岸谷五朗さんは現在も俳優や演出家として芸能活動を行われていますが、ここ数年は地上波のドラマ出演は少ない傾向なので、若い世代にはあまり馴染みのない俳優さんかも知れません。
2023年にはNetflixの『サンクチュアリ -聖域-』に出演していたので、見かけた人も居るかも知れませんが（笑）。
1964年9月27日生まれ、東京出身の岸谷五朗さんは、中央大学在学中の1983年に三宅裕司さんが主催する劇団SET(スーパー・エキセントリック・シアター)に入団しています。(大学はその後中退)
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入団後は劇団の看板俳優として活躍し、後に入団する寺脇康文さんらと劇団を代表する俳優となります。
1994年に劇団を退団した後は、同時期に退団した寺脇康文さんと共に演劇ユニット『地球ゴージャス』を結成しています。
いわゆるバブル期(1990年後半から2000年初期)のTVドラマが『トレンディドラマ』と呼ばれた時代には多くの作品に出演されており、代表作となるドラマも誕生しております。
芸能活動のメインは俳優ですが、1990年代に深夜ラジオを担当していた事が知名度を上げるキッカケとなり、奥様との結婚のキッカケともなりました。
今回の記事では岸谷五朗さんの妻についての記事となります。
岸谷五朗の嫁はPRINCESS PRINCESSの元ヴォーカルの奥居香
出典：資生堂
記事冒頭では岸谷五朗さんの奥様については伏せる様な形で書いていますが、恐らく40代以上の人達には愚問と言えるかも知れませんね。
岸谷五朗さんの奥様は旧姓：奥居香さんですよね。
ガールズバンドとしては商業的に最も成功したバンドと言われる『PRINCESS PRINCESS』のヴォーカルとして活躍されていました。
岸谷五朗さんが劇団SETの俳優として活躍したほぼ同時期に活躍した全メンバーが女性のバンドです。（1983年～1996年）
経歴について少し紹介すると、岸谷香さんは広島県広島市で生まれ、東京都渋谷区広尾で育ちました。
音楽との出会いは実家にあったピアノに触り始めたのがキッカケとなったそうです。
中学、高校ではバンド活動に夢中になり、16歳の時にレコード会社のオーディションに応募しています。（結果的に高校は中退されています）
出典：X
この時に集められたメンバーが、PRINCESS PRINCESSのメンバーとなる5人でした。
ですが、結成当初は上記画像の様に『赤坂小町』という名前でデビューしています。
奥居香さんが現役女子高生だった事や、メンバー全員が10代だった事もあり安直にアイドルとして売り出されてしまいます。（1983年に結成）
1982年に中森明菜さんや小泉今日子さん等のアイドルの当たり年だった事も影響したのかも知れませんね。
時代的な背景もあったとはいえ、この時の活動は後に黒歴史と言われる事になります。
アイドルとして売り出されたために、上記の様なレオタードや水着のグラビアも当時の雑誌に掲載されています。
純粋なバンド活動を恐らくメンバー全員が希望していたと思いますが、バンドブームが来るのはもっと後の時代になるので、時代が早すぎたのかも知れませんね。
1985年に事務所移籍に伴いバンド名は『JULIAN MAMA（ジュリアン・ママ）』に改名となりますが、この時代には楽曲のリリースはありませんでした。
そして1986年にPRINCESS PRINCESSに改名し、本来の目的であったバンドとしてデビューする事になりますが、ブレイクするまではもうしばらく時間が掛かる事になります。
デビュー以降、徐々に知名度は上がっていましたが、大きくブレイクするのは7枚目のシングルとなった『ダイアモンド』でした。
この曲は1989年4月21日に発売されたシングルで、初のオリコンチャートで1位を獲得し、1989年の年間シングル1位も獲得する等、バンドが大ブレイクする曲となりました。
最終的な売り上げは約170万枚となり、シングル発売当時もCMソングとして起用されましたが、2001年、2020年にもCMソングとして起用されているので、Ｚ世代の中にも聞いた事がある人がいると思います。
このブレイク以降は解散する1996年まで人気バンドの一つとして活躍しています。
出典：スポニチアネックス
PRINCESS PRINCESSは1996年5月31日のラストライブで解散していますが、その直後に岸谷五朗さんとの結婚を発表しています。
生年月日は1967年2月17日で岸谷五朗さんとは3歳違いとなります。
子育てが一段落してからはアーティストとして積極的に活動を再開
出典：音楽ナタリー
岸谷五朗さんと結婚後は産休や子育て期間の休業を挟みつつ、現在も岸谷香の名義でアーティスト活動を行っています。
結婚後しばらくはソロアーティストとして活動されていましたが、2011年の東日本大震災の復興支援の名目で、2012年には期間限定でPRINCESS PRINCESSが再結成されています。
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2012年の大晦日に出演した紅白歌合戦で、表向きの再結成活動は終了しましたが、再結成での収益金による寄付活動や復興活動は2016年まで続いています。
出典：サンケイスポーツ
復興支援にて再建されたライブハウスのこけら落とし公演とその締めくくりのライブを2016年3月に行っており、そのライブを最後にPRINCESS PRINCESSの再結成の活動は終了となりました。
その後は再びソロ活動となり、2016年6月17日には『ミュージックステーション』に22年ぶりに出演されています。
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PRINCESS PRINCESSの再結成での活動が終了した翌年の2017年からは新たなバンドを結成しています。
出典：X
バンド名はUnlock the girlsでメンバーは全て女性で構成されたバンドで、岸谷香さんにとっては人生で3度目のガールズバンドとなります。
そして現在もこのバンド活動を中心とした音楽活動を行っています。
結婚のキッカケはラジオ番組で共演して大喧嘩したこと？
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岸谷五朗さんと奥居香さんの馴れ初めですが、冒頭でも紹介した岸谷五朗さんが担当していた深夜ラジオにゲスト出演した事が始まりだそうです。（1990年10月から始まっているので、既に奥居香さんはPRINCESS PRINCESSとしてブレイクした後）
ところが、この時の放送で本番中にも関わらず、二人は険悪な雰囲気となり、挙句にケンカにまで発展したそうです。
岸谷五朗さんは放送禁止用語である「このアマ!」という言葉を生放送で発してしまったそうです。
当然ですが、放送事故を起こした岸谷五朗さんはその後、TBSのお偉いさんからこっぴどく叱られたのは言うまでもありません。
立場的にも既に国民的スターとなっていた奥居香さんと、まだまだ無名に近い岸谷五朗さんなので、自分のラジオ番組とはいえ、大失態となる出来事でした。
そんな最悪な出会いだったにも関わらず、その後も奥居香さんは岸谷五朗さんの番組に度々ゲスト出演しています。（奥居香さん側も特に根には持っていなかったらしい）
出典：PR TIMES
共演回数が増えれば当然ながらいろいろな話もする様になり、仲も深まっていく事になり、いつしかお付き合いする仲にまで発展します。（岸谷さんの劇団で行った芝居の音楽を奥居香さんが全曲制作した事も）
しかも交際するようになってからは、二人で飲みに行った事や、デートした事を岸谷五朗さんが同番組内で報告するようになり、リスナー公認の仲となります。
そして前述で紹介した通り、1996年6月28日に入籍し、記者会見を行う事になります。
出典：スポニチアネックス
プロポーズの言葉も後に岸谷五朗さんから言及されており、入籍の4，5日前に2人で岸谷さんの自宅で宅飲みしていた時に『ちょっと僕と一緒に記者会見してくれませんか』とお願いしたそうです。
その様にお願いした理由については当時は人気が高く、ファンも多い奥居香さんと結婚するので、きちんと報告する必要があると考えたからだそうです。
このお願いに対して奥居香さんも『やっときますか』と返答があり、前述で紹介した記者会見となりました。
岸谷五朗と嫁の間に子供は一男一女の二人で名前はチビ五とチビカ
出典：Amebaブログ
岸谷五朗さん夫婦には子供が二人で2001年に長男、2003年に長女を授かっています。
当然ですが、顔写真や名前は公開されていません。
上記画像は岸谷香さんのブログですが、ここで子供についてのエピソードが度々投稿される事がありました。
ちなみに長男はチビ五、長女はチビカの名前でブログに登場していました。
（チビ五は長男で小さい岸谷五朗さんの意味で、同じくチビカは小さい岸谷香さんの意味）
出典：Amebaブログ
子供が小さい頃のブログには度々子供たちのお弁当の写真や、話題に登場していました。
流石にある程度大きくなり思春期くらいになると、子供の方からクレームが入ったようで、それ以降はブログに子供の事を書かなくなってしまったとか。
長男の現在は金髪ロン毛口ピアスののYoutuber柚木蘭丸？
出典：ライブドアニュース
岸谷五朗さんの子供について、成人するまでは名前や顔が表に出る事は決してありませんでした。
ある程度の情報が岸谷香さんのブログで書かれていた程度です。
岸谷香さんは前述でも紹介した様に高校在学中にオーディションに合格し、芸能界デビューとなった為に、高校は中退されており卒業する事は叶いませんでした。
その為、子供にはきちんと教育を受けさせたいという気持ちが強かった様で、熱心な教育ママとして頑張られた様です。
出典：デイリースポーツ
幼い頃から沢山の習い事や塾に通わせて、幼稚園や小学校のお受験対策の塾にも通わせた程でした。
努力の甲斐があって、有名私立小学校に長男は入学したそうです。
ただ、その後もいろいろとあったようで、一度落ちこぼれて引きこもり状態にもなっている様です。
その後はアメリカ留学等も経験し、長男は2001年生まれでしたので、既に成人しています。
そして岸谷夫婦の長男と思われる人物が現在YoutubeやTiktokで動画クリエイターとして活動していると言われています。
出典：NEWSポストセブン
上記の週刊誌の記事で報じられており、柚木蘭丸（ゆのきらんまる）という名前で活動を行っている様です。
出典：インスタグラム
上記画像は柚木蘭丸さんのSNSに投稿されている画像です。
SNSはインスタグラムとXが開設されており、Xでは自己紹介として経歴も掲載されています。
出典：X
現在は大学に在学中ですが、日本に滞在しているので学校には通えていない様です。
ちなみに本人画像で顎のあたりに見えるものはピアスです。
柚木蘭丸さんが岸谷五朗さんと岸谷香さんの長男であるのはどうやら間違いないらしく、ファンの間でも早い時期から長男の蘭丸さんの存在は一部では知られていた様です。
ただ、岸谷五朗さん、岸谷香さんが公に息子が柚木蘭丸であるとの発言はありません。
同じく柚木蘭丸さんも自身の親が誰かについては発言はしていない様です。
出典：YouTube
上記は柚木蘭丸さんの動画チャンネルの一覧ですが、投稿された動画はいろいろとありますが、癖の強そうな動画が多い様です。
一部の動画では自身の経歴や過去についてぶっちゃける様な内容もあります。
既に200本近い動画が投稿されており、他にも複数のチャンネルを開設している様です。
ただ、登録者数はさほど多い訳でもなく、メインチャンネルの上記でも1.4万人程でした。
余談ですが、一部のブログでは上記の画像が長男の姿として紹介されています。
ですが、これは岸谷香さんがCMに出演した時の画像で、一緒に写っている子供は岸谷香さんの長男ではありません。（子役モデルの可能性大）
2004年に岸谷香さんが出演したビデオカメラのCMに出演したもので、上記の商品説明のページにも子供と一緒の画像が掲載されているが確認できます。
娘については一切の情報は無いが現在は大学生と思われる
出典：Amebaブログ
長女に関しては2003年生まれなので、長女も既に成人している事になりますが、長男と違って一切情報が無いようです。
岸谷香さんのブログでいくつか長女に関する投稿はありますが、高校時代に海外留学していた事は確認出来ます。
出典：サンケイスポーツ
上記のネット記事でのインタビューで岸谷香さんは長女が20歳の時にカンボジアでボランティア活動を行った事があると発言しています。
恐らく長女については海外(恐らくアメリカ)の大学生として学生生活を送っている可能性が高そうです。
岸谷五朗の嫁の夫婦仲は現在も良好で二人の関係は「宇宙船の乗組員」
出典：インスタグラム
岸谷五朗さんと岸谷香さんは結婚して既に25年以上が経過している夫婦ですが、夫婦仲はというと現在も良好な様です。
さすがに所属事務所がお互いに異なるために、SNSで一緒に写ったり、番組で共演する事はありません。
出典：X
過去に一度だけ音楽のイベントで夫婦が同じ舞台に立ったことがあったようです。
先ほども紹介した岸谷香さんのブログでは岸谷五朗さんとのエピソードが紹介される事もありました。
出典：RBB TODAY
岸谷五朗さんも機会は少ないですが、トーク番組に出演した際には夫婦仲について発言する事もある様です。
岸谷香さんは料理がとても上手な様で、結婚して料理が上手い事がわかったのでラッキーと思ってしまったとか。
普段は岸谷五朗さんが仕事で長期間家を空けている事が多い様で、中々自宅で夕食を摂る機会は少ないようです。
ただ、自宅で夕食の場合は二人ともお酒が好きなので、晩酌する事も多々ある様です。
出典：スポニチアネックス
他にもミュージシャンでもある岸谷香さんが楽器に使うお金について言及しており、過去に数千万もするピアノを自腹で購入した事があるそうです。
商売道具でもあるピアノなので、お金を惜しまない豪快過ぎるお金の使い方に驚いたそうです。
出典：フムフムニュース
また岸谷香さんは上記のインタビュー記事で、子育てがほぼ終了した現在の夫婦の関係を「宇宙船の乗組員」だと話しています。
具体的には古代進と島大介の関係なんだとか。
つまり同僚の様な関係になっているそうで、お互いが出来る時に出来る事をしようという関係になったそうです。
いろいろなメディアで家族について岸谷香さんは発言されているので、夫婦含めた家族の仲が良好な証拠と思われます。
ちなみに岸谷五朗さんは趣味でサーフィンをしているそうで、これだけは20年弱も続いているそうです。
逆におじさんの定番スポーツであるゴルフは絶対やらないと決めているそうです。
サーフィンは普段考え事をする事が多いので、『無』になれるのが好きな理由だとか。
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