ピンクの髪色でアニメのキャラクターのような風貌のおじゃすさん。
出展:TWIN PLANET
突如テレビで見かけるようになり、「おじゃす?誰?」と思った人も多いことでしょう。
筆者もTBSの「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」でおじゃすを初めて見て、同じように「誰?」と思った一人です。
彗星のごとく現れ、視聴者の興味をかっさらったおじゃす。
実はおじゃすはTikTokのフォロワー数460万人超えの、超人気TikTokクリエイターです。
出展:TikTok
おじゃすがなぜ人気なのか?人気になったきっかけは?
TikTok出身の人気者、おじゃすが好かれる理由について調べました。
おじゃすって何者?ハーフ?本名はジャスミン
まずはおじゃすのプロフィールを紹介します。
出展:Aneひめnet
- 本名:ジャスミン
- 生年月日:2004年5月14日
- 身長:154㎝
- キャッチフレーズ:国内トップクラスのTikTokクリエイター
- 国籍:日本
- 出身地:大阪府
- 趣味:曲作り、ピアノ、ウクレレ、食べること
- 特技:歌うこと
- 所属事務所:TWIN PLANET
所属事務所のマネージャーは、おじゃすについてホームページで以下のように紹介しています。
出典:TWIN PLANET
活動名のおじゃすの由来は、本名のジャスミンから「ジャス」と友人から呼ばれることが多く、上品に聞こえるように「お」を頭に付けたことだそうです。
このエピソードからすでに独特の感性を持つ女の子であることが垣間見えますね(笑)
カナダ人の父親と日本人の母親から生まれたハーフのおじゃすですが、生まれも育ちも大阪で英語を話すことは出来ず、父親と込み入った会話をする時はなんと自動翻訳機を使っているんだとか。
父娘揃ってユニークですね(笑)
おじゃすのブレイクのきっかけは、キャッチフレーズにもなっているTikTokで人気が出たことです。
おじゃすは中学生からTikTokを始め、なんと半年かからずに100万フォロワーを突破しました。
マーケティングに長けていたのか偶然か、中学生当時主流だったインスタグラムは写真重視やルックス重視のイメージが強く、自分には向いていないと分析していたおじゃす。
TikTokが流行り始めたことで、面白い編集の動画が人気だったため、「これなら自分の良さが伝えられるかもしれない」と思って始めたそうです。
毎日10本ほど動画をあげると自分で計画し、1週間ごとに10万人もフォロワーが増えていくという快進撃。
出展:X
一気に有名TikTokクリエイターの仲間入りしました。
中学生にしてこの計画性と分析力、大人顔負けですよね。
しかし、おじゃすのTikTokがバズった理由は意外なところにありました。
バズったきっかけは、ある失敗作をアップしてしまったこと。ふだんやったら「アカンやん」と削除する動画を、なんかのはずみでアップしてしまったんです。
その動画、失敗作やったから自分でも最後に「あかん、まちがえてもうた……ほんまごめんな」ってバリバリの関西弁で謝ったら、それがかわいい、おもろいとバズってしまって(笑)
引用:集英社オンライン
ファンタジーな見た目からは想像もつかない饒舌な関西弁が、おじゃすがバズったきっかけでした。
これもおじゃすの戦略だったとしたら、とんでもない策士ですね。
出展:おじゃすインスタグラム
生まれも育ちも大阪のおじゃすですが、高校は大阪府立阿武野高校に通っていたようです。
中学時代からすでにTikTokで動画配信をしていましたので、高校では部活に入らず帰宅部だったおじゃす。
高校1年生で芸能事務所に所属し、TikTokだけに留まらず、現在のようにテレビ出演でさらに知名度をあげました。
ピンクの髪はかつらでアルビノでは無い
おじゃすについて調べていると、「おじゃす アルビノ」というキーワードで検索があがっていました。
アルビノとは、先天的にメラニンが欠乏した遺伝子疾患のことで、肌や髪の色素が薄くなってしまうのが特徴です。
確かにおじゃすは肌も白く目の色素が薄いですが、アルビノなんでしょうか?
出展:おじゃすインスタグラム
結論から言うと、おじゃすはアルビノではありません。
あのピンクの髪はウィッグで、地毛は茶髪です。
出展:おじゃすインスタグラム
アルビノの方は髪の色素も薄くなりますので、地毛が茶髪のおじゃすはアルビノでないと判断出来ます。
筆者はおじゃすを見て綺麗なピンク髪だな、と思っていたので、まさかウィッグだとは思いませんでした、騙された(笑)
おじゃすがウィッグだと公表したのは「踊る!さんま御殿‼」に出演した時で、この回でおじゃすは「踊るヒット賞」をもらっています。
出展:おじゃすインスタグラム
目の色素も薄いおじゃすですが、こちらはカラコンではなく裸眼だそうです。
前述した通りおじゃすはカナダ人と日本人のハーフですが、父方の祖父がカナダ人、祖母がフランス人と、かなり外国の血が濃いそうなんです。
おじゃすの肌の白さや目の色素は、血筋が由来のものでした。
家族の話に触れましたが、おじゃすはなんと5人兄弟の末っ子です。
お姉さんが3人とお兄さんが1人で、過去にお姉さんもTikTokで共演したことも。
兄弟そろってテレビ出演したら、かなり話題になりそうですよね。
姉妹揃って肌が白くて可愛らしく、よく似ています。
茶髪のおじゃすもとってもかわいいですが(個人的には茶髪のおじゃすの方が好きです)、なぜピンクのウィッグを被っているのでしょうか?
出展:X
おじゃすがピンクのウィッグを被る理由は、2つあるそうです。
- ピンクが好き
- イメージ付けのため
そもそもおじゃすはピンクが好きで、自身のイメージ付けのためにピンクのウィッグを被るようになったそうです。
イメージ付けにピンク色を身に着けているのは、あの林家ペー・パー子夫妻と同じ理由でした。
出展:林家ぺー 林家パー子オフィシャルウェブサイト
林家ぺー・パー子が来ている理由は下記のように語っています。
テリーから「なんでもいいんだよ。ビジュアルが大事。芸でもなんで派手でいいんだ」とアドバイスを受けたという。
林家ペーは「テリーさんの一言なんです」と話し「パー子がピンクが好きだったんで、一緒にピンク着た」と笑った。
引用:スポニチアネックス
確かにピンクの林家ぺー・パー子夫妻しかり、金髪に赤いスーツのカズレーザーしかり、色のイメージがつくとキャラが立ちますね。
やっぱりおじゃすは若くして戦略家な女の子と言えます。
おじゃすはなぜ人気なの?その4つの理由まとめ
おじゃすのTikTokのフォロワー数は460万人超えと前述しましたが、これってどれぐらいすごい数字なんでしょうか。
日本の女性TikTokクリエイターのフォロワー数ランキングは以下の通りです。
- 景井ひな(1,090万人~)
- ゆーり(23)yuri(700万人~)
- 深田えいみ(550万人~)
- Ojas[おじゃす](460万人~)
- うんぱい(440万人~)
1位の景井ひなさんはなんとフォロワー数1,000万人超えと桁違いのですが、おじゃすも4位と大健闘しています。
そうそうたるメンツのランキングですが、おじゃすが他のクリエイターより勝っている点は、テレビのレギュラー出演です。
景井ひなさんも過去にTBSのバラエティ番組「ラヴィット!」にて期間限定レギュラーを務めていましたが、現在のレギュラー出演はありません。
一方おじゃすは日テレ「超無敵クラス」レギュラー、「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」もほぼレギュラーと言っていいほど毎回出演しており、今一番勢いのあるTikTokクリエイターと言えるのではないでしょうか。
出展:X
なぜおじゃすはこんなに人気なのか、4つの理由にたどり着きました。
昭和歌謡から洋楽まで歌がとにかく上手い
TikTokから有名になり、現在ではテレビ番組でも活躍中のおじゃす。
「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」ではレギュラーばりに毎回出演し、美しい歌声を披露しているおじゃすですが、歌が上手いことが人気の一つにあげられます。
出展:おじゃすインスタグラム
特技が歌うこと、とあるように、おじゃすは自分の歌に自信があるようです。
TikTokに投稿している動画も歌ってみた動画が多く、動画として残すためにかなり練習もしていると思われます。
おじゃすは2024年4月現在19歳ですが、「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」では昭和歌謡を披露することがとても多いですが、昭和歌謡ファンなんでしょうか?
おじゃすは好きなアーティストにセレーナゴメスをあげており、普段から昭和歌謡を愛聴しているわけではなさそうです。
おじゃすのTikTokでは洋楽も邦楽も披露しており、時にはYouTubeで子供向けの歌も歌っています。
もともと歌うことが好きなおじゃすですし、自分を活かす術を理解しているかしこいところもありますので、昭和歌謡についてもかなり勉強したんではないでしょうか。
実際、番組内で知らない曲があると次回までに必ず覚えてくるそうです。
出演するゲストの曲もしっかり勉強しているようですので、勉強家であり努力家な面が垣間見られます。
おじゃすは趣味に曲作り、ピアノ、ウクレレをあげており、どれも音楽に関連しています。
TikTokでもウクレレを披露したり、歌ってみた動画を投稿していますので、日常に音楽が浸透しているんですね。
おじゃすの歌は音域が広く、音程も安定しているのでとても聞きやすい歌声です。
実際おじゃすの歌はとても好評ですし、勉強家で好印象ですのでこれからも歌番組で活躍し続けるでしょう。
おじゃすが歌が上手いのは、日頃の練習や、勉強の成果で、歌のうまさが人気の理由の一つでした。
ビジュアルが可愛いくてすっぴんも可愛い
おじゃすはピンクのウィッグに、ハーフの顔立ちでアニメに出て来そうな風貌が可愛いと話題です。
SNSでもおじゃすが可愛いという投稿が多く見られます。
外国の女の子のような(そもそもおじゃすはハーフですが)可愛らしい見た目で世界観を作り上げて人気のおじゃすですが、すっぴんも可愛いのでしょうか?
こちらはおじゃすがインスタグラムですっぴんを披露した写真です。
出展:おじゃすインスタグラム
ピンクのウィッグは被ったままですが、すっぴんでもおじゃすのかわいらしさが全く損なわれていないので驚きです。
全然変わらない、と言っても過言ではありません。
地毛ですっぴんの動画も見つけましたので、こちらの方が完全なすっぴんに近いおじゃすです。
@o_jas514 Instagram ojas514 すっぴん#fryoupage #おじゃす #flypシ
幼さが残る雰囲気ですが、やっぱりすっぴんでも可愛いですね。
アメリカのスクールドラマに出てきそう!
おじゃすが人気の理由の2つ目は、ビジュアルが可愛いからで、すっぴんも変わらず可愛いことが判明しました。
性格が良くて好感が持てる
見た目だけでも可愛くて人気のおじゃすですが、どうやら本人の性格の良さも相まってさらに人気が出ているようなんです。
確かにSNS上でも、おじゃすを批判している意見をあまり見かけません。
特に、スタートエンターテイメント社(旧ジャニーズ事務所)のファンからの好感度が高いようです。
「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」でSixTONESのジェシーさんと田中樹さんと共演し、時にはデュエットもしているおじゃすですが、ファンから反感を買わないんでしょうか?
番組内でおじゃすが出てくると、ジェシーと田中樹は「おじゃす!」と声を掛けるのが恒例となっています。
このやりとりをファンは微笑ましく思っているようで、おじゃすのことも好きになるようです。
おじゃすは番組内でも必要以上にでしゃばらず、ファンから嫉妬されるような行動をしていないため、友好的にみられているんですね。
知らない歌を勉強したり礼儀正しくするおじゃすの姿をファンは見ていますので、推しがおじゃすと絡んでいても「おじゃすはいい子だから」と捉えられているのです。
ジャニオタにも許容されるおじゃす、最強ですね。
TikTokのクオリティが高く需要と供給がマッチ
TikTokフォロワー数460万人超えのおじゃすですが、歌ってみた動画だけでなく、エフェクト(特殊加工)に特化した動画も投稿しています。
おじゃすは、何度も見たくなるような中毒性のある動画作りがうまいようです。
@o_jas514
また、子供から大人まで楽しめるようなコンテンツとなっており、安心して見ていられる動画と認識されています。
TikTokは動画1本あたり15秒もしくは60秒という、短い時間で視聴できるため、気楽に視聴出来るのがメリットです。
そこにおじゃすの発信する歌うま動画や、クスッと笑ってしまうようなエフェクト動画がうまくマッチし、人気を得たのではないでしょうか。
出展:おじゃすインスタグラム
おじゃすの人気の理由を4つ挙げてみましたが、どれも納得できる理由ですね。
TikTokクリエイターながら、テレビでも活躍して好感度の高いおじゃす。
まだまだおじゃすの活躍から目が離せません。
おじゃすがドラマデビュー?演技力を徹底調査
歌番組でよく見かけるおじゃすですが、なんと連続ドラマにも出演していました。
おじゃすが出演したドラマは、TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」です。
主演の西島秀俊演じる「夏目俊平」と同じオーケストラに所属するバイオリン奏者の「近藤益夫」(津田寛治)の娘、「近藤心」役を演じました。
出展:TWIN PLANET
おじゃすは第1話と第6話に出演し、クールな女の子の役で普段の明るいおじゃすとは違った一面が見られる役だったようです。
残念ながら、おじゃすの演技に対するSNSの投稿はなく、上手いのか下手なのかはわかりませんでした(笑)
おじゃすはこのドラマに出演する前にも、2022年に映画に出演しています。
映画でもドラマでもいつものピンクの髪で出演しており、演技力はあまり求められていなかったのかもしれません(笑)
おじゃすは普段TikTokでキャラクターを演じたりもしていますが、やっぱりTikTokの短い動画とドラマのワンシーンでは感覚が違うのかもしれませんね。
これからもTikTokや歌番組、バラエティー番組でおじゃすの真価を発揮していってもらいたいです。
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