突然ですが、みなさんは「竹花貴騎」という人物をご存じでしょうか?
筆者はこの記事を作成する事になって知ったお名前なのですが、検索サイトで彼の事を調べてみると、どうやら若手の実力ある実業家であるようです。
ところがお名前で検索した結果を眺めていると、どうも普通の実業家とは思えない検索結果がそこには並んでいました。
なにやら経歴についていろいろと言われている様です。
今回の記事ではこの「竹花貴騎」さんについての紹介とネットなどで囁かれている噂等について検証して行きます。
竹花貴騎とは何者なのか?公式で公開されている表向きの経歴から紹介
まずは世間一般に出回っている竹花貴騎さんの基本的な情報について紹介していきます。
名前 | 竹花貴騎(たけはなたかき) |
生年月日 | 1992年6月4日(満28歳) |
出身地 | 東京都(東村山市) |
現住所 | 香港・上海・ハワイ・東京都港区 |
学歴 | 幼少期から中国・メキシコに留学 ハワイ州立大学 |
経歴 | 世界一のテクノロジー企業のGoogle Inc,.に入社 ↓ 22歳にして東証一部上場企業の SMSPH Inc,. 副代表取締役に就任 ↓ リクルートHD戦略室 ↓ 起業 |
主な仕事 | Limグループ(現在世界5ヶ国に8社経営) オンラインサロン、社会人のための学校MUPなどの経営 |
会社概要 | ・マーケティング事業 ・ウェブ・システム開発 ・飲食店舗運営事業 ・美容店舗運営事業 ・運送・運搬事業 ・ITコンサルティング事業 ・投資管理事業 |
SNSや動画登録人数 (本人twitter投稿より引用) | 【MUPウサギ】2.6万人 【MUPゾウ】7万人 【YouTube】約40万人 【INSTA】約21万人 【Twitter】約9万人 【TikTock】約4万人※MUPは竹花氏が運営するオンラインビジネススクール |
語学 | スペイン語、日本語、英語の3ヶ国語を操る |
上記がだいたい公開されている竹花貴騎さんの情報であるようです。
ものすごく簡単に言ってしまえば若くして大成功を収めた青年実業家だという事ですね。
そして仕事を行うまでの学歴等も素晴らしいものであり、エリート中のエリートであるとも言えます。
会社を経営しながら自身もインフルエンサーとして様々活動されているまさに若手起業家のスーパーマンの様な存在ですね。
2021年現在でまだ28歳であるという事にも驚きですね。
もちちろん、既婚者で子持ちで有る事は言うまでもありません。
奥様、子供までSNSで顔出しされています。
現在は自身で起業した会社のTOPですが、起業するまでの経歴についても凄いの一言ですよね。
どうやったら20代で有名企業の3社も渡り歩けるのか不思議に感じる程です。
自宅も世界中にあるようで、投稿されている写真からもセレブ生活で有る事が一目瞭然で分かります。
最初に掲載した写真では政治家とのパイプもあるのが判明していますので、それなりに社会的信用も高い人物で有る事も分かります。
過去には『それって!?実際どうなの課』(中京テレビ)などにも出演しており、そこでも華々しい経歴や現在の生活ぶりが紹介された様です。
まさに誰もがうらやむ若手実業家の一人だという事がこれだけの記事でも良く分かるかと思います。
ところが、ここ最近になって竹花貴騎さんについてネット界隈がざわつくことになって行きます。
竹花貴騎の疑惑が噴出する最初のキッカケ
上述で紹介した内容から20代で億万長者となった竹花貴騎さんですが、どうも彼や、彼の事業について怪しいのでは無いかと言う疑惑が2020年になって噴出してきます。
元々の疑惑は彼のある経歴についてだったのですが、それを皮切りに彼に関する疑惑が芋づる式の様に噴出していく事になります。
ここではそのきっかけとなった最初の疑惑について紹介します。
キッカケの疑惑は田端大学塾長である田端信太郎の動画から
最初の疑惑が指摘されたのは現在はビジネス系youtuberでオンラインサロンの「田端大学」を運営されている田端信太郎さんの動画がきっかけになります。
簡単に説明すると田端氏は現在はyoutuberですが、過去には様々な大手企業を渡り歩いてきた人で特にメディア関係についてはプロ中のプロである方と言われています。
田端さんを深掘りするとまた記事が1本出来る分量になるので、ここでは割愛します。
また田端さんは一部では炎上仕掛け人とも言われている様です。
この田端さんが2020年10月20日にyoutube上で公開したある動画がこの後の大炎上のきっかけになります。
現在は騒動を受けて動画のタイトルは変わっていますが、当初は≪【経歴詐称?】怪しい人物の盛り過ぎ!?痛プロフを見抜け!〜情報商材とか詐欺師のセルフ・ブランディングな経歴には注意しましょう。【盛り過ぎ?】≫というタイトルで動画公開されていました。
タイトルからも分かる通り特定の誰かについて指摘するものではありませんでした。
ただし、動画のタグには「竹花貴騎」と暗に動画の内容が竹花さんに関するものだと指摘する内容になっていました。
この動画のコメント欄に竹花貴騎自身が反論的なコメントを残します。
そのコメントに対して、田端さんは【貴殿は「Google出身」なのですか?】を返信します。
これに対して竹花さんの返信内容は以下の内容でした。
【すでにそちらの表現についてはGoogleとは話しも済んでいますが、2013年頃よりGoogleオフィス(六本木ヒルズ)に常勤し業務委託として勤務しておりましたが、「出身」という表現は去年あたり全メディアにて訂正し告知しています。】
つまり正社員では無いという事が発覚します。
上記コメントで有る通り、プロフィールも業務委託にどさくさ紛れで変更したと告白しています。
「経歴詐称」を自白した竹花さんって、もともと、人に向かって「貧乏くさい」とか「老害」とか言っておきながら、少しヤバそうになると「コラボしましょう!」って手の平返しの低姿勢で、擦り寄ってきちゃう小物界の大物!本物の偽物感!が実にたまらない!!。 https://t.co/aduy3LU7HS pic.twitter.com/35mK750PIH
— 田端信太郎@ 「これからのお金の教科書」Amazon1位@「転職読み物」10/22発売! (@tabbata) October 24, 2020
業務委託を説明すると長くなるので割愛しますが、要は他企業の社員がGoogleからプロジェクトのオファーを受けて自社で作業したり、Googleに常駐しながら仕事をしていたと言えば分かりやすいでしょうか。
期間は様々ですが、短くて数カ月もあれば、数年に渡るプロジェクトもあります。
筆者も昔、業務委託で某世界的家電メーカーの工場内のオフィスに数カ月常駐した事がありますが、それと同じです。
筆者の場合だとこの経験から某世界的家電メーカー元社員と偽るようなものです(笑)。
もちろん当時の筆者は自分が所属している別の会社の人間であり、家電メーカーの社員ではありませんでした。
話を竹花貴騎さんの場合にもどしますが、この告白から更なる疑惑が出る事になります。
業務委託ではなくインターンの疑惑も浮上
実際にはGoogle社員では無い事を白状した竹花貴騎さんですが、この業務委託についても疑惑が向けられます。
竹花貴樹さんの経歴では2013年頃にGoogleでの勤務となるようですが、この時の竹花さんの年齢は20~21歳です。
日本の場合、大学卒業から就職した場合は最低でも満23歳が最年少での就業年齢です。
海外で生活していた竹花さんの場合でも飛び級等の例外でなければ、海外であっても大学を卒業して就職するには年齢的に無理があると思われます。
竹花貴騎さんが言っている頃のGoogle日本法人は業務委託自体を出していなかったはずなので、委託で常駐は無いよなあというイメージです。 https://t.co/CisgTcxkHa
— 山本一郎(Ichiro Yamamoto) (@Ichiro_leadoff) October 24, 2020
その為、竹花貴樹さんの場合はインターンシップによるものでは無いかと疑惑が出ています。
というのもインターンの雇用契約が業務委託契約となる場合がある事が根拠であるようです。
さらに山本一郎氏のtwitterでは当時Googleでは業務委託そのものが行われていなかったとも言われている様です。
ただこれに関しては様々な見解もあるようでGoogleが当時業務委託をしていたかについては良く分からない様です。
当然ですが、一つの経歴が偽りだったことが明らかになった事により、他の経歴等にも疑惑の目が向けられるのは当然の流れです。
そしてそれが大量の詐称と言われる事態へと発展していきます。
ひとつのほころびから次々と噴出する批判や詐称疑惑の数々
上述では後に大炎上状態となる竹花貴騎さんの経歴詐称のキッカケとなる疑惑を紹介しました。
このGoogleでの経歴詐称をきっかけに他のインフルエンサーや論客も竹花貴騎さんに関する動画や呟きが投稿され、さらなる疑念や闇が明るみになって行きます。
タケシ弁護士、イケハヤ大学、元青汁王子等が竹花貴樹さんに関する動画をアップして様々な観点で経歴疑惑や彼の展開する事業についての闇を語られています。
そしてこれ以外にもあるtwitterのアカウントで彼の経歴や事業の嘘の数々を暴いているものが現れました。
ここではその暴露アカウントで明らかにされた数々の嘘について紹介してきます。
ただし、現在はこの暴露記事に使われたtwitterアカウントは削除されてしまったので、このツィート内容を引用された記事を引用して紹介させてもらいます。
嘘その1:ハワイ留学なんてしてません
最初に経歴紹介の中でハワイ州立大学を卒業したとの記載がありますが、一部ではハワイ大学に留学との記載も有るようです。
ところが実際には留学すらしていなかった事が判明します。
竹花貴騎のハワイ大学在籍ブランディングは嘘で、ただの入学費17000円のGlobal Villageというオアフ島にある語学学校に在籍していただけという証拠写真。
これはその後も怪しいな。
過去にハワイ大学に在籍していたとされていましたが、実際には入学費17000円のGlobal Villageというオアフ島にある語学学校に在籍していただけという事実が暴かれています。
嘘その2:プライペートジェットは持ってません
竹花貴騎さんはプライベートジェットを所有されているとなっていますが、実際は「AirTaxi」と呼ばれる利用者が運航事業者やパイロットと直接取引し航空機を貸し切るというサービスを利用していただけというものです。
もっと簡単にいえば飛行機のタクシーですね。
まあもう驚かないと思うが竹花はプライベートジェットなんか持っていない。
これはAirTaxiというサービス。
機体番号とフィリピンのレンタル会社のが一致した上にフィリピンの国旗まで書いてあるから間違いない。
リーズナブルに利用出切るからMUP生の皆も使ってみたらいいぜ。
上記は実際の「AirTaxi」のHPに記載されている機体の写真ですが尾翼部分にフィリピンの国旗が描かれています。
またエンジン部分には機体の番号が記載されています。
上記は竹花貴樹さんが過去に投稿した動画内でのプライベートジェットと言われるものですが丸印には先程紹介した「AirTaxi」と同じくフィリピンの国旗と形式番号が見えます。
さらに動画内では機体内部も紹介されており、ここにも決定的な証拠が写っています。
こちらでも丸印で囲まれた座席カバーに「AirTaxi」の文字の一部が見えるのが分かるかと思います。
ちなみに同じ機内の様子が分かる動画がインスタにも投稿されているのですが、そこにもこの座席が写っていますが、なぜかこの部分は真っ黒になっています。
加工でもされたのかも知れませんね。
結論としては自家用ジェットではなく「AirTaxi」の所有するジェット機で有る事が分かります。
嘘その3:インドネシアにある自宅は7万円で借りれるホテル
【ビジネス系ユーチューバーの別荘】
竹花貴騎が自身の別荘として紹介していたバリの物件。
実は7万円で誰でも借りれるただのホテル。#クソ物件オブザイヤー2020 pic.twitter.com/jbtaraXA95— 物上げマシーン (@butuage_machine) November 16, 2020
こちらも竹花貴樹さんが投稿した動画内に登場するインドネシアにある彼の自宅であると言われている物件です。
竹花貴騎がインドネシアに「所有」しているという自宅は普通にホテルだった。
オーナーは全くの別人。MUP生のみんなも7万円で借りられるぜ?
こちらインドネシアのバリ島にある「Spectacular Dream Villa」というホテルで、現在一泊75000円弱で宿泊可能になっています。
サンプル写真とは植え込みや置物に若干の違いはありますが、建物は全く同じで有るので同じ敷地内の建物であると思われます。
嘘その4:東京の自宅タワマンは実は賃貸でした
もう驚かないと思うけどタワマン最上階も普通に賃貸だった。
なあ竹花、お前は社員に嫌われすぎなんだよ。内部リークの嵐だぜ。
YouTubeではパクりもんの言葉で信者を騙せても、身内は騙せないってことだよな。
東京の自宅とされているタワーマンションですが、これも自己物件ではなく賃貸との噂がある様です。
物件名はワールドシティタワーズ 住所:東京都港区港南4丁目6-1となっており、どうやら竹花さんが経営する企業で働いていた元社員からの内部リークの情報と思われます。
この様に元社員と思われる人からのリークで2年契約での賃貸で有る事が明かされています。
嘘その5:財団で建てたフィリピンの学校なんてありません
竹花財団にて運営しているとされるフィリピンにある学校についても実際には存在するものの、竹花財団とは全く別の団体が運営する学校で有る事が判明しています。
こちらも竹花貴騎さんが過去に投稿した動画内で登場するのですが、竹花財団が運営する学校がフィリピンにあるというものです。
絶対に許せないやつ見つけた。
竹花財団で運営してるって言ってるフィリピンの学校、動画でまで写真合成してやがった。
嘘のチャリティーを売名に使いやがって。最低すぎる。
コレジオ・デル・サグラド・コラゾン・デ・ジーザスは普通にカトリック運営でちゃんと会長がいる。
この学校を同じものと思われる画像が以下のものです。
出入口の丸の部分に看板を合成しただけであるのが分かるかと思います。
この学校はフィリピンにあるカトリックの学校であり、運営する人物は竹花さんとは全く無関係の人物であることが確認されています。
竹花貴騎の財団がフィリピンで運営してるとかいう学校の動画だが、生徒のネックストラップに「Coledio Sagrado Corazon de Jesus」って入ってるのが見えるけど、スペインに実在する全然関係ない学校だぞ。
ホント最低野郎だな。https://t.co/QiO0mwLxl9 pic.twitter.com/Th5E4hQIEo— ゆきぴよ🏩匿名2.0 (@yukipyo77) October 27, 2020
これ以外にも活動状況を紹介する画像も実際は海外のボランティア団体の画像を転用したものであることが判明しています。
この件に関しては元青汁王子こと三崎優太さんも激しく批判されています。
経歴詐称の竹花貴騎氏が率いる、財団(自称)の発展途上国ボランティア活動も全部嘘です。
海外のボランティアだんたの拾い画を載せるお粗末な内容、海外拠点の事務所も合成画像
人の善意を利用して金稼ぎ。こんなの経歴詐称の次元じゃない。ここまでくると詐欺の域。
全てが嘘で塗り固められている。 pic.twitter.com/EbbYV1LGr5
— 三崎優太(Yuta Misaki) 元青汁王子 (@misakism13) October 27, 2020
この写真に至っては全く無加工で完全に転載しているだけの画像であることが良く分かるかと思います。
流石にこれはひどいと思わざるを得ませんね・・・・。
嘘その6:世界7か所の海外法人なんて架空の住所で実在なんてしません
竹花貴騎さんは海外7か所に法人を設立しているとなっていますが、これも全てが実在しないと言われています。
というのも記載されていた住所は全て架空のもので実際には存在しない住所であることが判明しています。
さらに海外の事業所紹介の画像も全て合成であることも判明しています。
スタッフ写真はフリー素材からの転用、専属シェフと言われている方々も全て無関係で実際の職場はパリのレストランでそこから無断で使用している事も判明しています。
本社である香港オフィスですら架空の住所だったことが判明しています。
【悲報】LIMの香港オフィス存在しなかった
竹花氏のLIMのHKオフィスの画像調べてみたらニューヨークの専門学校の画像やった
しかも何気にマネキンのところ消してて草しか生えやんまあ会社の本社所在地もレンタルオフィスっていうwhttps://t.co/LyOrqlkZgh pic.twitter.com/kiouqrCc9i
— Junfu (@wangking100) October 26, 2020
この竹花の手口は流行りそうだな。
外国にバーチャル住所たくさん用意して、オフィスは他所の会社の写真をパクってフォトショで合成。
社長のインスタも背景合成。
こうしたブランディングで集客するのはさすがに優良誤認にならないのか?
法律詳しいやつ見解を述べてみてくれよ。
まあここまで来るとある意味よくここまでするなと感心してしまいますね・・・。
暴く側の調査力の高さにもただただ驚くばかりです(苦笑)。
嘘その7:幼少期から海外留学の経験なんて皆無で、ずっと日本育ちでした
経歴詐称で炎上中の竹花貴騎、そもそも中学も高校も普通に日本だしずっと東村山にいたらしいけど何でバレないと思ったんだろうな?
小さい時に一瞬留学したのを500倍くらいに盛った感じなのかな。
幼い頃から中国やメキシコに留学経験があるとされている経歴ですが、これも嘘の様で出身地の東村山でずっと育ったのが正解の様です。
さらに当時は地元ではかなり有名なヤンキーだったらしく、人を集めるカリスマ性については本物でであったようです。
上記画像は竹花貴騎さんが17歳の時に自身が主催した「バラリラ」というヤンキーチームのリーダーとして活動していた時のものです。
写真についてはピンボケでどれが竹花さんかは正直判別付きませんが、プロフィールに名前が記載されているので、竹花貴騎さんの過去にまつわる証拠写真なのは間違い無いようです。
嘘その他:上げるとキリが無いので他にも嘘と言われるものを列挙
竹花貴騎さんの経歴詐称から始まった一連の嘘と言われているもので、大きなものは上記の7個程度だと思われます。
実は細かいものも含めるとまだまだ存在しています。
ここでは他に竹花さんについて嘘だと言われる事象について箇条書きで紹介します。
- 奥さんはGoogle時代の上司では無く、地方のソフトバンクショップで働いていた時の同僚
- SMSでの業務経験も業務委託だった可能性あり
- 海外のカンファレンスで講演している様子も自身のお抱えクリエイターに作らせた合成画像
- フィリピンを代表するプロボクサー、マニー・パッキャオと会ったとしているが、本人ではなくマニー・パクシウというそっくりさん
- 竹花の会社で働いているスタッフの写真がフリー素材(上記twitter画像)
- ファッションブランドのsupremeとYEEZY BOOSTのコラボ商品をプレゼントした動画が掲載されているが、両ブランドでのコラボを行った実績は無い
確認できるレベルではこういったものが挙げられます。
ちなみに出身地である東村山市に寄付した件については紛れもない事実の様ですが、そのお金は詐欺まがいで搾取したお金ではという疑念は当然ですが囁かれている様です。
竹花貴騎にまつわる黒い噂について
ここまでは竹花貴騎さんの経歴に関する内容でしたが、ここからは彼にまつわる噂について紹介します。
どうやら彼が起業した会社の創業メンバーがやばいという噂があるようです。
Lim創業メンバーには有名詐欺師が関与?
竹花貴騎さんを批判するインフルエンサーの一人の元青汁王子こと三崎優太さんが、自身が公開した動画内で語られています。
竹花さんが起業したLimの創業メンバーに「有名な詐欺師」がいると話しています。
これだけでも十分黒いうわさですが、さらに過去に高齢者をターゲットにした投資詐欺をおこなったNPO法人のオフィスとLimが以前入っていたオフィスが同じだと指摘されています。
さらにはこの詐欺師の一人がLimを立ち上げたと発言したツイートも残っていると動画内で話されています。
また前述した竹花貴騎さんの暴露アカウントでも同様のつぶやきがされていました。
竹花貴騎の件。
暇だから八丁堀第2プラレールビル402にLimと一緒に入っていた面々を調査していたが、これはかなりの闇だな。
そもそも創業メンバーが和縁の町田哲隆に牛山直人。
こいつらはSENERにも関わる莫大な被害総額の詐欺師。
アムウェイ世界タイトルの西山啓道までいた。母体は普通に詐欺集団。
これ以外にもこのようなツィートもされています。
俺にとっては竹花ってよりもこの詐欺グループの行方の方が重要なんだ。
町田、小島、牛山、田中、大久保、みんな写っている動画を見つけた。
みんな竹花と一緒にLimを創業したメンバーでプラレールビル402にいた。
上記の画像で三崎氏が指摘している名前の町田、牛山と一致する事が分かるかと思います。
これらの事から起業した会社そのもの(MUP)が詐欺目的で作られた会社では無いかという疑いが出てきます。
企業活動の実績があるのはMUPと言われるオンラインスクールだけと言われており、ここでは経営ノウハウを教えていると言われています。
他の企業は全て架空で存在しない事は前述までの記事で説明した通りです。
このMUPの有料会員が約2万8000人で会費が月額8980円なので、最低でも単純計算で約2億7千万の売り上げがあるとされています。
さらにはライオンコースと呼ばれる個人コンサルコースでは1時間で380万円という超高額の費用が掛かります。
ちなみにこのライオンコース、短い期間に百万単位で料金が上がっている疑いがあります。
上記画像は2020年5月時点での料金体系ですが、ライオンさんクラスの料金は280万円になっています。
ですが現在の公式HPの料金体系を確認するとライオンさんクラスは380万円に半年も立たないうちにぼったくりとも言える値上げをしています。
実体のないノウハウの料金として何故に100万円もいきなり値上げされたのでしょうか。
三崎氏はこのMUPで扱われている教材もほぼすべて盗作とも指摘しています。
つまりこれは形を変えた情報商材の高額販売を行っている疑いがあると言われています。
竹花貴騎が数えきれない嘘を重ねる理由はその背後に…
前述まで竹花貴騎さんにまつわる様々な嘘を暴いてきましたが、ここまで嘘で塗り固められている理由は何なのでしょうか?
筆者なりに今まで記事を書いてきて感じるのは、やはりすべてにおいて信用度をあげる必要がある事だと思います。
もし何の肩書も持たない一人の無職でお金も無い人間がいきなり経営ノウハウを教えますのでお金を払って受けてみませんか?と告知しても誰も耳を貸さないのは当然です。
理由としてはその人自身と発言内容が信用できないからに他なりません。
目に見える商品を売っている場合であれば、売っている人の素性はどうであれ、売られている商品の良し悪しでその場で判断すれば良いだけの話です。
ところが竹花貴樹さんが売っている物は経営ノウハウという目に見えないものです。
先ほども書きましたが形を変えた新手の情報商材の疑いがあるので、信用という後ろ盾が必要になります。
さらに自身の本当の経歴や、会社を設立したメンバーにも黒い噂があってはマイナスになるのでそういった不安要素を消す為にも嘘が必要だった思われます。
竹花貴騎氏ですが、今回の経歴への疑義でMUP生でも「なんか怪しいかも、」と思った人がいるかもしれません。しかしサロンにつぎ込んだお金や時間を考えるときっと疑い続けることはできない。これを経営の世界では「埋没費用(サンクコスト)効果」と言います。
Google出身者より
— 毎日闘うマン(Google出身(office見学)) (@ODaisukiman) October 24, 2020
突然現れた見ず知らずの人間をいきなり信用できる人なんてまず居ません。
手っ取り早く自分は怪しい人ではないアピールとMUPスクールの信用を得るには、有名大学や有名企業の経歴、成功した青年実業家の肩書は必須で、買う側が品定めできない情報商材を売る為には必要不可欠なものだったと思われます。
嘘の壁が鉄壁であるうちは安泰でしたが、たった一つのほころびがダムに空いた穴の様に一気に決壊にまで広がってしまったのが今回の大炎上に繋がったような感じがします。
また竹花貴騎さんはこの騒動について当初「謝罪動画」と思われている動画を公開しました(著者も確認しましたが、謝罪というより起こったことを淡々と述べている動画でした)が、すぐに削除をしています。
ショーンTこと竹花貴騎さんがTwitterでまだ格好つけてるみたい。返金の要請など都合の悪い発言はブロック、リプライは非表示という情報操作。
「背伸びした」とか「表現を誤った」と、嘘を嘘とは認めないスタイル。
まずは、俺はすごい男なんだよ詐欺をして騙した、MUP生にちゃんと謝罪して欲しい。
— 三崎優太(Yuta Misaki) 元青汁王子 (@misakism13) October 31, 2020
正直、すぐに謝罪をすればいいのにその謝罪を取りやめるなんて裏に何かあってその指示で動いているとしか思えません。
普通やらかしたら謝罪をして再出発するはずなのに、それが出来ないなんておかしいです。
そして著者は、竹花貴騎さんは謝罪をできない状況に置かれている、要するに後ろに誰か危ない人がいて子飼いにされているのではないかと予測しています。
竹花貴騎さんと付き合いのある人物は、今までの画像を見て分かる通り一癖も二癖もありそうなやからが沢山います。
これは絶対に何かあると思いますよ…
まとめ:竹花貴騎の経歴詐称の数々はMUPの受講生を一人でも増やす為
世の中には様々な企業経営者が居られます。
もちろん高学歴、高職歴を誇っておられる方もいますが、そんなものに全く無縁でも経営者として立派にやっておられる方は沢山おられます。
学歴や職歴が無くてもそういった方々は、そこに至るまでの本物の知識、経験や実績が有るのでそこに説得力が生まれるのだと思います。
返金を求める竹花貴騎の被害者であるMUPのみんな。安心してくれ、青汁王子こと三崎さんにDMをして本当に力になってくれるか確認したら現在弁護士と協議中であると返信がきた。もし、竹花氏から返金がなければ集団訴訟を起こそう。 pic.twitter.com/ikNPr5PqXb
— かなる@情弱大学生 (@canal123451) October 31, 2020
今回の竹花貴騎の経歴や黒い噂に関するまとめです。
- 竹花貴騎さんが自身の経歴にGoogleの元社員である事が嘘だった事がそもそもの発端
- これ以外の業務経歴、海外住居、東京の自宅、海外支社、財団活動、自家用ジェットなどのセレブ生活や企業活動のほとんどが実体のない嘘で有る事が発覚
- 竹花貴騎さん自身も海外留学の実績は一切なく、ずっと出身地の東村山市で育った
- 高校時代はヤンキグループのリーダーを務めており、カリスマ性だけは持っていた
- 起業した会社の創立メンバーには過去に詐欺事件を起こしたメンバーが関わっており、詐欺目的で起業した疑いがある
- 実際に企業の実態として存在しているのが経営ノウハウを教えるオンラインスクールのみである
- オンラインスクールの内容が形を変えた情報商材の詐欺商法の疑いがる
- MUPスクールが稼ぎの全てと思われその為には一人でも多くの受講生が必要だった
- MUPスクールの信用度を高める後ろ盾が必要な為、自身の学歴、経歴を偽り、成功した実業家としての存在をアピールしたと思われる
この騒動を受けて竹花貴騎さんは自身のyoutubeチャンネルで謝罪動画をあげています。
ですが、騒動の発端となったGoogleの経歴詐称についての弁明のみで他の疑惑については一切触れていないと言われています。
さらには顧問弁護士より意見書を公式HPにて公開しているそうです。
その目的はあまり詐欺だとか過激な内容で自分を批判すると名誉棄損で訴えるよと釘を刺しているのだそうです。
この竹花貴騎さんの件は、「ただの紙」以上に、何の事実も摘示せず、証明になってない意見書出した後で名誉毀損などで裁判になったら、その弁護士が懲戒請求されるレベルでしょ。
何の証拠も提示せずに意見書なんか出して、どうするつもりなんだ。 https://t.co/tDc7UVWyAi
— 山本一郎(Ichiro Yamamoto) (@Ichiro_leadoff) October 26, 2020
筆者には逆に怪しい事を証明している様にも感じます。
詐欺の疑いが高いようですが、竹花貴騎さんの批判を行ったタケシ弁護士さんによると現状の活動だけでは詐欺罪には該当しないそうです。
ただ、彼の嘘で塗り固められた経歴を信じて彼のコンテンツを買う結果になった人達もいるので、ある意味騙されて購入してしまったとも言える状況でもあります。
実際問題として、返金問題が出てくると言われていますが、利用者側が返金請求を起こさない限りは返金される可能性は低いとも言われています。
もう弁護士さんが詐欺って言っちゃってるからね…。
春木開氏・竹花貴騎氏が炎上‼︎ 情報商材詐欺の手口、返金はできる?【弁護士解説】 https://t.co/IzTy2dcBad @YouTube
— ゆら (@TZSYU9uXtjQ9x8F) October 28, 2020
美味しい話には裏があるとはよく聞く話ですが、それを見極める目を利用者側が持つことも重要ですが、誰しもがそういった識別する力があるとも言えないので厳しい問題とも感じさせられました。
もうしばらくは沈静化には時間が掛かると思われますし、事の発端となったインフルエンサーや論客の方達との攻防はしばらく続くと思われますので、これからも動向を注視してきたいと思います。
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