本国である韓国や日本のみならず、海外の人気も高い韓流スターやK-POPアイドル。
それだけ光が強ければ強いほど影は色濃くなるように、キラキラとして輝かしい韓国芸能界の闇もまた深く大きいもののようなのです。
その闇の最たるものが、報道などでも取り沙汰される韓国芸能界の「枕営業(接待)」です。
どの国の芸能界にも枕営業の噂はありますが、特に韓国では「性上納」と呼ばれいて、悪しき習慣とされ根付いてしまっているようなのです。
日本の少女マンガを原作とした韓国版「花より男子」に出演していた女優のチャン・ジャヨンさんは2009年3月、「花より男子」の放送終了の数週間前に自殺されました。
残された遺書には
- 事務所の指示により枕営業(性接待)を強いられた
- 接待させていた相手の男は悪魔
- 必ず復讐してほしい
と、綴られていたそうなんです。
女優業の裏で30人以上を相手に対し、100回以上も枕営業を強いられた…それを苦にしての自殺だったというのです。
女優としてこれからだったのにも関わらず、身を賭してこの事実を世間に知らしめたチャン・ジャヨンさん。
どれほど無念だったでしょか…。チャン・ジャヨンさんが亡くなって10年という歳月が過ぎてもなお、韓国の枕営業に関する疑惑は消えることがありません。
それは一体なぜなのでしょうか?
韓国のアイドル達の性処理事情も併せてご紹介していきます。
韓国のkpopアイドル達の性処理事情の闇に迫る!
いくらアイドルと言っても若い男性ですし、当然性欲はありますよね。
流石に自分で処理すると言っても限度がありますし。
とはいっても女性人気に支えられているアイドル(特にBTSクラスの人気男性アイドル)が、大っぴらに「〇〇と交際しています。」なんて言えるわけもなく…
となると彼らは一体どうやって性欲を解消しているのでしょうか?
ここからはあくまで一般論となりますが、恐らく以下のような方法を取っているのではないかと考えられます。
「事務所が恋愛禁止というルールを設けているため、その発散方法についても事務所が用意するケースが多いです。男性の場合には守秘義務契約を結んだ高級風俗店などに依頼して、気づかれないように通わせていますね。」(芸能プロ関係者)
引用元:exciteニュース
つまり、口が固い芸能人御用達の風俗店に通っているということですね。
そりゃいくらアイドルといっても男ですから、当たり前です。
日本では全く報道されていませんが、実はこんな話も韓国では話題になっていました。
「社長は会社所有のバンを私物のように使い、夜明けに出かけて行って、主に日本の女性ファンたちを呼び集めてソウル見物をさせていた。さらに社長は、彼女たちに事務所所属のタレントと関係を持たせた。金銭等の対価があったかは知らないが、1週間に1~2度はやっていたし、タレントが日本に行ってそうする場合もあった」
引用元:newsポストセブン
韓流アイドルは大人気ですからね。そりゃ日本人女性が惚れ込むのも無理ないです。
そうした女性心理を利用して、男性アイドルとの関係を持たせているとのこと…
まあ一番いい方法ですよね。大っぴらに交際できないけど性欲はたまるから、それをどこかで処理しなければならない。
その処理の方法はやはり専門のお店である必要がありますからね!
リン・ウェイリンが韓国の枕営業を暴露
台湾のアイドルグループ「3EM美少女」のメンバーとして人気を博したリン・ウェイリンさんは2007年、韓国へ進出しました。
こんなに美人なリン・ウェイリンさんですが、志半ばで挫折し、自国・台湾へ戻りました。
リン・ウェイリンさんは台湾へ戻ったのち、韓国芸能界で横行する枕営業についての暴露本を2010年8月に出版し、「枕営業を強要されたが、頑なに断った」と主張し、問題になりました。
彼女は自身の本を通して、当時韓国芸能界の関係者たちから「あまりにも年齢が高い」という指摘を受け、生年月日を1980年から1985年に変更するよう指示されたと発言。
また「韓国の歌手は男女を問わず性的接待をする」など問題になるような内容も多数含まれているものと伝えられていました。
リン・ウェイリンさんの暴露によって、韓国芸能界は枕営業(性接待)をしなければ、タレントや俳優としてなかなか売れることはできないということになってしまいます。
2007年頃といえば、少女時代やKARA、東方神起などといったKーPOPアイドルが日本などの海外進出をしていた頃です。
そんな彼女や彼らに憧れ、夢をかなえるためにレッスンに明け暮れていた子たちもが…と悪い想像をしてしまいます。
リン・ウェイリンさんの暴露本出版は韓国芸能界にとって警鐘になったのでしょうか?
BIG BANGのV.Iも絡んだバーニングサン事件
BIG BANGのV.Iさんらが運営する韓国・ソウル 江南の一等地にあるナイトクラブ「バーニングサン」。
有名ラッパーやDJの公演があり、高級シャンパンやコニャックなどで構成された豪華セットサービスで知られていて、著名人や芸能人などが集まっていたといいます。
まず簡単に「バーニングサン事件」の概要を説明します。
クラブ内で起きた暴行事件をきっかけに、性接待やデートレ〇プドラッグを使用した性的暴行などに当時BIG BANGだったV.Iさんらが関わっているのではないかという疑惑が浮上したことで、社会全体を巻き込んだ大事件へと発展した、ということなのです。
そもそもの事件の始まりについて
事件の発端は2018年11月24日の未明、ナイトクラブ「バーニングサン」にて暴行事件が発生したことに始まります。
クラブの来店客である男性がセクハラを受けていた女性をかばったところ、その男性は店のスタッフによって店外へ連れ出され、暴行を受けます。
被害男性はその場で警察へ通報しましたが、駆け付けた警察は被害者男性の訴えを聞くことなく通報者=被害者男性を連行し、逮捕しました。
暴行事件の被害者男性は2018年12月14日、ネット上で事件を告発。
事件の詳細とともに写真などが一緒に公開されたことで事件が明るみになりました。
これは単なる暴行事件だけでなく、何らかの形で店側(経営に携わるV.Iさんら含め)と警察の癒着疑惑も浮上したことにより、韓国国内のみならず多くの注目を集めた事件へと発展していったのです。
次々と浮き上がる恐ろしい疑惑
V.Iさんはこの暴行事件への関与を否定していましたが、マスコミはバーニングサン事件についての取材を続けていました。
そんな中、V.I(スンリ)さんらのカカオトーク(韓国版無料通信アプリ)内でのやりとりがスクープされます。
その内容が衝撃的なものでした。
スンリ:Bさん(投資家)が望む通りに応じて、アリーナメイン席を確保せよ。
スタッフキム:いま女を呼ぼうとしてるんだけど、誰がいいか。とりあえず、席は確保済み。
投資家ユさん:Bさんが他の客と接触しないように、(スタッフキムが)ちゃんと管理しろよ。
スタッフキム:隣にずっとくっついてますよ。
スンリ:ちゃんとやれ。ミスするなよ。
スタッフキム:席はメインに、警護までしっかりつけます。ケアはきちんとします。
引用元:news.infoseek
スンリ:うん、で、女は?良い子を(※性的なニュアンスを含む)
スタッフキム:呼んでるんですけど…ちゃんとヤってくれるかな。とりあえず、○○を呼んでます(○○:安く、質がよくないものを意味)
スンリ:とりあえず、うまくやれよ。
投資家ユさん:俺が今、女たちを準備した。女2人が到着したら(スタッフキムが)案内して、ちゃんとホテルの部屋まで行けるようにしろよ。2人いたら足りるだろ?
スタッフキム:了解。
スタッフキム:男性2人を(ホテルの)部屋に送りました。
引用元:news.infoseek
V.Iさんがクラブを利用する韓国人投資家へ性接待を取り持っていた!という衝撃的な内容です。
またそれに加え、クラブ内での麻薬使用などの疑惑も浮上してきました。
当初、V.Iさんと所属事務所は疑惑報道を「フェイクニュース」と否定し、「法的措置も辞さない」と強硬な態度を示していましたが、事態は一変します。
国民権益委員会(腐敗・汚職などを調査する国家行政機関)がカカオトークでのやりとりを入手し、調査されV.Iさんの説明が虚偽であると判明したのです。
これによりスマートフォンなどは押収され、性接待の斡旋などの捜査が進められていったのですが、事態はこれだけに留まりませんでした。
カカオトークのグループチャット内でのV.Iさんらのやりとりが実名で公開されたのです。
やりとりの中ではグループチャットに参加する16名が女性との性行為を盗撮し、その映像を共有していたことが明らかになり、こうした違法動画の盗撮・動画などの共有に関与した関係者らは逮捕・立件されました。
グループチャットにはV.Iさんだけでなく、韓国の人気歌手やBIG BANG以外の複数のアイドルグループのメンバーが関与していたことも明らかになり、彼らはこの事件後に芸能界引退へ追いやられていったそうです。
2018年3月11日、運営するクラブ内での性接待斡旋の疑惑報道などを受け、V.Iさんは自身のインスタグラムで引退を表明し、同月13日には所属事務所との専属契約を解除しました。
自分の身から出た錆ですから、芸能界引退は当然のことでしょう。
なんでもV.Iさんの性接待疑惑を報じたのは女性記者で、2016年頃から取材を続けていたそうです。
20代前半のとても若い女子大生たちや新人芸能人を酒の席に招待して、一晩相手として過ごさせる。
しかも、性交の様子を盗撮して流布までしていたという事実を初めて知り、同じ女性としてショックを受けた。『必ず報道しよう』と決意した。
引用元:デイリー新潮
それだけ韓国芸能界では枕営業や性接待が習慣化され、当たり前になってしまっているので、当事者であるV.Iさんら自身では「異常な状態」だと気付けなかったのでしょう。
しかし、女性記者の執念ともいえる取材で事件が明るみになり、ここでようやく被害を留めることができたのだと思います。
韓国で枕営業(接待)の噂がある芸能人
これまで調べてきた中で、やはり韓国芸能界には枕営業(接待)が習慣として根付いていることがわかります。
芸能人たち自身に意思がなくとも、周囲からの影響というのは「ありえる」状況にあるわけです。
ここでは明確な報道はないものの、人気のタレントやアイドルたちにも枕営業(接待)の噂があるようなので調べてみたいと思います。
BTS(防弾少年団)
女性アイドルグループだけでなく、男性アイドルグループでも枕営業の噂はあります。
韓国の男性アイドルは線が細い華奢な人が多いですから、特にBTS(防弾少年団)に所属しているメンバーにも、その筋の人との怪しい関係があると言われています。
「会社のスポンサーになってもらうために○○会社の社長と寝てこい」
といったような指示が会社から出てくるということですね。
韓国で枕営業が横行しているのは周知の事実ですし、それが女性アイドルだけに限っているとはあまり考えにくいと思います。
ちょっと横道にそれますが、ジャニーズ事務所を作り上げたジャニー喜多川さんにも、ジャニーズジュニアとの怪しい関係が報道されていましたよね。
実際に、男性とそのような関係を持ちたいと思う人が意外と多いようなのです。
BTSについて、実際に枕営業をしている証拠画像等は出回っていないようですが、今後どうなるか分かりませんし、実力だけでのし上がってきたと考えるには、韓国芸能界は暗すぎると思います。
少女時代
日本でも人気を博した少女時代。
これだけ韓国芸能界に枕営業が横行している=人気のある少女時代のメンバーも枕営業しているのでは?という噂はあったようです。
また2010年台湾のTV番組の中で韓国人芸能人の枕営業(性接待)疑惑を取り上げた際、少女時代の写真を放送時に使用したことでより波紋が広がったようなのです。
所属事務所はこれを否定しましたし、少女時代のメンバーに対しても枕営業をしているのでは?という憶測以上の噂はありませんでした。
また2014年にジェシカがグループを脱退し、その翌年には所属事務所との契約を解除しましたが、何かトラブルがあって脱退したわけではないようです。
KARA
日本のK-POPブームの先駆けともいえるKARAにも枕営業の疑惑があります。
2013年、KARAは事実上の解散状態だと報じられました。
メンバーの脱退や個々の活動が多忙となり、グループとしての活動が大幅に縮小したことが、その一因のようです。
KARAクラスになると枕営業をする必要はないですが、それでも周囲の人間はそう思っていない。もはや枕する必要がないレベルのタレントたちでも、テレビ局幹部などの有力者が露骨に『ホテルとっておいたから』と言ったりすることもある。
また、ネット上では『誰々に枕営業してのし上がった』など中傷も酷い。KARAのメンバーたちが引退をほのめかしたのは、こういった事情に嫌気がさしたからではないかとも言われています(韓国情報サイト編集者)
引用元:めるも
契約や待遇に不満があって事務所と揉めた…などの報道がされましたが、相次ぐメンバーの脱退や事務所との契約解除が続き、2016年には初期からKARAとして活動していたメンバー全員が事務所を離れていってしまいました。
KARAを離れていった直接の原因ではようですが、枕営業をしていた(もしくはしている)というネットなどの憶測にさらされてしまう状況は耐えがたいものだと思います。
また2019年11月、KARAの元メンバーのク・ハラさんが自宅で死亡した状態で発見され、韓国のみならず日本でも多く報道されました。
ク・ハラさんは以前、元恋人からのリベンジポルノ被害や自殺未遂などで世間の注目を集めました。
自殺の原因とされるのはこれまでの報道によるバッシングなどに心を痛め、自身の身辺に悲観したからではないかとされています。
しかし一部で推測されているのは、過去に枕営業などの強要によって精神がやんでいたのではないかともいわれているようです。
TWICE(JYP所属)
多国籍のK-POPアイドルグループとして結成されたTWICE。
日本人のメンバーが3名いるということもあり、注目している人も多いのではないでしょうか?
特にTWICEは、日本でも韓国でも人気があり、前述したように2019年のNHK紅白歌合戦で、K-POPグループとしては初めて3年連続で出場しています。
これだけ人気なのだから、韓国国内のみならず、日本でも枕営業をしているのではという噂があります。
これもまったく憶測の域を過ぎないものですが、韓国芸能界で枕営業(接待)が習慣とされているから、「人気が出て売れっ子になった=枕営業(接待)している」と世間からみなされる構図になってしまっているわけです。
しかし、TWICEが所属している事務所は「韓国の3大芸能事務所」といわれる大手(JYPエンターテインメント)なので、TWICEのメンバーが自ら業界のトップらに自分たちを枕営業で持って売り込む必要はないと思います。
まあ唯一あるとすれば、人気が出る前に事務所の偉い人と…ですかね(-_-;)
TWICEに枕営業の噂が絶えないのは、メンバーの体調不良が相次いだことが一因のようなのです。
IZ*ONE
IZ*ONE(アイズワン)とは2018年にデビューした日韓の合同アイドルグループ。
韓国のオーディション番組「PRODUCE101」と日本のAKB48グループがコラボし、ファン投票によって選出された12名によって構成されたのグローバルグループです。
HKT48の宮脇咲良さんがメンバーに選出されたことで、韓国のみならず日本でも注目されていますよね。
そんなIZ*ONEにも怪しい噂があるのです…
それは、2019年10月、オーディション番組「PRODUCE101」にて投票操作が行われたのでは?という疑惑が浮上し、ついには番組関係者の中に逮捕者が出たほか、番組からデビューしたIZ*ONEやほかのグループが活動休止に追い込まれたというのです。
投票数の差が全く同じなのが何個もあるってこんなん有り得ますか?
しかも逮捕された番組プロデューサーは芸能事務所の関係者から40回以上に渡って、江南区の遊興施設で接待を受けていた、という報道までもが出てきました。
宮脇咲良さんは最終結果で2位でした。
上位であればあるほど、疑惑の目は向けられてしまいますが、オーディション番組での投票操作=票を多くさせる(デビューさせる)人物が決まっていた、ということになります。
そして芸能事務所の関係者からの接待となれば、性接待もしくは枕営業がされていたのでは?という疑惑が向けられても仕方がないようにも思えます。
なぜ韓国では今でも枕営業が横行しているのか?
韓国は家父長制が根強く、男性優位が顕著な社会構造で、とりわけ芸能界はその傾向が強いようなのです。
タレントよりも事務所側がパワーバランスでは圧倒的に強く、契約内容などでタレントと折り合いがつけられず問題になった事件もありました。
日本でも人気を博した東方神起がそうです。
かつては5人組だった、東方神起ですが2010年に3人が脱退し、残った2人で東方神起を続けることになりました。
韓国芸能界は特に、事務所の意向が強いように感じられますし、だからこそ事務所の指示などで枕営業や性接待を行わざるを得ないタレントが存在するのだろうと思います。
2016年3月、ある女性芸能人らを韓国人の資産家や富豪へ紹介し、金銭を受け取ったとして韓国の芸能事務所代表らか逮捕されました。
この芸能事務所代表は以前にも同様の罪で逮捕され、実刑判決を受けていたようなのです。
それでもなお、同じ罪を犯して捕まる…それほどに韓国芸能界では枕営業が習慣となって根付いている証明のような事件です。
女性への人権意識が世界的にも高まっている今だからこそ、膿を出し切ってほしいと思います。
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