RIZIN所属の総合格闘家・平本蓮さんは、全身に彫られた迫力ある刺青でも注目を集めていますよね。K-1時代はタトゥーが禁止されていたため入れられなかったそうですが、団体を離れてからは一気にその数が増えました。
一つひとつのデザインに家族への想いや格闘技への覚悟が込められていて、その意味や彫り師が誰なのかも気になるところです。2024年には超RIZIN.3で朝倉未来さんにTKO勝利を収め、タトゥー姿で戦う平本蓮さんの存在感はますます高まっています。
平本蓮の刺青全15箇所のデザインと意味
- 平本蓮さんの刺青は全部で15箇所以上(その後も顔面に新タトゥー追加)
- 額の「美」は母親への想い、背中の石川五右衛門は和彫りで日本人としてのアイデンティティを表現
- ファーストタトゥーは右腕のダイヤモンドと炎で、初心を忘れない気持ちが込められている
- 本人いわく「刺青は過去の自分を思い出す日記帳のようなもの」
- 主な彫り師は美漸(Bizen)と祇園だるまのSoi
| 名前 | 平本蓮(ひらもと れん) |
|---|---|
| 生年月日 | 1998年6月27日 |
| 出身地 | 東京都足立区 |
| 職業 | 総合格闘家(MMAファイター) |
| 所属 | 剛毅會 / RIZIN |
| 主な戦績 | 超RIZIN.3 朝倉未来にTKO勝利(2024年) |
平本蓮さんの体には15箇所のタトゥーが確認されており、その後も顔面に新たなタトゥーを追加するなど数はさらに増えています。それぞれの刺青には、平本さんならではのストーリーやこだわりが詰まっているんです。
額と耳まわりの刺青
まず目を引くのが、おでこの右側に彫られた「美」という漢字のレタリングです。アメリカへ格闘技の修行に行った際に入れたとされています。
この「美」は母親の平本しのさんを表したものなのだそうです。迫力ある見た目の裏に、家族への想いが刻まれているんですね。
耳の裏には、世界的ラッパー・トラヴィス・スコットが手がけるファッションブランド「cactus jack」のロゴが入っています。平本さんは以前からトラヴィス・スコットの大ファンを公言しており、試合の入場曲にも彼の楽曲「SICKO MODE」を使用しています。
首・胸まわりの刺青
首から胸にかけて彫られた虎と骸骨のデザインは、平本さんの象徴ともいえるタトゥーです。虎が骸骨を食べているという斬新な構図で、初めて見る人はまずここに目がいくのではないでしょうか。意味については本人から詳しく語られていません。
首の後ろには天使と悪魔のデザインが彫られています。サタンとルシファーをモチーフにしたもので、「天使から悪魔に変わる自分をイメージした」と本人が語っています。戦いへの覚悟が感じ取れるデザインですよね。
そのすぐ隣には星のマークも入っています。これは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のジョースター家の紋章で、自分がジョースター家の血筋であることを表しているのだとか。格闘家らしい遊び心ですね。
背中一面の和彫り(石川五右衛門)
背中全体に広がるのは、安土桃山時代の大盗賊として知られる石川五右衛門の和彫りです。迫力のある和テイストのデザインで、日本人としてのアイデンティティや世界へ飛躍する決意が込められていると推測されています。
この作品は彫り師・祇園だるまのSoiさんが手がけたもので、平本さんの刺青の中でもひときわスケールの大きい一枚です。
両腕の刺青
左腕には肩から手首にかけて蓮の花と蛇の和彫りが入っています。名前にちなんだ蓮の花に蛇を重ねることで、自分らしさと強さを掛け合わせたデザインになっているようです。
左腕の外側には「K-RIVER」の文字があります。K-RIVERとは平本さんが最初に入ったムエタイジムの名前で、「治安の悪い仲間達」という意味があるそうです。仲間と会長への感謝を込めて、一番目立つ場所に入れたのだとか。
右腕外側にはダイヤモンドの上に炎がデザインされたカラータトゥーがあります。これが平本さんのファーストタトゥーです。K-RIVERのロゴからインスピレーションを受けたもので、初心を忘れない気持ちと燃えても挫けない決意が込められています。
左腕内側にはブルーハーツのボーカル・甲本ヒロトさんの肖像が彫られています。小さい頃からのファンで、珍しい写真を見つけて彫ってもらったのだそうです。
左手首の内側には澄んだ青い目のタトゥーがあり、何かを見つめているような印象的なデザインです。意味は明かされていませんが、平本さんは「タトゥーを見ると過去の自分を思い出す」と語っています。
右腕内側には漫画『ワンピース』の人気キャラクター・エースが描かれています。小さい頃から漫画やアニメが大好きで、気に入ったキャラクターを体に刻んでいるんですね。
指・脇腹・脚の刺青
左手の指の外側には「一蓮托生」の四字熟語が彫られています。結果の良し悪しに関わらず行動・運命を共にするという意味で、格闘技を一生続けていくという覚悟の表れですね。
右脇腹にはキリストの磔の刑のデザインが入っています。神の存在や精神的な強さに対する想いが感じられるモチーフです。
ふくらはぎには般若の顔が彫られています。以前から入れたいと語っていたデザインだそうです。漢字で「美漸刺青」と彫られた部分があり、これは担当した彫り師・美漸さんの名前で、オリジナルデザインであることを示しています。
刺青を入れた理由は「日記帳のようなもの」
平本さんはK-1時代、団体から刺青を禁止されていたため、タトゥーを入れることを諦めていました。K-1を離れた後、魔裟斗さんの過去の試合映像を見て世界の強豪を倒す姿に感銘を受けたそうです。
これがきっかけでキックボクサーを目指し始めた子供時代を思い出し、「もっと海外で活躍したい」という思いからタトゥーを入れる決意をしたとのことです。
タトゥーの意味についてよく聞かれるそうですが、「深い意味はなく、自分にまつわるものをなんとなく選んでいるだけ」と話しています。
さらに印象的なのが、「タトゥーに意味を作ったら、将来考えが変わってもタトゥーのせいで曲げられなくなるかもしれない。人間は日々進化していくものだから」という言葉です。
「過去の自分を思い出す日記帳のようなもの」という表現からも、平本さんらしい自由な考え方が伝わってきますよね。
家族は刺青をどう思った?
平本さんが家族にタトゥーを見せたところ、おじいちゃんにかなり怒られたそうです。昭和世代のおじいちゃんにとっては「刺青=カタギじゃない」というイメージが強かったようで、なかなか理解してもらえなかったのだとか。
ただ最近は家族もタトゥーに対する偏見がなくなってきて、だいぶ落ち着いたそうです。平本さん自身も「意外に困ったことはなく、少しずつ世の中に浸透してきている」と感じているようですね。
唯一のネックは、昔ながらの銭湯に行けないことくらいなのだとか。
平本蓮の刺青を手がけた彫り師
平本蓮さんの刺青を担当した彫り師は、主に2人いることがわかっています。どちらも高い技術を持つタトゥーアーティストです。
美漸(Bizen)
1人目は、表参道・原宿を拠点に活動するタトゥーアーティストの美漸(びぜん)さんです。平本さんはかなり前からこの方にお世話になっており、現在入っているタトゥーのほとんどが美漸さんのデザインによるものです。
右腕のファーストタトゥー(ダイヤモンドと炎)や、首から胸にかけての虎と骸骨、ふくらはぎの般若など、代表的な作品の多くを手がけています。
祇園だるまのSoi
もう1人は、和彫りを得意とする祇園だるまのSoiさんです。背中一面に広がる石川五右衛門の和彫りはSoiさんの作品で、その圧倒的なスケールと緻密さが印象的です。
祇園だるまは有名人のタトゥーも手がけていることで知られており、平本さんもその腕前を信頼して背中という大きな面積を任せたようです。
まとめ
平本蓮さんの刺青は全15箇所以上にわたり、額の「美」から背中一面の石川五右衛門まで、一つひとつに異なるストーリーがあります。
母親への感謝、仲間との絆、格闘技への覚悟、好きな漫画やアーティストへのリスペクトなど、平本さんの人生そのものが体に刻まれているようですね。「日記帳のようなもの」と語る姿勢からも、ただの飾りではなく自分の記録として大切にしていることが伝わります。
2024年には超RIZIN.3で朝倉未来さんにTKO勝利を収めた平本さん。2026年現在は右肩手術のリハビリ中ですが、復帰後にまた新たなタトゥーが増える可能性もありそうです。



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