大人気漫画「ONE PIECE」の映画「ONE PIECE FILM RED」の挿入歌「私は最強」の楽曲提供や、2023年日本レコード大賞を受賞した「ケセラセラ」など、日本の音楽シーンの注目を集めるMrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)
ミセスは2013年に結成されたバンドで、2020年から2022年までの活動休止期間を経て、2024年現在3人のメンバーで活動しています。
2022年の活動再開後から一気に知名度が上がりましたので、そこで知った、という方も多いと思います。
筆者もその中の一人で、ボーカルの歌の上手さに驚き、またそのビジュアルにも驚きました。
出展:VoCE
「ボーカル、すごい化粧だな…。」
キャッチーな曲から壮大なバラードまで、その楽曲すべてを手掛けるのが、化粧バキバキのボーカル&ギター、大森元貴(おおもり・もとき)さんです。
出展:大森元貴インスタグラム
歌の世界観から衣装、メイクまで、全て含めてエンターテイメントだと言わんばかりの現在のミセスのステージですが、活動休止前の楽曲のPVを見てビックリ。
「化粧してなくて雰囲気全然違うやん…。」
なぜ大森さんが変貌を遂げたのか気になって調べたところ、大森さんはオネエなのではないか、という噂にたどり着きました。
SNSでも大森さんがオネエと疑っている人もいますし、正直筆者もあのビジュアルを見て疑っていました。
検索エンジンのキーワード検索でも、「ミセス ボーカル」の後に「オネエ」が予測キーワードとして上位に出てきます。
大森さんは噂通りオネエなのか?
オネエだと噂される理由は?
大森さんのオネエ疑惑を徹底解明します。
大森元貴はオネエではない。疑われた理由5選。
結論から申し上げますと、大森さんがオネエの可能性は低いです。
出展:大森元貴インスタグラム
大森さんがオネエだと思われてしまうのには、5つの理由があります。
5つの疑われる理由と、その理由がオネエである証明にならない裏付けを解説していきます。
理由①メイクしている
大森さんは、ミセス活動休止中の2021年のソロ活動期から、現在のようなメイクをするようになりました。
出展:大森元貴インスタグラム
それまでの大森さんはノーメイクでさわやかな印象のビジュアルでしたが、ソロ活動中からばっちりメイクにシフトされました。
この突然のばっちりメイクへのシフトが、大森さんをオネエだと疑わせてしまった大きな要因になるんです。
演歌歌手の氷川きよしさんや、タレントのりゅうちぇるさんのように、オネエ(性対象が男性)をカミングアウトした人たちはどんどん見た目が女性化していきましたよね。
大森さんもデビュー当時のさわやか好青年の姿から、ソロ活動開始後は中性的な見た目に近づいていったため、メイクをし始めた大森さんがオネエではないかと疑われ始めたのです。
ただ、このメイクはソロ活動中の大森さんに限らず、活動再開後は他の二人のメンバーもメイクをしてパフォーマンスするようになりました。
出展:大森元貴インスタグラム
特に、キーボードの藤澤さんは、大森さんに近いレベルでしっかりメイクをして女性的な見た目に近づいています。
髪も長めでよく巻いていたりスカート風の衣装を着ているので、筆者は最初女性かな、と勘違いしてしまいました。
出展:藤澤涼架インスタグラム
正直、こういう女性いますよね。
ミセスがメイクをするようになった理由については、活動再開後をミセスの活動のフェーズ2に入り、メイクや衣装で楽曲のコンセプトを表現するようになったからです。
大森さん以外のメンバーも、フェーズ1時代から見せ方に変化がもたらされたことにはプラスに働いたと感じているそうで、自分の好みも反映できて楽しいとのこと。
キーボードの藤澤さんも、メイクすることが大きなメリットだと感じているそうです。
藤澤:メイクをしたら、頑張ろうって思えるんです。
メイクや色にチャレンジすることも増えたので、それをさらにプラスに働かせるために、自分が今までやったことがない表情やポージングをしてみようって。そうやって幅を広げてくれるものでもあるんですよね。
引用:VoCE
大森さんはメイクすることを、「正装に近い感覚」と表現しています。
出展:VoCE
メイクすることがモチベーションをあげるスイッチになったり、その日の気分を表現できるツールとなったり、ミセスのメンバーにとってメイクをすることがかなりプラスの方向に 働いているようです。
ミセスにとって現在のメイクは、自分や楽曲の世界観を発信するひとつのツールであると同時に、自分を自分以上の存在にさせる重要なアイテムでした。
決して女性になりたいとか、性的対象が男性であるから、という理由ではありません。
理由②バンド名に「ミセス(女性)」が入っている
ミセスグリーンアップルというバンド名を日本語に直訳すると、青りんご婦人、とわけのわからない名前になります。
出展:ファッションプレス
ミセスという単語を使っているので、メンバーに女性がいる、と想像してしまう人も多いのではないでしょうか。
また、大森さんの見た目から「女性に憧れているからミセス?」とも想像することもできます。
しかし、ミセスグリーンアップルというバンド名は、フェーズ1のさわやか好青年時代に付けられた名前です。
出展:日本経済新聞
バンド名の由来について、大森さんは次のようにインタビューで話していました。
(音の)響きだけ。食べ物の名前とか入ってると覚えてもらいやすいんじゃないか。GREEN APPLEって凄い爽やかなんで、もうちょっと大人の雰囲気ないかな。みんなで振り絞ったワードが”Mrs.”だった。
引用:モデルプレス
音の響きだけでバンド名が決まってしまったので、後付けの理由として「赤に熟さず初心を忘れずにいこう」というプラスの意味も込められたと告白していました。
結果的に、現在のビジュアルはバンド名に合致した中性的なイメージとなっています。
出展:GQ
決して、もともとオネエだったわけでもなく、オネエになりたいからMrs.としたわけではないんですね。
ちなみに、バンド名に由来してりんごをたくさんいただく機会があるそうですが、大森さんはなんとりんごアレルギーだそうです(笑)
自分の食べられないものをバンド名にしてしまうあたり、ユニークですね。
理由③仕草が女性らしい
大森さんは中性的な見た目も相まってか、女性的な仕草をすることも少なくありません。
可愛いポーズをして写真に写ったり、男性との距離感も近めです。
出展:大森元貴インスタグラム
しかし、大森さんの繊細な仕草や中性的な仕草が、ミセスの楽曲の世界観を際立たせる一つのエッセンスになっていることも事実だと考えられます。
大森さん自身も、もともとマニッシュ(男性的)な感じが得意ではない、と感じており、大森さんの持つ中性的で柔らかな雰囲気が、ミセスの世界観にマッチしています。
何よりファンはそんな大森さんを可愛いと感じている人が多いようです。
理由④女性物の衣装を着ている
フェーズ1の私服時代から、フェーズ2に移行した現在は派手目な衣装を身に着けることが多いミセス。
出展:大森元貴インスタグラム
特に大森さんは、大きなフリルのついたブラウスやリボン、派手目なアクセサリーを付けたり、ヘアスタイルもウェーブヘアが多いです。
そんな女性が好みそうな衣装やヘアスタイルも相まって、大森さんのオネエ疑惑が生まれてしまっています。
もともと大森さんはフリルやリボンみたいなジェンダーを感じさせないようなファッションが好きだったそうです。
出展:大森元貴インスタグラム
ただこれは単に個人の好みだけの話ではなく、バンドとしての表現方法に繋がっていました。
フェーズ1時代は私服でメディアに出ていたミセスですが、表現することの重要性について大森さんはソロ時代に以下のように話しています。
表現者として、自分はどこまでやれて、何が出来るか。それを突き詰めて、ゆくゆくはミセスに還元していければいいなと思っています。
引用:BARKS
ソロ時代は、ミセスがフェーズ2に向かうまでの充電期間であったと大森さんは話しており、ソロ時代で得た表現方法をミセスに還元した、と捉えられますね。
フェーズ2からは、こういうのが着たい、こういう雰囲気にしたいというものを追及して、スタッフや衣装さんとディスカッションしたうえで衣装をもってきてもらうようになったんです。
それぞれの好きなものをさらに昇華させたというか、ミセスの新たなるステップのイメージに当てこんでもらっている感じです。ファッションやメイクはフェーズ1とは圧倒的に違っています。
引用:VoCE
ミセスのメンバーはそれぞれ、フェーズ2の衣装や表現方法について、今までにない挑戦を楽しんでいたり、印象がガラッとかわるのを楽しんでいるそう。
華やかなイメージのあるミセスの衣装ですが、決して個人の好みだけが反映されているのではありません。
大森さん曰く、「楽曲の方向性にしっかり軸足があるからこそ、外見とかアプローチ方法などの見せ方に遊びが生まれたという感覚」だそうです。
あくまで、ミセスとしての表現方法の一部が衣装にはなりますが、自分自身がおしゃれを楽しむことも忘れないミセスのメンバーでした。
理由⑤美意識が高い
メイクや衣装など、見た目も華やかな大森さんですが、そのこだわりには女子顔負けの美意識の高さがあります。
出展:大森元貴インスタグラム
この美意識の高さも、大森さんがオネエだと誤解させる要因の一つになっています。
大森さんはなんと私物のリップだけでも100本以上持っているそうです。
メイクアップ用品だけでなく、スキンケアにも気を使っているそうで、普段からネット検索やメイク特集を読んで情報収集している大森さん。
商品の口コミまでしっかりチェックしているそうです。
出展:VoCE
大森さんの美意識はメイクだけでなく、ボディメイクにも気を配っています。
2年間みんなトレーナーについてもらって、ボディメイクを始めたんですよ。やったことのないことを1度やってみようという思いが強かったのかもしれないですね。
引用:ファッションプレス
中性的な顔立ちの大森さんですが、実は筋肉がすごいんです。
ご覧ください、この腕の筋肉。
歌唱中に海老反りをしたり、片足立ちでキープしたり、体幹が鍛えられている大森さん。
過去にラジオで「大森家はわりと筋肉質なんで、ちゃんと筋トレをすれば筋肉がつく」と話したように、筋トレのおかげか、ライブ中の不安定な体勢でも安定した歌声に定評があります。
ボディメイクに関しては、前述した通り大森さんだけでなくミセスメンバーは全員トレーナーをつけてトレーニングしています。
ギターの若井さんは、ステージ映えすることを目的として、休止期間中に筋トレをしていたと話していました。
ガチムチタイプのオネエの方もいらっしゃいますので、大森さんの筋肉を見て「おやおや?」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、大森さんは筋肉がつきやすい家系であることと、休止期間中にボディメイクしたこと、演出でダンスを踊ることもあるため、現在の体形になりました。
出展:大森元貴インスタグラム
大森さんがオネエだと疑われる理由を5つ挙げましたが、そのいずれも「オネエだから」という証拠にはなりませんでした。
あくまで、ミセスとしての世界観を演出するための行動ですので、中性的な見た目を取り入れることで、視聴者にミセスの世界観を理解させることは成功したと言えるのではないでしょうか。
大森さんの策略勝ちです。
大森元貴は整形した?すっぴんとメイク後の比較
オネエと疑われるレベルでバッチリメイクの大森さんですが、フェーズ1とフェーズ2との顔が違いすぎて、整形の噂も出回っていました。
こちらが大森さんのフェーズ1の顔です。
メディアに出ている画像なので、完全なすっぴんではないかもしれませんが、限りなく素顔です。
さわやか好青年顔ですね。
そしてこちらが、現在のよく見る大森さん。
出展:大森元貴インスタグラム
バッチリメイクが映えています。
アイシャドウやカラコン、アイラインにより目元がはっきりしているのがよくわかります。
噂によると、アイプチもしているんだとか。
アイプチをしているぐらいなら、目元の整形はないと言っていいでしょう。
大森さんはもともと口角があがっていますので、アヒル口にする整形をした、ということもなさそうです。
出展:音楽ナタリー
フェーズ1からフェーズ2になって雰囲気やイメージが変わったのは断言できますが、整形した、というほど顔の造形に変化は見られません。
メイクだけでなく、髪色や髪型、衣装も変化した大森さんですので、雰囲気が変わるのは当然ですし、そもそも大森さんはフェーズ2でミセスを変化させているのです。
変化がなければ、「フェーズ2」という次のステージへ進んだことはわかりづらいですよね。
また、デビュー時は10代だった大森さんも、2024年現在27歳です。
出展:大森元貴インスタグラム
年齢を重ねれば当然顔立ちも多少は変化しますので、印象も変わります。
ミセスという世界観を表現するため、大森さんは整形を疑われるレベルまで雰囲気を変えてきたのでした。
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