沢尻エリカは父親が6年間失踪し次男が15歳で事故死する悲惨な幼少期!

201911月に逮捕されてから、芸能活動を退いている沢尻エリカさん。

女優として大活躍していた沢尻エリカさんですが、清純なイメージの役も多かったので「別に」発言でイメージが変わったという方も多いのではないでしょうか?

そんな沢尻エリカさんの昔について、話題になっています。

  • 昔の沢尻エリカさんってどんな人なの?
  • 沢尻エリカさんの生い立ちって?

今回は若い頃の経歴やエピソードなど、沢尻エリカさんの昔の姿をまとめていきたいと思います。

  1. 沢尻エリカの壮絶な生い立ち
    1. 裕福な暮らしが一転!父親の澤尻義勝が6年間失踪した幼少期
    2. 父親が亡くなった翌年に次男が交通事故で死亡
    3. 母親を探して歩き回る寂しい幼少時代
  2. おしとやかな見た目とのギャップがあり過ぎるヤンキー伝説
    1. 中学の同級生・福愛美とは火花バチバチの険悪な関係だった
    2. 松田翔太の後ろ盾”松田翔太軍団”で女王様気取り?
    3. 女優業の本格化から高校は中退
  3. 小学6年生で芸能界デビューから「別に」騒動までまとめ
    1. 初めての芸能活動はモデル業でグラビアアイドルとしても活動
    2. 数々のドラマや映画に出演し演技力を高く評価された高校時代
    3. ドラマ『1リットルの涙』でブレイク!後に出演のドラマでは劇中の歌唱力を大きく評価
    4. 主演映画の舞台挨拶「別に」騒動で世間やマスコミからバッシング
    5. 騒動の背景には共演者の竹内結子が関係していた?
    6. 結婚するも翌年には離婚宣言し4年で夫婦生活にピリオドを打つ
  4. 芸能界復帰から薬物を使用して活動休止するまでまとめ
    1. 5年ぶりの主演映画では過激な濡れ場を披露!抜群の演技力を発揮
    2. 深夜ドラマでも高視聴率を叩き出す絶好調ぶり
    3. 復帰後もエリカ様は健在・賞賛浴びた「お前が死ねよ」発言
    4. 麻薬取締法違反の容疑で逮捕され、現在は事実上引退
  5. まとめ

沢尻エリカの壮絶な生い立ち

沢尻エリカさんは2019年11月に『麻薬取締法違反(合成麻薬MDMA所持)』の容疑で逮捕されていますが、ある週刊誌では沢尻エリカさんの幼少期を焦点にした記事が公開されています。

「薬物使用は許されるものではないけれど、沢尻エリカさんの幼少期を知っている人からは同情の声も出ている。」

この内容を見ると、沢尻エリカさんの幼少期が気になりますよね。

  • 父親:日本人。癌で亡くなっている
  • 母親:アルジェリア生まれのフランス人

  • 長男:元俳優で現在は飲食店の店長

  • 次男:交通事故で亡くなっている
  • 長女:沢尻エリカさん

幼少期に父親が失踪したり、高校生の時には兄が交通事故で他界したり・・・。

セレブでゴージャスなイメージのある沢尻エリカさんですが、見た目とは裏腹の壮絶な幼少期を過ごしていたようです。

裕福な暮らしが一転!父親の澤尻義勝が6年間失踪した幼少期

日本人の父とフランス人の母の間に生まれた沢尻エリカさん。

華やかな見た目ですが、日本人とフランス人のハーフなんです。

沢尻エリカさんの父親は16頭もの競争馬を所有する馬主でした。

JRAの馬主ともなると、相当なお金持ちだったと思われます。

沢尻エリカさんの華やかな見た目の通り、セレブな幼少期を過ごし、ダンス・乗馬・ピアノなどの習い事をしていました。

そんな何不自由ない生活が一転、沢尻エリカさんが9歳の時に父親の事業が失敗し、失踪

残された家族は当時住んでいた東京の大きな家を出て、アパートへ移ることになりました。

生活するために住んでいた家や、持っていた宝石を手放したということなので、この時はかなり大変な時期だったことが想像されます。

結局失踪した父親が戻ってきたのは、沢尻エリカさんが15歳の中学3年生の時でした。

ですが、その時にはもう病に犯されていて、戻ったその年に亡くなってしまいました

再会して一ヶ月ほど一緒に過ごす時間はあったようですが、自分の死期を悟って最後に家族に会いにきてくれたのだとしたら、とてもいいお話ですよね。

ただ、9歳から15歳になるまでの6年間のことを考えると、父親が突然いなくなって寂しかったのはもちろん、他にも色々と思うことがあったと思います。

女性の15歳って、もう大人ですからね。

沢尻エリカさんは小学6年生で芸能界デビューしていますし、もしかしたら家庭を支えるために働こうと思ったのかもしれません。

父親が亡くなった翌年に次男が交通事故で死亡

沢尻エリカさんは三人兄弟の末っ子で、兄が二人います。

ですがその二番目のお兄さんは、父親が亡くなった翌年に交通事故で亡くなっているんです。

父親の時には再会して一月ほど一緒に過ごした時間があったそうですが、交通事故となると心の準備もできませんし、9歳から15歳という多感な時期に肉親を二人も亡くしているなんて、壮絶ですよね。

ドラマ『1リットルの涙』での記者会見で「1リットルの涙を流した経験はありますか?」と質問された際には「兄が交通事故で亡くなった時に、こんなに涙が出るんだというくらい泣いた」と語っていました。

それがあっての演技だと思うと、こちらも胸が苦しくなりますよね( ノω-、)

母親を探して歩き回る寂しい幼少時代

父親が失踪してしまった後、母親のリラさんは子供たちを育てるために夜のお店で仕事を始めたようです。

母親は酔うと誰にでも喧嘩を売ってしまうため、近所の人から嫌われていたのですが、それでも当時まだ幼かった沢尻エリカさんは、帰りの遅い母親を探して「ママは?ママは?」と歩き回っていたみたい。

近所の人からは忌み嫌われていても、沢尻エリカさんにとっては大好きな母親だったんでしょう。

小さな女の子がそう言って探し回る姿を想像すると、かなり切なくなりますよね。

父親に続いて兄が亡くなった際には、母親の酒量がさらに増えていったようです。

沢尻エリカさんは小学6年生の時にモデルとして芸能界デビューをしていますが、家庭を支えることの他に、母親からの関心を自分に向けたかったというのも関係しているんじゃないでしょうか。

おしとやかな見た目とのギャップがあり過ぎるヤンキー伝説

男兄弟の中で育った沢尻エリカさん。

幼い頃は乗馬・ダンス・ピアノを習っていたので、おしとやかなのかな?と思いましたが、どうやら兄弟で殴り合いの喧嘩をするくらい男っぽい性格のようで、

  • 短パンにTシャツでマウンテンバイクに乗ったりしてアクティブだった
  • 「女の子なんだから、おしとやかに」と言われるのが嫌だった

と明かしています。

これ、男兄弟がいる方はあるあるなんじゃないでしょうか(笑)

そんな沢尻エリカさん、中学での部活は手芸部です。

これまた男っぽい性格というわりにおしとやかな部活でびっくりですが、やんちゃぶりもしっかり発揮しています。

  • 白の靴下が指定だが、ルーズソックス・紺の靴下を履いて登校
  • スカートは膝上でかなりのミニ丈にしていた
  • 教師に注意されても全く気にしない
  • 後輩の身だしなみには厳しく、呼び出して指導していた
  • 学校内で花火を上げたり、学校の便器を壊す
  • 気に入らない人がいると仲間とバイクで囲む

写真を見た感じからは想像できないくらいのヤンキーっぷりです(笑)

中学の同級生・福愛美とは火花バチバチの険悪な関係だった

小・中の同級生で仲が良かった福愛美さんですが、実は中学1年生の時の二人はすごく険悪だったんです。

学校の廊下ですれ違うものなら「こっち見てんじゃねーよ!」「そっちが見てんだろ!」火花バチバチ状態だったとか。

ところが中学2年でクラスが一緒になると、途端に大の仲良しになったみたいです。

女子ってわからないですよね(笑)

二人で校則違反の格好をしていたところ、先輩たちに目を付けられて30人くらいに囲まれたりもしたのですが、翌日二人は「長いスカートにしてやろうじゃん」と福愛美さんの叔母さんが持っていた、昔のよくある床スレスレの長いスカートを履いて行ったんですって。

それを見た先輩たちは呆れて何も言えなかったようなのですが、30人に囲まれてこれをやる度胸、すごくないですか?

沢尻エリカさんは昔から肝が据わっていたというか、怖いものなしだったんですね。

その後の二人は、沢尻エリカさんがツッコミ担当で、福愛美さんがボケ担当の『アミーゴ』というお笑いコンビを結成しています。

『A-Studio』でネタを披露すると、司会者の笑福亭鶴瓶さんも大絶賛していたので、美人お笑いコンビでブレイクしていた可能性もありますよね。

松田翔太の後ろ盾”松田翔太軍団”で女王様気取り?

先輩は松田翔太さんで、その彼女と言われていたため、当時の沢尻エリカさんともめると”松田翔太軍団”なるものが現れたようです。

その後ろ盾があったからこその態度だったのかもしれません。

中学時代の松田翔太さんは金髪ドレッドヘア・サングラスという、なかなかのザ・不良スタイルで登校していたので、二人一緒だとかなりの迫力になりますよね。

でもどうやら、中学時代は付き合っていなかったみたいです。

2013年11月放送の『A-Studio』でゲスト出演した際に「和田先輩の追っかけをしていて、卒業式の時にボタンをもらった」と語っていることから、当時は付き合っておらずただの友達だったことがわかります。

沢尻エリカさんと松田翔太さんは2016年に熱愛報道がされていますので、この時初めて幼馴染から恋愛に発展したと思われます。

女優業の本格化から高校は中退

沢尻エリカさんは日出女子学園高校を中退しています。

女優の仕事をスタートされたのもこの頃ですので、徐々に高校に行く時間がなくなってしまったためと思われます。

日出女子学園高校には芸能コースがあり、上野樹里さん、香椎由宇さんと同級生でした。

高校時代の沢尻エリカさんは中学時代のようなヤンキーの話は特になく、学校では少し浮いた存在で、一人で過ごすことも多かったようです。

とはいえ暗かったということでもなく、色々なグループの子と満遍なく仲良くしていたみたい。

昔から美人の沢尻エリカさんですので、日替わりで彼氏が学校に迎えにきていたそうです。

日替わり・・・?さすがです(笑)

小学6年生で芸能界デビューから「別に」騒動までまとめ

沢尻エリカさんは1997年にモデルとして芸能界デビューをしました。

モデルからスタートした芸能活動は、グラビアアイドル連続ドラマ出演映画の主演と活動の場を増やし、沢尻エリカさんの演技力の高さに数々の賞も受賞しています。

そんな華々しい経歴を持つ沢尻エリカさんですが、例のあの発言によってマスコミ・世間の人たちからのバッシングで芸能活動を一時期休止することに。

やっぱり当時のこのイメージ、かなり大きいのではないでしょうか。

会見時の格好と相まって、かなりインパクトがありましたよね・・・。

初めての芸能活動はモデル業でグラビアアイドルとしても活動

沢尻エリカさんは小学6年生の頃、少女コミック漫画『りぼん』の懸賞ページのモデルで芸能活動をスタートしました。

履歴書にはプリクラを貼って応募をしたようです。

それでも受かるんですから、それだけ可愛かったということで納得ですよね。

当時は安室奈美恵さんが好きで、芸能界に入れば安室奈美恵さんに会えると思っていたんだとか。

壮絶な幼少期を過ごした沢尻エリカさんですが、子供らしい一面もあったようで安心です。

『りぼん』でモデルとしての才能を開花させた沢尻エリカさんは、中学生時代にファッション誌『ニコラ』でモデルとして活発に活動するようになりました。

『ニコラ』でのモデルとしての人気はほんの一部だったようですが、2002年の高校1年生の時に『フジテレビビジュアルクイーンオブ・ザ・イヤー2002』に選出され、

グラビアアイドルとしても活動しています。

モデル時代の沢尻エリカさんを見るとわかるのですが、

天然パーマなんですね。知らなかったです。

雑誌に掲載されていたプロフィールには「嫌いなところも好きなところも天然パーマなところ」とあります。

このことから、沢尻エリカさんは幼い頃から自分の嫌いな部分も好きになれるくらい、自分に自信を持っている子だったことがわかります。

多感な時期にこの自信を持てる沢尻エリカさん、とてもかっこいいですね。

数々のドラマや映画に出演し演技力を高く評価された高校時代

高校2年生の時、連続ドラマ『ホットマン』の初出演をきっかけに女優業が活発になります。

それと同時に映画『問題のない私たち』で主演デビューを果たし、高校3年生では映画『パッチギ!』でヒロインに大抜擢されました。

この映画でのオーディションで沢尻エリカさんは、井筒和幸監督に微笑みながら「日本の映画はつまらないですよね。日本の映画を変えたい」と言い放ったそうです。

辛口で知られる監督に評価され、沢尻エリカさんは見事オーディションに合格しました。

この作品で沢尻エリカさんの演技力が高く評価され、

  • 日本アカデミー賞新人俳優賞
  • キネマ旬報 新人女優賞
  • 日刊スポーツ映画大賞 新人賞
  • 報知映画賞 最優秀新人賞
  • ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞
  • 東京スポーツ映画大賞 最優秀新人賞
  • エランドール賞 新人賞
  • ゴールデン・アロー賞 新人賞

数多くの新人賞を受賞しました。

自分に自信があるからこその言葉ですよね。18歳ですよ( ̄□ ̄;)

しかもちゃんと結果を残しているのですから、すご過ぎます・・・!

ドラマ『1リットルの涙』でブレイク!後に出演のドラマでは劇中の歌唱力を大きく評価

2005年10月から12月まで放送された『1リットルの涙』では、連続ドラマでの初主演を果たします。

木藤亜也さんの同名ノンフィクションをドラマ化した作品で、沢尻エリカさんは脊髄小脳変性症という難病に冒される難しい役柄を演じ、高い評価を受けました。

翌年2006年7月から9月まで放送されたドラマ『タイヨウのうた』では、難病XP(色素性乾皮症)に罹患しているため夜しか活動できないミュージシャンの少女という、これまた難しい役柄を演じます。

ドラマ自体は大ヒットとされる視聴率を記録するに至らなかったのですが、CD発売前に着うたが50万ダウンロード突破売り上げは1億円超えをし、新人歌手としては史上初の快挙となるほど、沢尻エリカさんの演技力と劇中で見せた歌唱力は世間を驚かせました

発売元のソニー・ミュージック側も、予想を上回るヒットにより出荷が間に合わないほどだったみたいです。

当時のカラオケで女子は大体この歌を歌ってましたし、世代の方なら今でも歌うって方、いるんじゃないでしょうか。

主演映画の舞台挨拶「別に」騒動で世間やマスコミからバッシング

「別に」発言騒動は、2007年9月に主演映画『クローズド・ノート』での初日舞台挨拶で起こりました。

沢尻エリカさんは舞台に登場した時から終始不機嫌な様子で、司会者から印象に残ったシーンを聞かれても「特にないです」と答え、撮影現場にクッキーを届けた時のことについて聞かれても「別に」と答えていました。

この時の態度と「別に」発言は、当時のマスコミや世間の人たちからも激しいバッシングを受け当時の所属事務所から契約解除一時芸能活動を休止するという事態を招くことになりました。

騒動後、キャスターの小林麻央さんと対談した『ZERO』での独占インタビューでは同様の質問にもしっかり答えていることから、既に「別に」発言のことについて反省していることがわかります。

当時の様子については沢尻エリカさん自身も「今振り返るとなんてことを言ってしまったんだと思う」「自分しか見えてなかった」と、とても反省しているようです。

事務所に言われて仕方なく謝罪したという件についても、

  • インタビュー中”別に”事件についての反省や謝罪はしっかりとしていた
  • 謝罪の際に突然泣き出した訳ではなく、質問から4分以上も沈黙があったため、オンエアの都合上、沈黙部分が全てカットされていた

ということなので、印象操作も少しありますよね。

一部では泣いたのも演技とまで言われていたんです。

ですがその時の涙は、沈黙の後にインタビュアーの赤江珠緒さんが掛けた

「(ここまでのインタビューで)反省も女優業に真摯に向かい合っているのも十分に伝わってきたから、これ以上言葉がなくても私はいいと思います」

というフォローの言葉に対して自然と出たものだったそうです。

”別に”発言についても、資料に書いてあるのに関わらず同じ質問してくるマスコミに対し、更に謝罪を求められるのも納得がいかないし、謝罪をするのに抵抗があるのも十分わかります。

既にインタビュー中に謝罪をしているなら、尚更ですよね。

もちろん、楽しみにしていたファンを招いての舞台挨拶である以上、プロとしてしっかり対応ができなかったことは残念ですが、当時のニュースで見た”別に”報道はさすがにしつこかったように感じます。

こうして改めてみると、さすがに少し同情してしまいますよね・・・。

騒動の背景には共演者の竹内結子が関係していた?

”別に”騒動の際、沢尻エリカさんが不機嫌だった理由については、様々な説が唱えられています。

  • 映画公開前の取材件数が160件、テレビ出演もあって多忙だった
  • ERIKA名義で歌手デビューもしたため、精神的・肉体的な疲労がピークに達していた
  • 舞台挨拶の時に着ていた衣装が気に入らなかった

プロならちゃんとやらないと、とも思いますが、その時の舞台挨拶の際にされた質問は既に何十回もされたもので、その質問と回答は報道陣に配られる資料の中に全て書いてあったらしいんですよね。

当時の沢尻エリカさんはかなり多忙だったので、さすがに精神的にも肉体的にも参ってしまったのかと思います。

それに加え、共演者だった竹内結子さんが、沢尻エリカさんの衣装について「はじめ人間ギャートルズみたいで可愛いね」といじったらしいんです。

実はこの言葉が、沢尻エリカさんを不機嫌にさせた一番の理由では?と噂されています。

『はじめ人間ギャートルズ』とは、園山俊二さんの漫画作品で、架空の原始時代に繰り広げられる原始人たちの生活を描いたギャグ漫画で、常に片乳の出ている『母ちゃん』の服装に似ていると言ったんです。

確かにこの時の衣装、アニマル柄でワンショルダーのデザインがよく似ていますよね。

そもそもこの衣装、作品にもおそらく関係ない衣装に見えますし、スタイリストの方もどうしてこの衣装を選んだんでしょう・・・。

気に入らない衣装を着せられた上に、悪気はなくてもバカにされたと感じても無理はないと思います。

結婚するも翌年には離婚宣言し4年で夫婦生活にピリオドを打つ

”別に”騒動からお騒がせ女優のイメージがついてしまった沢尻エリカさんですが、私生活では2009年1月にクリエイターの高城剛さんと結婚、2013年12月に離婚しています。

結婚した時期は事務所との専属契約を解除され、女優としての活動を休止している時です。

ネット上では祝福の声よりも「迷走している・・・」などの否定的な意見や、歳の差が20歳以上もあることから心配の声も多くありました。

その心配の通り、沢尻エリカさんは結婚した翌年に自身のHPで離婚の意志を発表していたのですが、この内容について高城剛さんは寝耳に水だったようです。

結局、離婚が成立したのは宣言から3年後で、まさに泥沼離婚となりました。

高校の同級生である香椎由宇さんは、沢尻エリカさんの離婚騒動の際に

「いいんじゃないですか、エリカらしくて。好きなこと、自分の信じていることをやっている。おかえりと言ってあげたいですね。会いたいですね」

と、優しいエールを送っていました。

芸能界復帰から薬物を使用して活動休止するまでまとめ

沢尻エリカさんは、騒動で事務所との専属契約が解消され、芸能活動を2010年春まで休止していましたが、2010年3月にはスペインで個人事務所を設立し、2011年4月にはエイベックス・マネジメント株式会社と業務提携契約を締結しました。

芸能活動復帰後も数々の作品に出演してファンを魅了したものの、2019年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されてしまいます。

同年3月にはNHKの2020年ドラマ『麒麟がくる』の帰蝶役として出演することが公表されていましたが、沢尻エリカさんの逮捕を受けて出演の変更を決定、降板となりました。

幼い頃に乗馬の経験がある沢尻エリカさんにとって、帰蝶はまさに適役でした・・・。

5年ぶりの主演映画では過激な濡れ場を披露!抜群の演技力を発揮

2012年7月には、5年ぶりの主演映画『ヘルタースケルター』が公開されました。

過激な濡れ場を披露し、女優として再び評価を得ることになります。

撮影現場会見では沢尻エリカさんが作品に対する熱い思いを語る場面があり、

「作品がそもそも過激。私も実花さんもそこは腹括ってやっているので。原作やこの役にリスペクトがあります。この作品の世界観を再現したい。どこまで近付けるかをやってます」

と少し語尾を荒げる様子もありました。

そんな沢尻エリカさんに対し、劇中で芸能マネージャー役を演じる桃井かおりさんがフォローを入れ、会場を笑いに包む場面がありました。

桃井かおりさんは沢尻さんについて「良いやつですよ、そろそろわかってあげて」と語っています。

この様子から、あの騒動の時とは沢尻エリカさんに対する周りの対応もかなり違いますし、沢尻エリカさん自身も変わったことがわかります。

同作品の撮影後には、役落としをするために次の仕事を断るほど、沢尻エリカさんは役に入り込んでいたようです。

「役落とし」とは、それまでの役を自分から追い出すこと。

自分がなくなるまで役に染まってしまうため、作品と作品の間にその期間が必要なようです。

別に何をするわけでもなく、友達と温泉に行ったり、トレーニングしたりして、前回の作品を忘れて、自分を取り戻すことに時間を使うそう。

沢尻エリカさんは「この期間なしに次の作品に取り掛かることはできない」と語っています。

そこまでのめり込むほど役になりきってしまうなんて、本当に演じることが好きだったんですよね。

深夜ドラマでも高視聴率を叩き出す絶好調ぶり

2014年4月の深夜枠放送ドラマ『ファースト・クラス』でも主演を演じ、深夜放送枠にも関わらず視聴率10%を超えるヒットとなりました。

同年10月には続編『ファーストクラス』が放送終了からわずか3ヶ月で放送開始するという、フジテレビでは史上初最短でのシリーズ2作目となったのです。

実はこのドラマの主題歌『BRIGHTER DAY』は、芸能界デビュー前から好きだった安室奈美恵さんとの初めてのコラボとなりました。

ある意味、沢尻エリカさんにとって夢の共演となったのではないでしょうか。

復帰後もエリカ様は健在・賞賛浴びた「お前が死ねよ」発言

2017年4月に『踊る踊る!さんま御殿!!』にゲスト出演した時、明石家さんまさんに「ネットで不特定多数の人に悪口を気にしないの?」と質問された際の回答も有名です。

10年前のこともあるので少しは丸くなったのかな?と思われる沢尻エリカさんですが、

「もう全然、『死ねばいいのに』とか。お前が死ねよみたいな」

と、ばっさり言い放つのです。

照れたように笑う沢尻エリカさんでしたが、明石家さんまさんも「それそれ~!」と絶賛、共演者たちもこぞって拍手をし、賞賛の声を浴びました

このことからもわかるように「別に」発言から10年が経ち、同業者からも世間からも、見られ方が変わったことが分かります。

昔から貫禄があるので忘れがちですが、この時の沢尻エリカさんは31歳なので、あの騒動の際は21歳だったんですよね。

その歳であそこまでバッシングされて、それでもただでは起きない沢尻エリカさん。

単に偉そうな人ではないということを、世間が認め始めた時だったのではないでしょうか。

麻薬取締法違反の容疑で逮捕され、現在は事実上引退

芸能界復帰後は精力的に女優として活動し、2019年3月には大河ドラマ『麒麟がくる』への出演が決定していたのですが、同年の11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されました。

初公判が行われた際、沢尻エリカさんは今後の活動について「女優復帰は考えていません」と答えています。

薬物使用の容疑で逮捕された後も、所属事務所のエイベックスとの契約は続行されていますが、初公判の席では

「多くの方を裏切り、傷付けました。その代償はあまりに大きく、復帰を語る資格はないと思っています」

と語っていて、事実上引退の状態となっています。

あれだけ取り憑かれたように演じることが好きだった沢尻エリカさんが言うのですから、自分の犯した罪をいかに重く受け止めているのかが、よく分かる言葉だと思います。

まとめ

裕福な家庭に生まれ育つも、父親の失踪、そして死、更には兄が亡くなるなど、過酷な幼少期を過ごした沢尻エリカさん。

その過酷な幼少期があったからか、学生時代は少しやんちゃな面もあり、芸能界に入ってからも「別に」騒動で多少の過ちを犯すこともありました。

そのことも乗り越え、復帰後の過去を挽回する精力的な女優活動に、世間の誰もが彼女を認めざるを得なかったと思います。

そんな才能惜しくも薬物使用で逮捕され、今のところ復帰の目処はなく、事実上芸能界引退の状態。

現在は病院にて治療中の沢尻エリカさんですが、病院関係者もびっくりするほど真面目に治療に取り組んでいるとのことです。

今後女優復帰するかは不明ですが、かつて芸能界復帰した時のように、過去を断ち切って、いつか表舞台に帰ってきてくれるといいですね。

そんな沢尻エリカさんですが、現在はどんな活動をされているのでしょうか?

どうやら色々と目撃情報も出回っているようです。

彼女の現在について気になる方は『沢尻エリカの2023年現在は仕事も無く治療を継続しキャンプ場の経営を計画!』という記事をご覧ください。

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