した前田五郎さんの娘さんです。坂田利夫さんの相方といえば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。
元々は歌手を目指しており、一時期は上京して活動していた時期もあったそうです。最終的に歌手の夢は諦め俳優を志しますが、紆余曲折を経て2005年のオーディションに見事合格し、吉本新喜劇の座員となりました。
入団翌年の2006年頃からマドンナ役を任されるようになります。また、妹の前田まみさんも同じく2006年に新喜劇に入団し、姉妹座員として話題になりました。
容姿端麗な前田真希さんは、主人公の恋人役などでの登場が多かったのですが、決まったセリフのギャグがない代わりに、突如として奇妙な腰振りダンスを披露したり、控えめなバストを容赦なくイジられたりする展開が定番でした。
私生活では、同じく吉本新喜劇の座員であり、現在は座長を務める吉田裕さんと2018年1月に結婚されています。吉田裕さんといえば、すっちー(すち子)さんから上半身裸で『乳首ドリル』をされている人と言えば、全国的にもお馴染みです。
2021年9月には第一子となる男の子を出産し、一時期は産休・育休に入られていました。しかし、2025年2月には座員夫婦が出演する「新喜劇キャッスル」などの特別公演で無事に舞台復帰を果たしており、現在もママさん座員として活躍の場を広げています。
宇都宮まき
| 名前 | 宇都宮まき |
|---|---|
| 生年月日 | 1981年12月26日 |
| 入社年 | 2000年 |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員・タレントとして活躍中 |
歴代マドンナの中でも、全国的な知名度が最も高いと言えるのが宇都宮まきさんです。高校時代には選抜高校野球のセブンティーンリポーターを務めた経験もあります。
吉本新喜劇には2000年に入団していますが、そのきっかけは漫才コンビWヤングの平川幸男さんに内弟子として入門したことでした。新喜劇の舞台では、五十嵐サキさんに続く次世代のマドンナ役として存在感を発揮しました。
自身を代表するような強烈なギャグや決めゼリフは持っていなかったものの、持ち前の明るさとルックスを活かし、2006年頃からタレントとしての活動が急増します。スレンダーな体型からは想像できないほどの大食いタレントとしての顔や、グラビアタレントとしての活動でブレイクし、東京でのテレビ出演も増えていきました。
20代半ばから30代にかけてはタレント活動が非常に活発だったため、新喜劇の座員としてよりも「タレントの宇都宮まき」として認識している人も多いはずです。関西圏では冠番組を持ち、音楽番組のMCなどを務めるほどの人気を誇りました。
私生活では、2021年7月にお笑いコンビ・アキナの山名文和さんとの結婚を発表し大きな話題となりました。アキナは賞レースの常連で、関西では絶大な人気を誇る実力派コンビです。
その後、2022年4月と2023年6月にそれぞれ男の子を出産。SNSではお子さんたち(顔出しはしていますが名前は非公表)との幸せそうな日常が公開されています。
長らく産休・育休期間に入っていましたが、2024年に『よしもと新喜劇NEXT』などで番組復帰を果たし、現在は二児の母として、タレント・新喜劇座員としての活動を本格的に再開しています。
井上安世
| 名前 | 井上安世(いのうえ やすよ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1986年8月28日 |
| 入社年 | 2006年(第2個目金の卵オーディション) |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員として活躍中 |
主人公の娘役など、気が強い役回りのマドンナを担当することが多かったのが、井上安世さんです。
ヒロイン役として舞台に華を添える一方で、悪役の取り巻きやヤンキー役など、ドスを効かせた演技で出演することも多い実力派の座員さんです。
2006年に新喜劇に入団していますが、初舞台は1年後でした。最初の1年間はオーディションに合格した同期たちと共に、発声や芝居の基礎を学ぶ練習生のような生活を送っていたそうです。その後、着実に実力をつけ、主要なマドンナ役を任されるまでに成長しました。
私生活では、2019年1月に双子のお笑いコンビ・吉田たちのゆうへいさんと結婚されています。
2021年12月には第一子となる長男が誕生しました。しばらくは産休・育休を取られていましたが、現在は新喜劇の舞台に復帰し、元気に活動を再開されています。
すっかり母親となり年齢もアラフォー世代を迎えていますが、舞台上で見せる姿は一見しただけではとても年齢を感じさせない若々しさを保っています。
鮫島幸恵
| 名前 | 鮫島幸恵(さめじま ゆきえ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1989年12月2日 |
| 入社年 | 2012年(第6個目金の卵オーディション) |
| 現在の状況 | 現在も吉本新喜劇座員として活躍中 |
鮫島幸恵さんも新喜劇を代表するマドンナ経験者の一人です。彼女の場合は、少しずつ役を重ねてマドンナに抜擢されたわけではなく、2014年の特番内で行われた「生新喜劇マドンナ選挙」で堂々の2位に選ばれたことをきっかけに、本格的にマドンナ役を担当するようになったという経歴を持っています。
特に辻本茂雄さんが座長を務める公演での起用が多く、人気キャラクターである「茂造」の娘役として出演し、劇中を大いに盛り上げました。また、清楚なルックスに反して、舞台上で島田珠代さんとキレキレの激しいダンス対決を繰り広げるギャップも、彼女の大きな魅力の一つです。
現在も第一線で活躍するマドンナ役の1人ですが、2024年4月に同じく新喜劇座員の千葉公平さんとの結婚(14歳の年の差婚)を発表し、ファンを驚かせました。
その後、産休に入り第一子を無事に出産。2025年2月には、座員夫婦が共演する特別公演「新喜劇キャッスル」にて夫婦揃って見事な舞台復帰を果たしています。ママになっても変わらない愛らしさで、これからも新喜劇の舞台を華やかに彩ってくれることでしょう。
松浦景子
| 名前 | 松浦景子(まつうら けいこ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1994年4月20日 |
| 入社年 | 2015年(第8個目金の卵オーディション) |
| 現在の状況 | 新喜劇座員・ピン芸人・バレリーナとして活躍中 |
ピンクのチュチュ(バレエ衣装)姿でお馴染みの松浦景子さんは、他の座員とは全く異なる異色の経歴の持ち主です。3歳の頃からクラシックバレエの英才教育を受け、小学校から大学まですべてクラシックバレエを最優先とした学校生活を送ってきました。
はっきり言ってお笑いとは無縁の超エリート街道を歩んでいた彼女が新喜劇に入るきっかけとなったのは、お笑いが大好きだったお父様の存在でした。
長らく闘病生活を送っていたお父様が、吉本新喜劇を見て心から笑っている姿に感動した松浦さん。その後、お父様が亡くなられたわずか1週間後に新喜劇のオーディションが開催されることを知り、そこに強い運命を感じて挑戦したそうです。
2015年に新喜劇に入団した同年、なんと座間全国舞踊コンクールのクラシックバレエ部門にも挑戦し、見事に優勝して全国1位のバレリーナという輝かしい称号を手に入れています。
この圧倒的な特技を活かし、バラエティ番組『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』などで「バレリーナ芸人」として大ブレイク。全国的な知名度を獲得しました。
新喜劇でも、そのルックスと表現力を買われ、舞台デビューからわずか4カ月でヒロイン(マドンナ)役に抜擢されています。主に辻本茂雄さんの座長公演でマドンナを務めることが多く、時にはクラシックバレエそのものを題材にした演目が作られたこともありました。
芸人に転身してブレイクしたことをきっかけに、逆にプロのバレエダンサーとしてのオファーも殺到するという奇妙な逆転現象も起きています。
現在は新喜劇座員、ピン芸人、そして現役バレリーナという3つの肩書を完璧に両立させています。なお、現在のところは独身のようですが、ご本人のキャラクター上「仮に結婚していたとしても、表向きは独身だと言い張る」と冗談交じりに語っています。
金原早苗
| 名前 | 金原早苗(きんばら さなえ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1987年3月19日 |
| 入社年 | 2005年(第2個目金の卵オーディション) |
| 現在の状況 | 吉本新喜劇座員として活躍中(シングルマザー) |
マドンナ経験者である井上安世さんと同期入団なのが、金原早苗さんです。
特に2016年頃にマドンナ役を最も多く務めていた座員として知られています。
新喜劇では、座長との相性や配役のバランスによってマドンナ役が固定されやすい傾向があり、金原さんの場合は川畑泰史さんやすっちーさんが座長を務める公演でヒロインに抜擢されることが多かったようです。
また、関西圏にお住まいの方であれば、彼女が地元企業のテレビCMに数年前から出演している姿をよく見かけるはずです。「名前は知らなくても、顔には見覚えがある」という人も多いのではないでしょうか。
金原さん個人の持ちネタとして有名なのが、ご両親が元自衛隊員であったという生い立ちを活かした、キレのある見事な匍匐(ほふく)前進や完璧な角度の敬礼を披露するギャグです。
さらに、2019年の『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』では見事に準優勝を飾っています。斜め45度の角度で作る滝川クリステルさんのモノマネでお馴染みの芸人、と言えばピンとくる方も多いはずです。
同じく新喜劇座員の信濃岳夫さん(小泉進次郎さんのモノマネを担当)とは『小泉夫婦』というモノマネユニットを結成しており、大人気漫画『キングダム』のキャラクターなど、夫婦の枠を超えた多彩なモノマネを披露して爆笑をさらっています。
お笑いだけでなく、本格的なボディビル大会に出場して入賞するほど肉体を鍛え上げるなど、ストイックで多方面に活躍する才能の持ち主です。
私生活では、2021年7月に一般男性と結婚し、可愛い女の子を出産されました。
ただ、2023年1月には既に離婚を公表されており、現在はシングルマザーとして、実家のある大阪府八尾市を拠点に子育てと仕事を両立されています。SNSには娘さんとの愛情あふれる微笑ましい日常がたくさん綴られています。
ちなみに、モノマネの相方である信濃岳夫さんとは非常に仲が良く、SNSでもツーショット写真が頻繁に投稿されるため、「実は付き合っているのでは?」と勘繰るファンも少なくありません。しかし、信濃岳夫さんは2020年に別の一般女性とご結婚されているため、お二人はあくまで最高の仕事のパートナーという関係です。
吉本新喜劇の歴史を彩り、惜しまれつつ亡くなった偉大な座員の方々について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。



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