カリタス小学校は、1961年から神奈川県川崎市唯一のカトリック校として発展を遂げている学校です。
小学校だけでなく、幼稚園から高校までカリタス学園として多くの生徒に学びの場を提供していて、お嬢様学校としても知られています。
そんなカリタス小学校出身者の芸能人や文化人は多数いて、表舞台で活躍を遂げています。
今回はカリタス小学校出身者並びに、学園の詳細についてまとめていきます。
カリタス小学校出身の有名人をまとめてピックアップ!【女優・タレント・モデル編】
まずはカリタス小学校出身の女優・タレントなど芸能人についてまとめていきます。
紺野美佐子(女優)
1960年生まれ、紺野美佐子さんはカリタス小学校の出身者です。
学生時代は成績も優秀で、従順に育っていたと言います。
小学校卒業後、カリタス女子中学校を経て慶応女子高等学校・大学を経て女優の道を歩みました。
女優の傍らで、1998年には国連開発計画親善大使に任命され、国際活動も果たしています。
カリタス小学校の教育目標の中に、【多面的、総合的に考えるども】があります。
紺野美佐子さんはこれに準ずるように、多方面で活躍する女性に成長したようですね。
中山エミリ(タレント)
1978年生まれ、タレントの中山エミリさんはカリタス小学校の出身です。
小学校卒業後はカリタス女子中学校に進学、その後芸能活動が盛んになったため、偏差値37の堀越高校芸能コースへ進学します。
その後大学へ進学したものの、芸能活動に多忙を極め中退をしました。
実は中山エミリさんの父方の祖先であるイングロット家は17世紀まで、カトリック系一族であったと言われています。
このため中山エミリさんがカリタス小学校へ入学したのも、カトリック教育が盛んであるため、祖先の意思を受け継ぐことができるからではないかと考えられます。
意欲的な態度が素晴らしく、バラエティー番組などのMCとして活躍をしていた中山エミリさん。
その態度こそカリタス小学校で培ったものなのではないでしょうか。
英玲奈(女優)
1983年生まれ、女優の英玲奈はカリタス小学校出身です。
彼女は幼稚園から高校までをカリタスで過ごしました。
ちなみに中学・高校ではダンス部に入り、勉強だけでなく部活にも熱心に取り組んでいたようです。
高校時代に芸能事務所からスカウトされたため、大学には進学していません。
英玲奈さんの姉は同じカリタス小学校出身の中山エミリさん。
そのため姉のエミリさん同様、祖先はカトリック派を信仰していたためその影響で幼い時期からカリタスへ入学したと考えられています。
柏円(お笑い芸人)
1988年生まれ、劇団四季にも所属していた経歴の持ち主の柏円さんもカリタス小学校出身です。
彼女は高校までカリタスに在籍し、その中でジャズやタップダンスを学び、海外留学も果たすほど実力を兼ね備えました。
その後2007年から2011年まで劇団四季に所属、CATSといった有名公演にも出演します。
そしてお笑い芸人となり、現在も活動をしています。
劇団四季からお笑い芸人へと転身した柏円さん。
青春時代をカリタスで過ごした柏円さん、その学園生活おかげで多彩な才能が開花したのではないでしょうか。
桜井玲香(乃木坂46)
1994年生まれ、元乃木坂46として活躍をしていた桜井玲香さんはカリタス小学校出身です。
小学生時代は運動会の団長、学級委員を務めるなどリーダー的存在であったと言います。
中学では母親に連れられて訪れたガーデン教室を機に、華道を好きになったそう。
他にも水泳や体操、ピアノなど多くの習い事を行っていたと言います。
その傍らで歌手や女優への憧れを持っていた桜井玲香さん。
高校2年生の春に乃木坂46の1期生オーディションを受け見事合格し、芸能界へ入りました。
乃木坂46として活躍をしていた際も、キャプテンを務めるなど幼いころからのリーダー気質を発揮。
カリタス学園時代に学んだことが十分に活かされていました。
堀田茜(モデル)
1992年生まれ、モデルの堀田茜さんもまたカリタス小学校出身です。
幼稚園からカリスタ学園に通っていた堀田茜さんは、perfumeに憧れダンス部に入部していました。
よく文化祭ではダンスを披露していたと言います。
2009年に第12回全日本国民的美少女コンテストに出場し、オスカープロモーションに所属。
その一方で立教大学文学部フランス文学専攻に進学し、ミスキャンパスに出場するなど学生生活も存分に楽しんでいたようです。
ちなみに大学もカトリック派なので、家系的にカトリックに関係があるのかもしれません。
現在はモデルだけでなく、バラエティー番組で体を張ったロケに取り組んでいます。
人生を存分に謳歌している根本部分には、カリタス学園での勉強以外の学び部分が活かされているのかもしれません。
カンダエミリ(モデル)
1998年生まれ、大人気インスタグラマーのカンダエミリさんはカリタス小学校出身です。
カンダエミリさんは語学堪能で、英語や韓国語、イタリア語を操る秀才と言われています。
高校時代までをカリタスで過ごし大学は慶応義塾大学へと進学しました。
年齢からすると2020年3月に卒業したと思われますが、彼女のTwitterのプロフィール欄には、【慶応義塾大学】と記されています。
ですので卒業の有無は不明ですが、2020年1月1日に更新したInstagramには、「最後の大学生活」と記載していたので、無事卒業できたみたいですね。
画像がメインのInstagramだけで人気を獲得したカンダエミリさん。
その優れた才能は、幼いころからのカリタス学園での学びから習得したのかもしれませんね。
紗那ゆずは(元宝塚歌劇団)
宝塚歌劇団93期生として入団し、約5年間月組娘役として多くの舞台で活躍をした紗那ゆずはさんもまた、カリタス小学校出身です。
自分をいかに表現できるかが重要の演劇の舞台。
さらに宝塚歌劇団という競争も激しい中で無事娘役として地位を確立した紗那ゆずはさん。
おそらくカリタス小学校時代に身に着けた教養のおかげではないかと考えられますね。
航琉ひびき(宝塚歌劇団)
宝塚歌劇団93期生として入団し、現役花組男役として活躍をしている航琉ひびきさん。
彼女はカリタス女子高校出身です。
宝塚音楽学校に入学するのこそ何よりも大変という中、見事勝ち抜いた陰には思春期時代を過ごしたカリタス女子高校での学園生活が大きな要因ではないでしょうか。
カリタス小学校出身の有名人をまとめてピックアップ!【アナウンサー編】
しゃべりだけでなく、表情やたたずまいが重要なアナウンサー。
そんなアナウンサーの方々の中にも、カリタス小学校出身者が多くいることが判明しました。
下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)
1973年生まれ、テレビ朝日アナウンサーとして現役で活動をしている下平さやかさんもはカリタス女子高校出身です。
好きな言葉は「法の下の平等」、尊敬する人を、カトリック司祭のマキシミリアノ・コルベ神父と上げています。
カリスタ女子高校を卒業し時間が経った今でも、カリスタ時代の教えを大切にしているようですね。
川村綾(元静岡朝日テレビアナウンサー)
1978年生まれ、元静岡朝日テレビアナウンサーとして活躍をしていた川村綾さんもまたカリタス学園出身です。
現在はフリーアナウンサーとして活動をしている傍らで、東京都稲城市の市議会議員の顔も持ちます。
カリスタ女子高校を卒業後、日本体育大学体育学部に入学しそこで、中学・高校教諭免許のほか、スポーツや健康に関する資格を数多くとったようです。
アナウンサーとしての活躍だけでなく、市議会議員という多彩な顔を持つ川村綾さん。
多方面で活躍する女性に成長したのも、カリスタ学園で培った多方面で活躍する人になるための教えあったからだと考えられます。
東美咲(元テレビ神奈川アナウンサー)
1980年生まれ、元神奈川アナウンサーとして活動していた東美咲さんは、中学校・高校をカリタス学園で過ごしました。
高校を卒業後、慶應義塾法学部に入学しチアリーダーとして活躍していたそう。
またフランス語も堪能であったと言います。
現在はAIG日本法人に勤めているそうです。
やはりカリタス学園出身者は、一つのことに縛られず多方面で活躍する方が多いように感じますね。
内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
1990年生まれ、フジテレビアナウンサーとして活動をしている内田嶺衣奈さんもまたカリタス小学校出身で、高校までカリタス学園に所属をしていました。
高校3年生の時にはフランス・マルセイユに、上智大学文学部フランス文学科に進学後もフランス・アンジェに留学経験を持つことから、フランスが堪能であると言います。
またこの上智大学はカトリック派であることから、内田嶺衣奈さんの家系がカトリック派と関係があるのかもしれません。
フジテレビアナウンサーの顔の一人である内田嶺衣奈さん、実力派もちろん美しい佇まいは幼いころからのカリタス学園での教えが関係しているのかもしれませんね。
カリタス小学校出身の有名人をまとめてピックアップ【文化人編】
芸術や学問で活躍している方の中にも、カリタス小学校出身者が多数いました。
窪美澄(作家)
1965年生まれ、小説家の窪美澄さんはカリタス女子中学校・高等学校の出身です。
小説家になる前は広告制作会社に勤務をしていましたが、出産を機にフリーランスで編集ライターとして働いていたそう。
そこから女性の体や健康面に関する内容を中心に、小説家に転身したのです。
2009年から小説家としての花開き、多くの受賞作を世に発表しました。
最近では2019年「トリニティ」で第36回織田作作之助賞を受賞するなど、その活躍ぶり衰えることをしりません。
乃南アサ(作家)
1960年生まれ、小説家の乃南アサさんもまたカリタス女子中学校・高校で青春時代を過ごした一人です。
彼女は高校卒業後、早稲田大学社会学部に入学をしましたが中退し、広告代理店で勤務をしていました。
そして1998年にデビュー作をなる「幸福な朝食」で日本推理サスペンス賞を受賞し、その名が一気に世に広がったのです。
その後も数多くの有名作品を発表してきました。
創造力豊かな人材が育つのも、カリタス学園の教養が優れているのを物語っているのではないかと考えられます。
山田由香(脚本家)
1968年生まれ、脚本家の山田由香さんも又カリタス女子中学校・高等学校出身者です。
高校卒業後はカトリック派の立教大学に入学しました。
彼女が脚本を務めた作品は有名なものが多く、「おじゃる丸」「僕等がいた」「妖怪ウォッチ シャドウサイド」など実力を兼ね備えた脚本家へ今もなお成長しています。
カリタス小学校倍率は約3倍!男女比率なども詳しく紹介
2019年をデータをもとに見ていこうと思います。
2019年の募集人員は男女合わせて108名でした。
これに対して志願者数は300名前後、倍率は約3倍と言われています。
ちなみに志願者の男女比率は約1:5、やはりお嬢様学校と言われるだけあり、女子の志願率が圧倒的に多いことがわかります。
ちなみに試験内容は、
- ペーパーテスト
- 制作テスト
- 行動観察テスト
- 面接
と言う感じで、他の私立小学校入試と何ら変わりはありません。
カリタス小学校の学費は平均より安い!さらに詳しくまとめて紹介
カリタス小学校の学費をまとめてみました。
*2020年7月現在、カリタス小学校ホームページより
- 授業料 432,000円(年額)
- 維持費 120,000円(年額)
- 学習費 72,000円(年額)
合計で624,000円です。
さらに積立金7,000円(年額)、後援入会金1,000円(年額)、後援会費30,000円(年額)、合計で101,000円(年額)費用が掛かってきます。
なので6年間で学費だけで3,744,000円、その他費用で606,000円、合計4,350,000円費用が掛かります。
また入学前には入学金に200,000円、施設拡充費200,000円、教材費、5万円、3口以上の寄付金など別途代金が請求されると言います。
ちなみに都内の私立校の学費トップが慶應義塾幼稚舎で初年度の学費だけで150万以上、2年次以降は120万以上(年額)かかると言います。
そして平均が初年度は約100万、2年次以降は約70万といわれているので、カリタス小学校はどちらかと言うと、学費がお手頃な私立小学校に入ります。
カリタス小学校の制服やランドセルは人気が高い!画像付きで紹介
カリタス小学校の制服は上記の画像のようなものです。
冬服は男女ともブルーのブレザーに白のシャツ、赤いリボンを付けた爽やかな印象を与える制服デザインです。
夏服は男子は白のYシャツにネイビーのハーフパンツ。
女子は水色のワンピースでとても爽やかな印象を与えます。
靴下は白、靴は黒の革靴で、小学生にしてはすませた格好をしていますが、将来を見据えた時に日ごろからきっちりとした格好で学園生活を過ごさせているのではないかと思われます。
ランドセルは、女の子は「日本ランドセルファスターAH526-H117女の子キッズチョコブラウンピンク」、男の用は「日本ランドセルファスターA526-S2男の子キッズ黒ブラック」、このように統一をされています。
価格は4万円ほどで、そこまで割高なものではないようですね。
色味もチョコブラウンで、かわいさも加えられているランドセルのようです。
カリタス小学校の評判は非常に良い!多方面からの声を紹介
ここまではカリタス小学校の出身者や、学費等を説明しましたが、やはり1番肝心なのは評判ではないでしょうか?
結論から言いますと、カリタス小学校そして通う生徒さんは大変すばらしく高評価の声が多く聞かれています。
Twitter上にもあるように、心から優しく気遣いのできる生徒がたくさん在籍していることがわかります。
やはり幼いころからのカリタスでの教えが身についているのではないでしょうか。
またユーモアも兼ね備えているようで、人付き合いに関しても小さなころから教わっているようですね。
そのほかにも、
- 教師が生徒のサポートをきめ細かく行っている
- 愛を持ち、どんな人に対しても優しい心で接する子供に育つ
- 校舎がきれいでセキュリティも万全、さらに地元住人の人柄も良く、安心して生徒を預けられる
などなど高評価の声が多く聞かれます。
結果カリタス小学校はとてもいい学校で、芸能界からも人気があるとわかりました。
私立の小学校に子供を入学させたいと考えている方はは、ぜひ検討してみてもいいかもしれません。
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