日本人の父とフランス人の母の間にハーフで生まれ、美しいだけでなく演技力がとても高い女優として大人気だった沢尻エリカさん。
これまで様々な騒動を起こしながらも、映画にドラマにCMにと活躍を続けていましたが、ついには麻薬取締法違反で逮捕され、事実上の芸能界引退となってしまいました。
2024年現在は執行猶予が明けた沢尻エリカさんですが、静かに反省の日々を送りつつ、思い描いていることもあるようです。
沢尻エリカさんが今どのように生活しているのか、そして今後の芸能界復帰の可能性についても調べてみました!
【女優に復帰】沢尻エリカの2024年現在は舞台に出演し評判も上々
「私事で本当に恐縮ではございますが、ひと言だけ、今の気持ちを伝えさせてください。いろいろな気持ちがあって、いろいろなことを言いたいんですけど……とにかく、みんなにありがとうと言いたいです」
沢尻エリカさんが2024年2月から上演される舞台『欲望という名の電車』で約4年ぶりに芸能活動を再開させることが発表されました。
ネット上の評判も上々で、
出典:X
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流石沢尻エリカさんという演技だったようですね!
麻薬取締法違反の罪で逮捕された彼女ですが、4年後に女優に復帰する事が出来ました。
ちなみに舞台『欲望という名の電車』の内容は結構ハードなので、注意してください…先にどういった結末を迎えるかを知りたい方は↓をどうぞ。
本作で主人公ブランチ・デュボア役を演じるのが沢尻エリカさん。
つまり最終的にレ〇プされて精神病院に送られてしまう役柄という事です。ハードですよね汗
これからこの舞台を皮切りに次々と活躍の場を広げていくと思いますね!
さて、逮捕されるまでの沢尻エリカさんは、渋谷のクラブなどにたびたび顔を出していました。
ただ、それもピタリとなくなりました。しかも遊びに出ないだけでなく、スマホを解約して当時の遊び仲間の連絡先もすべて消去し、人間関係をリセットしたようです。
後述しますが、事務所側との契約も切れておらず、まずは健全な生活を取り戻させてから、仕事への復帰をサポートしたいと考えているみたい。
現段階では確定的な事は何も決まっておりませんが、執行猶予が明けてすぐに配信系ドラマをはじめとした女優のオファーが複数届いているようです。
本人も当初は「みんなに受け入れてもらえるのか」と不安を感じていたようですね。まあ、あれだけ大きな事件を起こして世間を騒がせたら当然だと思います。
ただ、家族とも復帰については具体的に話し始めており、以前と違って「また演じたい」という気持ちが強くなり始めているとのこと。
沢尻エリカさんの人生とも重なりますし、ここまで応援してくれた事務所には感謝しかないです。
沢尻エリカさんとエイベックス・マネジメントの業務提携契約は継続しています。
芸能人が薬物などの事件を起こした場合は即契約解除となることが多いですが、エイベックス側は沢尻エリカさんが心から反省していることを信じ「更生するための支援をいたします」とコメントしています。
過去には、小室哲哉さんが詐欺容疑で逮捕された時にも被害額や慰謝料など数億円をエイベックスの会長である松浦勝人さんが支払ったと言われており、何かあればすぐに切り捨てる事務所ではなく、かなり面倒見がいいようなんです。
ただ、やはり沢尻エリカさんの逮捕によって発生した違約金や賠償金は10億円以上もあるため、エイベックスとしては沢尻エリカさんを復帰させて事務所が負担した金額を返してほしいというのが本音ではないでしょうか。
沢尻エリカさんにはまだまだ女優として、損失した額を回収できるだけの価値があると踏んでいるようです。
キャンプ場の経営を始めたとしても多額の違約金を支払える見込みはありませんし、やっぱり女優として復帰するのが一番現実的かもしれませんね。
ちなみに一時期ラウンジ嬢として復帰するのではないかと噂されましたが、それは全くのガセ情報です。エイベックスの松浦会長もしっかりと否定していました。
「最近できたラウンジに行くとか行かないとかって。行くわけないだろ」「そんなに安くないからね、うち」「ふざけんなってことだよ。ふざけんなってか、別に水商売が安いとか高いとか、そういうことではなくて、これから俺たちが一生懸命あいつのためにやろうとしている時に、こういうくだらない噂が流れるのか。頭にくる」引用元:youtube
そりゃ当然ですよね。
ここまで人気になった女優をラウンジ嬢にするなんて有り得ないでしょう。
ネット上では沢尻エリカさんの復帰を期待する声がたくさん見られました。
過去には問題発言や行動で嫌われてしまった時期もありましたが、それでもやはり女優として唯一無二の存在感を放ち、実力で批判をはねのけてきた沢尻エリカさんには、もう一度立ち直ってほしいと願っている人は多いようです。
沢尻エリカさんは現在語学を猛勉強中で、中国語も熱心に学んでいるようです。
彼女が主演したドラマ『1リットルの涙』は中国でもヒット。沢尻エリカさんも大人気となり、2018年に上海映画祭に登場した際には「中国に進出したいです」と意欲を見せていました。
2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子さんも中国で人気が高く、逮捕から2年後には中国での違法薬物防止キャンペーンの大使に任命されたことから再び現地でのメディア出演が増え、中国・台湾・香港を中心にコンサートなども行っていました。
酒井法子さんと同様、沢尻エリカさんも中国に進出して復帰するのではとの見方もあります。
しかし現在、中国では以前にも増して違法薬物の取り締まりが強化され、薬物使用者に対する世間の目も厳しくなっています。
「中国を違法薬物中毒者の復帰の場に利用するな」などの批判が上がっており、酒井法子さんが復帰した時のように沢尻エリカさんも受け入れられることは難しいかもです。
沢尻エリカの病院はどこ?慶應義塾大学病院から楽山病院に転院
2020年2月、沢尻エリカさんに懲役1年6ヵ月、執行猶予3年の判決が下されました。
裁判の中で、薬物の使用を深く後悔していると話し、今後の交友関係を見直して薬物とも一切関わらないことを誓いました。
19歳ごろから薬物を使用していた沢尻エリカさんは再犯の可能性が高いと判断され、保釈後に都内の病院に入院しました。
その病院は「新宿区信濃町にある大学病院」と報じられたことから「慶應義塾大学病院」であることが判明しました。
慶應義塾大学病院はVIP専用の特別病棟があり、有名人や著名人も利用する病院で、沢尻エリカさんもこの病棟の特別個室に入院していたようです。
そこはもはや病室ではなくホテルのスイートルームのような環境が整っていて、専用のコンシェルジュが身の回りのお世話もしてくれるそうですよΣ(゚Д゚)
当然入院費用は高額で、1泊約7万円の個室に入院しているとの報道があったことから、おそらく1泊66,000円のこちらのお部屋で過ごしていたと思われます。
(※一部では1泊20万以上の最上級の部屋との報道もありましたが誤報だったようです。)
違法薬物を使って逮捕されたのにこんないい部屋でゆったり入院生活って…と正直思ってしまいますが、そこは人気芸能人の特権ですね(*_*;
個人的には浴槽がない点だけがちょっと気になりますが、それでもコンシェルジュがついて至れり尽くせりのこんな贅沢な入院生活、一泊だけでもしてみたいものですw
しかし、沢尻エリカさんには10億とも20億とも言われる違約金の支払いがあります。
違約金は一部所属事務所が負担したとも言われていますが、入院費用は沢尻エリカさんの個人事務所が支払っているため、ずっと優雅な入院生活をすることはできず、しばらくして転院したようです。
場所は、関東近郊にある心療内科専門の病院だとか。プライバシー保護が徹底されていることから政治家や芸能人に人気で、元TOKIOの山口達也さんも静養していたようです。
ここの施設も超豪華で、トレーニングルームやスパが完備で、アロママッサージなども受けられるそうです。にもかかわらず、費用は1泊1万円程度。長期療養も視野に入れているため、治療計画の見直しを考えていると話しているようですね。
元TOKIOの山口達也さんと同じ病院とのことですが、山口さんが通院しているのは埼玉県にある『楽山』という心療内科病院と言われています。
楽山病院にはトレーニングルームやスパ、アロママッサージといった設備がある点が一致しており、また山口達也さんが通院している様子をスクープされた際、写っていた外壁が楽山病院と同じだったことからこの病院の可能性が高いと言われています。
そのため、沢尻エリカさんも楽山病院に転院し、現在も通院を続けていると思われます。
慶應義塾大学病院の特別個室と比べてしまえば劣るでしょうが、それでもスパやマッサージなどが受けられて1泊1万円ならとても良い環境ですよね。
逮捕後、沢尻エリカさんは横川直樹さんとの関係を断ち切り、現在も通院しながら自宅で反省の日々を送っているようです。
薬に手を出してしまったのは家庭環境も大きな原因の一つ
幼いころの沢尻エリカさんを知る地元の住民からは、薬を拒絶できなかったのは沢尻エリカさんの母親のせいだとの声も出ていたようです。
「このあたりでは、エリカちゃんが麻薬にハマったのは“リラさん”のせいだと、みんな言っていますよ。あんな育て方をされたら、彼女が自暴自棄になるのはしょうがないって」引用元:週刊女性PRIME
沢尻エリカさんの父親は会社経営者で、競走馬を所有するほど裕福な家庭だったそうです。
3人兄弟の末っ子に生まれ不自由なく暮らしていましたが、父親が事業に失敗し、沢尻エリカさんが9歳の時に家族を残して失踪してしまいました。
それからは母親のリラさんが夜のお店で働いて子供たちを養っていたそうですが、リラさんは酒癖が悪く、酔うと周囲にケンカを売るため近所からは評判が悪かったようです。
幼い沢尻エリカさんはお母さんが家にいないことでとても寂しい思いをしていたでしょうね…。
沢尻エリカさんが中学生のころに父親が戻ってきましたが、その時にはがんを患っており、まもなく亡くなってしまいます。
さらに、2番目のお兄さんが交通事故で亡くなるという不幸が重なり、リラさんはさらに荒れていきました。
その後、沢尻エリカさんが芸能活動で稼いだお金でリラさんは地中海料理店を開き、沢尻さんも手伝っていましたが、お店の中でもリラさんは度々酔ってケンカをしていたそうです。
そういった環境で育った沢尻エリカさんは、どんなに女優として成功しても心の中にはずっと寂しさがあり、満たされない気持ちを埋めようと薬物に頼ってしまったのかもしれません…。
人気絶頂からの急転落、離婚、逮捕…沢尻エリカの波瀾万丈な人生
小学6年生でモデルデビューし、その後女優として活動していた沢尻エリカさんは、2005年公開の映画『パッチギ!』での演技が高く評価され、数々の映画賞を受賞。
また、同年に主演したドラマ『1リットルの涙』は視聴率20%を超える大ヒットとなり、沢尻エリカさんは一躍人気女優となりました。
このころの沢尻エリカさんは清純派女優そのものといったイメージでしたね。私も当時このドラマの最終回で5mlくらいは泣いたんじゃないかと思います。
「別に」騒動で干される
女優だけでなく歌手としても大活躍していた沢尻エリカさんですが、2007年公開の映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶であからさまに不機嫌な態度を見せ、司会者からの質問に対しても「特にないです」「別に…」とまともに答えず、あげく司会者を睨みつけるといった言動が大きく報じられ、大バッシングを受けました。
数日後、沢尻エリカさんは謝罪し「自分の行動ですべてをぶち壊してしまった」と泣きながら語りましたが、この騒動により仕事が激減し、ドラマや映画で沢尻エリカさんを見かけることはほぼなくなりました。
涙ながらに謝罪した沢尻エリカさんでしたが、2010年にアメリカのCNN系情報サイト『CNNGO』のインタビューで「(謝罪したことは)間違っていました。当時の事務所から謝罪しなくてはいけないと言われたけれど、絶対したくなかった。これが私のやり方だから。結局私が折れたけれど、やっぱり間違っていた」と、謝罪は本心ではなく演技だったことを暴露し、話題になりました。
また2019年にトーク番組『ボクらの時代』に出演した際にも、この騒動について振り返っています。
「20歳とかそれぐらいの時が本当に忙しくて。あの当時の私、偽っていたわけよ。『こうしなきゃいけない』『沢尻エリカ像はこうだ』みたいなのが自分の中ですごくあって」と切り出し、「それって偽りなわけよ。それで結果、自分が潰れてしまった」「追い詰められて、パンパンになって爆発した」引用元:マイナビニュース
沢尻エリカさんはこの騒動を機に根本を見つめ直し、自分を偽るのはやめようと思ったと話していました。
実は、私の自宅のすぐ近くにある公園で『クローズド・ノート』の撮影が行われていたんです。
休日だったのでたくさんの人が見物に来ていて、私も前から歩いてくる沢尻エリカさんをすぐそばで見たんですが、その時もムスッとしていましたよ(笑)
多忙で相当ストレスが溜まっていたんでしょうね。当時まだ20歳くらいだった沢尻エリカさんですが、既に大女優のオーラを放っていました!
映画公開時にまさかあんな事件が起きるなんて、この時は当然思いもしていませんでした…w
ちなみに、公園の土手を上がってきた竹内結子さんとは約2メートルの距離で目が合ったんですが、その瞬間竹内結子さんがニコッと微笑んでくれて、私はそのあまりの綺麗さとにじみ出る優しさに感動して何のリアクションもできず、ただただ凝視してしまいました…(゚Д゚)
ほんの一瞬の出来事でしたが、宝物のような思い出です。
22歳で結婚するも約1年で離婚の意思を表明
2009年1月、沢尻エリカさんは22歳という若さで、「ハイパーメディアクリエイター」という肩書きも話題となった、当時44歳の高城剛さんと22歳差の結婚を発表。明治神宮での挙式の様子が生中継され、大きな注目を集めました。
しかし、1年3ヵ月後の2010年4月には沢尻エリカさんが離婚協議に入ったことを発表。マスコミでも大きく報じられましたが、高城剛さんは離婚について「寝耳に水」「勝手に離婚に合意したことにされた」などと反論して泥沼化。
沢尻エリカさんが離婚の意思を表明してから3年以上が経過した2013年12月にようやく離婚が成立しました。
大麻使用の噂が流れ始める
2009年9月、沢尻エリカさんは「素行不良に加えて重大な契約違反があった」として、所属していたスターダストプロモーションとの契約を解除されました。
契約違反の内容については明らかになっていませんが、大麻の使用が発覚したためではないかと言われています。
所属事務所はこの報道について事実関係を認めなかったものの、否定もしなかったそうです。
契約解除と同時に沢尻エリカさんは芸能活動を休止しますが、2010年3月にスペインに個人事務所を設立し活動を再開しました。
さらに、離婚協議中だった2011年2月には、沢尻エリカさんが大麻栽培インストラクターのスペイン人男性と一緒に過ごしている様子を『週刊ポスト』に報じられました。
沢尻エリカさんの足元にあるのは大麻吸引器だそうです…。
この男性は当時、「エリカは大麻以外の薬物には手を出さない」と話していたそうですが、高城剛さんは週刊誌に、沢尻エリカさんが大麻だけでなく合成麻薬のMDMAも使用していることを暴露していたという情報もあります。
本格的に女優復帰し再ブレイク
2011年4月からエイベックス・マネジメントと業務提携を結んだ沢尻エリカさんは本格的に女優復帰し、2012年に主演映画『ヘルタースケルター』が公開されると、沢尻エリカさんのヌードや体当たりの演技が話題となり大ヒットしました。
その後も次々とドラマやCMなどに出演し、見事に再ブレイクを果たした沢尻エリカさん。
バラエティ番組への出演も増え、以前のような気難しい“エリカ様”ではなく、明るく気取らないキャラクターに変わった沢尻エリカさんの姿に、世間のイメージも回復していきました。
ツンツンしていた頃の沢尻エリカさんが好きだったという声もありますが、私は性格が丸くなって笑顔が増えた沢尻エリカさんの方が断然好きでした(´ω`*)
大河ドラマスタート目前での逮捕
2020年1月からは、沢尻エリカさん主演のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送が開始する予定でした。
2019年6月から撮影が始まっており、沢尻エリカさんは「自分が持っているものを全てこの作品に捧げたい」と熱意を語っていました。
しかし、2019年11月に沢尻エリカさんが自宅マンションでMDMAの粉末約0.2グラムや、LSDを含んだ紙片と液体の計約0.7グラムを所持していたとして逮捕され、取り調べで「10年以上前から使用していた」と供述し、使用についても認めました。
せっかく様々な騒動を乗り越えてマイナスイメージを払拭し、大河ドラマの主役にまで上り詰めたのに本当に残念です…。
急遽、沢尻エリカさんの代役には川口春奈さんが抜擢され、わずかな時間で役作りをし大役を見事に演じきりました。
過去には低視聴率女王とまで言われてしまったものの、この大河ドラマ主演が今の大活躍のきっかけとなった川口春奈さんにとっては、ある意味ラッキーだったのかもしれません(笑)
交際相手の横川直樹から薬物を受け取っていた
沢尻エリカさんは逮捕時に所持していた薬物について「彼氏から預かった」と話していたそうです。
その彼氏とはファッションデザイナーの横川直樹さんで、2011年頃から交際を開始したとされており、彼が手がけるファッションブランドの広告塔を沢尻エリカさんが務めていたこともありました。
この横川直樹さんも薬物中毒で、色々な違法薬物を一緒に使用していたそうです。
2人は何度も破局と復縁を繰り返しており、薬物を介した共依存関係になってしまっていたのかもしれません。
大河ドラマの主演が決まった際にも、沢尻エリカさんは横川直樹さんと今度こそきっぱり別れることを決意したそうですが、大役のプレッシャーを和らげるために再び連絡を取るようになってしまったと言われています。
沢尻エリカさんは逮捕当日も明け方まで渋谷のクラブで遊んでおり、その場には横川直樹さんも一緒にいました。
沢尻エリカさんの逮捕から10日後、横川直樹さんも共同所持容疑で逮捕されましたが、警察の初動捜査ミスにより逮捕に時間がかかってしまったことで、証拠不十分により不起訴処分となっています。
セレブでゴージャスな見た目とは裏腹の悲惨な生い立ちを知ると、良くぞここまで立派に仕事をしているなと感心させられてしまいます。
沢尻エリカさんの昔について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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