イチローさんといえば、MLBで数々の記録を打ち立てたレジェンドですよね。2025年には日本人初のMLB殿堂入りも果たし、背番号51はマリナーズの永久欠番にもなりました。
そんなイチローさんですが、実は「身長をサバ読みしてるんじゃないか?」という噂があるんです。たしかに、メジャーの大柄な選手たちに囲まれると小柄に見えることもありますよね。
実際のところ、イチローさんの身長は本当に公称通りなのか。サバ読み疑惑の真相を、他の選手との比較や過去のエピソードから検証してみました。
イチローの身長は180cmで間違いない!他選手との比較で検証
まずは結論から。
- イチローさんの公式身長は180cmで、サバ読みではない
- 身長サバ読み疑惑の原因はMLB公式サイトの単位換算ミスで約175cmと誤記載されたこと
- 小柄に見えるのは190cm台のメジャーリーガーに囲まれているから
- 高校入学時は170cmだったが、高2の夏には180cmまで伸びた
| 名前 | 鈴木一朗(イチロー) |
|---|---|
| 生年月日 | 1973年10月22日 |
| 出身地 | 愛知県西春日井郡豊山町 |
| 身長 | 180cm |
| 体重 | 約71〜79kg(現役時代) |
| ポジション | 外野手(右投左打) |
| 主な実績 | MLB通算3089安打、NPB/MLB通算4367安打(ギネス世界記録)、2025年MLB殿堂入り |
イチローさんの公式プロフィールでの身長は180cm。日本人男性の平均身長が約171cmですから、実は平均よりもかなり大きいんです。
ただ、テレビ画面越しだとどうしても小柄に見えてしまうのは、周りにいるメジャーリーガーたちが規格外のサイズだから。ダルビッシュ有さんが196cm、大谷翔平さんが193cmですからね。
では、実際に他の野球選手と並んだときの身長差を見ていきましょう。
松井秀喜(188cm)との比較
松井秀喜さんの公式身長は188cm。イチローさんとの身長差は8cmということになります。
過去に2人が並んで撮影された場面では、松井さんの方が明らかに背が高く、イチローさんの頭頂部が松井さんの目のあたりに位置しています。一般的に目から頭頂部までは約10cm前後とされるので、松井さんとの身長差8cmという数字とほぼ一致します。
つまり、松井さんとの比較からもイチローさんの身長180cmは正確だとわかりますね。
青木宣親(175cm)との比較
ヤクルトやロイヤルズなどで活躍した青木宣親さんの公式身長は175cm。イチローさんとは5cmの差があることになります。
2人がユニフォーム姿で並んだ場面を見ると、イチローさんの方がはっきりと背が高い。青木さんの頭頂部はイチローさんの目と頭の間くらいに位置しており、ちょうど5cm差に見えます。
この比較でも、イチローさんが180cmという公式発表と矛盾しない結果です。
川崎宗則(180cm)との比較
イチローさんの後輩であり、メジャーでもチームメイトだった川崎宗則さん。公式身長はイチローさんと同じ180cmです。
2人が並んで立っている場面では、帽子の有無などの差はあるものの、ほぼ同じ目線の高さ。後ろ姿で並んでいるシーンでもぴったり同じくらいの背丈です。
同じ180cm同士の比較でも違和感がまったくないことから、イチローさんの身長が180cmなのは間違いなさそうですね。
イチローの身長サバ読み疑惑が出た3つの理由
では、なぜ「イチローは身長をサバ読みしている」なんて噂が出てしまったのでしょうか。主に3つの原因が考えられます。
MLB公式サイトの単位換算ミス
サバ読み疑惑の最大の原因は、MLB公式サイトに記載された身長が間違っていたことです。
イチローさんが2000年にシアトル・マリナーズへ移籍した際、日本側は身長を「5.9フィート」とアメリカ側に伝えました。5.9フィート×30.48cm=約180cmで、これ自体は正しい数値です。
ところが、アメリカ側はこの「5.9フィート」を「5フィート9インチ」と誤って解釈してしまったんです。アメリカでは身長を「◯フィート◯インチ」で表すのが一般的なので、小数点の表記と混同してしまったんですね。
5フィート×30.48cm+9インチ×2.54cm=175.26cm。ここからイチローさんの身長が「約175cm」としてMLB公式サイトに記載され、「180cmはサバ読みでは?」という疑惑につながったわけです。
本人の発言とされるコメント
もう一つの原因が、イチローさん本人が自身の身長について「177か8くらい」と発言したとされる情報です。
この発言が広まったことで、「公式の180cmは盛っているのでは?」という声が出ました。ただし、この発言がいつ・どこでされたものかは不明で、信頼できるソースも確認できていません。
仮にプロ入り直後の発言だったとすれば、その後さらに身長が伸びた可能性もあります。意図的にサバ読みした証拠とは言えないでしょう。
メジャーリーガーの中では小柄な体型
3つ目の理由は、単純に周囲のメジャーリーガーが大きすぎるということ。
ダルビッシュ有さんは196cm・100kg、大谷翔平さんは193cm・95kg。この2人と並ぶと、180cmのイチローさんでもどうしても小柄に見えてしまいます。
さらに、イチローさんは現役時代からあえて筋肉をつけすぎないよう意識していたことも小柄に見える原因です。バランスの取れた体づくりを重視し、パワーよりも柔軟性やスピードを優先したトレーニングを行っていました。
体格で勝負するのではなく、技術と身体のバランスで記録を積み重ねたのがイチロー選手のすごさですよね。
イチローの入団時の身長と体重は?高校時代からの変化
イチローさんの身長の変遷も気になるところ。高校時代から入団時にかけて、どのくらい成長したのでしょうか。
高校入学時は170cm・モヤシのような体型だった
愛工大名電高校に入学した当時、イチローさんの身長は170cm。体つきもかなり細く、当時の中村豪監督は「こんなモヤシのような細い体で野球ができるのか?」と感じたそうです。
しかし高校時代に牛乳をたくさん飲むよう心がけた結果、高校2年の夏には180cmまで成長。ウェイトトレーニングにも取り組み、筋肉量も着実に増やしていきました。
高校3年時には、1991年の愛知県大会準々決勝でエース兼4番としてチームを牽引するほどの選手に成長しています。残念ながら甲子園出場は叶いませんでしたが、ドラフト4位でオリックスに指名されました。
プロ入団時には180cmに到達
入団時のプロ野球選手名鑑にはすでに身長180cmと記載されています。
同じ年のドラフトでオリックス1位指名を受けた田口壮さん(公式身長177cm)と並んだ写真でも、イチローさんの方が背が高く見え、ちょうど3cm差くらいの印象です。田口さんは当時22歳の大学生で、すでに身長の伸びは止まっていた可能性が高いことを考えると、入団時のイチローさんが180cmだったのは確かでしょう。
体重は約71〜79kgで推移
イチローさんの体重は、NPBの公式記録では約71kg、一部メディアでは79.4kgとも報じられています。時期やシーズンのコンディションによって変動していたと考えられます。
180cmで71〜79kgというのは、アスリートとしてはかなり引き締まった体型。イチローさんは体の柔軟性を最優先にしたトレーニングを行い、筋肉を大きくするよりもしなやかさを重視していました。
故障者リストに載ったのはキャリア通じてわずか1度だけ。毎年平均159試合に出場し続けた鉄人ぶりは、この独自の体づくりがあったからこそですね。
まとめ
イチローさんの身長について検証してきましたが、公式発表の180cmで間違いないという結論です。
松井秀喜さん、青木宣親さん、川崎宗則さんとの身長比較でも矛盾はなく、入団時の選手名鑑にも180cmと記載されていました。サバ読み疑惑の原因は、MLB公式サイトでのフィート換算ミスによる誤記載が大きかったんですね。
190cm台のメジャーリーガーに囲まれると小柄に見えてしまうイチローさんですが、日本人男性の平均身長(約171cm)よりもかなり大きい180cm。体格に頼らず、柔軟性とバランスを重視した独自の体づくりでMLB通算3089安打、通算4367安打のギネス世界記録を打ち立てました。
2025年には日本人初のMLB殿堂入りも果たし、背番号51はマリナーズの永久欠番に。身長や体の大きさではなく、努力と技術で野球の歴史に名を刻んだレジェンドです。



コメント