ファッション界のレジェンド・コシノヒロコさんと聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
カラフルで個性的なデザイン?それともテレビでもおなじみの、あのエネルギッシュなキャラ?
実はその華やかな表舞台の裏で、波瀾万丈すぎる私生活を送ってきたこと、ご存じでしたか?
学生結婚から始まり、離婚、再婚、そしてまさかの蕎麦屋との関係まで…え、どういうこと!?って思いますよね。
さらに娘や孫までがファッション業界で活躍しているという、まさに“芸術一家”の系譜も見逃せません。
本記事では、そんなコシノヒロコさんの知られざる夫婦関係や家族のこと、そして今の暮らしぶりまでをまるっと深掘り。
「え、そんな一面もあるの!?」って思わず驚くようなエピソードも満載です。
さあ、レジェンドの“素顔”を一緒にのぞいてみましょう!
コシノヒロコの夫は誰?元旦那との離婚理由と蕎麦屋再婚の真実
コシノヒロコさんの私生活って、実はドラマよりもドラマチックなんです。結婚に離婚、そして再婚のお相手はまさかの“蕎麦屋さん”?気になる夫婦の遍歴を、じっくり追ってみましょう。
学生結婚した相手は名門大学の御曹司だった
えっ、コシノヒロコさんって学生時代に結婚してたの?って思った方、多いかもしれません。
実はそうなんです。若かりし頃のヒロコさん、文化服装学院に通っていた時代に、なんとお相手は学習院大学の男性と出会って、結婚しています。
しかもこのお相手、いわゆる“良家の御曹司”だったそうで、いかにもなエリート街道コースの男性だったとか。ちょっとドラマっぽいですよね!
出典元:kh-exvision.jp
この頃、ヒロコさんはまだ23歳。自分の夢や仕事がこれからどんどん広がっていく時期です。一方で、結婚相手は学業を終えて大阪・岸和田へ戻り、ヒロコさんの実家の洋装店を手伝う形に。
つまり、当時から「家業を一緒に支える夫」か「自分の夢を追いかける妻」か、という構図がちょっと見えていたのかもしれませんね。
今の感覚でいえば「まだ学生なのに、もう結婚!?」と驚くところですが、当時はそういう早い結婚もめずらしくなかったようです。
とはいえ、文化や価値観が違えば、お互いの理想の結婚像にギャップがあっても無理はないですよね。
ヒロコさん自身も「面食いだったかも(笑)」と後に語っていて、なんとなく勢いで進んじゃったところもあったのかもしれません。
この“若気の至り”ともいえる学生結婚が、後のドラマの序章だったなんて…まさにファッション界のレジェンドにふさわしいスタートかも?
離婚の決定打は浮気と家庭内トラブルだった
さて、その学生結婚の続きですが…やっぱり順風満帆とはいかなかったみたいなんです。
一番の転機は30代に入ってから。ヒロコさん自身、子育てと仕事の両立でめちゃくちゃ多忙な毎日を送っていた頃ですね。
そんな中、夫婦の間には少しずつズレが生まれていきます。というのも、夫の方はヒロコさんがどんどん注目されていく姿に、強い劣等感を抱くようになっていったそうなんです。
ヒロコさんって、デザイナーとしてだけじゃなくてメディアにも登場するような華やかな存在。夫としては「表に出たいタイプ」だったらしく、それがコンプレックスになっていったのかもしれません。
結果、夫は酒に走り、ついには浮気や暴力といった行動にまで発展してしまいます。
いや~、これはつらい…というか正直アウトですよね。
出典元:kh-exvision.jp
ヒロコさんも当時を振り返って「お店はてんやわんやで、子どもはどんどん育ってくるわ、そのうえ夫は浮気するわ……」と語っていて、かなりギリギリの精神状態だった様子。
最終的には39歳で離婚を決意し、それが人生の大きな転機にもなったんです。
離婚後、ようやく精神的に落ち着きを取り戻して、本来の自分らしいクリエイションに没頭できるようになったとか。
つらい経験を経て、ファッションの方向性も「着る人に寄り添う」優しいデザインに変わっていったというから、人生って本当に不思議ですね。
「浮気や暴力なんて最悪!」って思う一方で、その苦労を乗り越えたからこそ、今のヒロコさんの輝きがある…そう考えると、やっぱり強い女性ってカッコいいな~って思っちゃいました。
再婚相手は元写真家で蕎麦店を開業した実力派
ここで登場するのが、コシノヒロコさんの“再婚相手”として知られる村上煕(むらかみ・ひろし)さん。
もうこの方がまた、かなりのやり手だったんです!
まず肩書きからして「元・写真家」。それだけでもオシャレ感漂うんですが、実はファッション広告界ではかなり知られた存在だったみたいで、アラミスやレナウンなどのブランドを数多く手がけていたそうですよ。
そんな村上さんが、なんとヒロコさんのブランド「ヒロココシノデザインオフィス」の社長にも就任していたというから驚き。
クリエイターとしても経営者としても優れた才能を持つ人物だったんです。
でも、それだけじゃ終わらないのが村上さん。ある日突然、趣味で始めた蕎麦打ちにどハマりして、まさかの“蕎麦職人”としての道へ進むんです。
しかも中途半端な感じではなく、ガチでお店を構えて本格的に始めたというから、本気度が違う!
「え、写真家から蕎麦屋!?」「ギャップありすぎじゃない?」って思いますよね(笑)
でもこれが、後にミシュランにも認められるレベルにまで進化していくわけです。
感性豊かで、ものづくりに妥協しない姿勢は、まさにヒロコさんと通じるものがあったのかもしれませんね。
派手な芸能人同士の結婚とはちょっと違って、お互いの美意識に惹かれ合った“職人×アーティスト”的なパートナー関係だったのが、なんだか素敵です。
趣味から始まった蕎麦屋「むら玄」がミシュラン掲載へ
で、その村上煕さんが本気で打ち込んだ蕎麦屋が「むら玄(げん)」。
場所は兵庫県芦屋市の六麓荘町という高級住宅街の山の中、自然に囲まれたロケーションもポイントなんです。
まずお店のたたずまいからして一味違う。まるでアートギャラリーか高級旅館みたいな空間で、もう“蕎麦屋”のイメージを軽く飛び越えてきます(笑)
内装や器、インテリアの多くはコシノヒロコさん自身が手がけたそうで、食事というよりアート体験に近いんじゃないかってくらいの雰囲気。
そしてもちろん、肝心のお蕎麦もこだわり抜かれてます。
もともとは趣味だったというのが信じられないくらい、打ちたて十割蕎麦は味も香りも一級品。
口コミでも「こんな山の中にあるのに、わざわざ行く価値がある」って評判になって、なんとミシュランにも掲載されちゃうんです!
蕎麦屋って星を取るのが簡単じゃないジャンルなのに、それで評価されるって、本当にすごいですよね。
しかもこのお店、食事中に川のせせらぎが聞こえるテラス席とか、犬用プールがある邸宅に隣接してるとか…ラグジュアリーすぎて想像を超えてきます。
趣味から始まったとは思えないプロフェッショナルっぷりに、さすが村上さん…って思わず拍手したくなります。
まさに、アートと食の融合。これを実現できたのは、ヒロコさんと村上さん、2人の美意識の結晶なのかもしれませんね~。
現在は再々婚せず、専属シェフとの快適な生活を送る
再婚の話までしたら、気になってくるのが「じゃあ今は?」ってことですよね。
ヒロコさん、再々婚はしていないんです。でもこれがまた素敵な暮らし方で…なんと今は専属の料理人と一緒に暮らしているんだとか。
お相手は男性ですが、恋愛関係とかではなく、あくまで「一緒にいて心地いいパートナー」的な存在みたい。
ちなみにこのシェフ、もともとはファッション関係の仕事をしていた方で、途中で料理の道に転身されたというから、なんともユニークな経歴。
そして、何よりもヒロコさんの胃袋をガッチリ掴んでるあたり、信頼の度合いがすごいんですよね。
実際、ヒロコさんはあるインタビューで「料理もできて、掃除も完璧。私の生活を整えてくれる人」って絶賛していて、もう“人生の相棒”的な存在として溶け込んでる感じ。
しかも「この人がいるから再々婚する必要は感じない」とまで言ってるから、これはなかなかの決意表明…!
いや〜、再婚しないという選択も、こうやって“自分に合ったライフスタイル”を大事にする姿勢、なんかカッコよくないですか?
「幸せの形は一つじゃない」ってことを、さらっと実践してるのが、まさにヒロコさんらしいなって思っちゃいました。
コシノヒロコの夫と家族をめぐる現在:娘・孫・姉妹の関係も紹介
家族全員がクリエイティブすぎることで知られるコシノ家。娘も孫も、そして姉妹たちまでとにかく濃いんです。今のヒロコさんの暮らしぶりや家族との関係、気になりませんか?
長女はブランド社長、次女は人気デザイナーとして活躍
ところでヒロコさん、家庭でもかなりパワフルなママだったみたいです。
というのも、娘さんが2人いらっしゃるんですが、これがまた2人とも立派に“クリエイティブ業界”で活躍中なんです!
まず長女の小篠由佳(こしの・ゆか)さんは、ヒロコさんのブランド「ヒロココシノ」の社長を務めているやり手。
出典元:WWD Japan
経営者としてだけでなく、ファッションの発信やイベントにも積極的に登場していて、まさに“二代目レディ”って感じの存在です。
一方、次女の小篠ゆまさんはというと、こちらもまた華やかなキャリアの持ち主。
出典元:文化学園大学
自身のブランド「YUMA KOSHINO」を展開していて、国内外のコレクションでも注目を集める実力派デザイナーなんです。
お二人とも、ただの“親の七光り”じゃないのがすごいところ。
それぞれの個性と感性を活かして、しっかりと自分の道を築いているんですよね。
ちなみに母ヒロコさんは、仕事で厳しい一面もあったようで、ゆまさんが「母の存在は大きすぎた」と語っていたことも。
とはいえ、そんな母娘だからこそ、今は“同志”として支え合っているような関係になっているのかも。
まさにファッション一家って感じで、どこを切り取っても華やかすぎる家系図…!ちょっと憧れちゃいますよね〜。
孫世代にも息づく芸術一家のDNAとは
ここまで読んで「いやいや、娘さんたちがすごいのはわかったけど、その次の世代はどうなの?」って思った方、鋭いです。
実はコシノヒロコさん、すでに“おばあちゃん”としての顔も持っていて、孫が2人いるんです。
しかもただの孫じゃない。なんとその1人は、あの「装苑」でモデルとして誌面デビューしたこともあるというから驚き。
3世代にわたってファッション業界に関わってるって、ちょっとすごすぎませんか?
もうこれは“家系レベルでセンスが遺伝してる”としか思えないんですよね(笑)
もちろん、本人たちが努力してるのは大前提ですが、やっぱり小さい頃から「アート」や「表現」に囲まれて育ってきた環境って、大きいんだと思います。
ヒロコさんの家では、服はもちろん、日常の中に自然と“美意識”があるっていうか、感性を磨ける空気感があるんですよね。
ちなみにヒロコさんは、孫と過ごす時間も大切にしていて、一緒に美術館へ行ったり、作品を見せ合ったりするんだとか。
これ、ちょっと想像しただけでもオシャレな休日すぎて…うらやましいです(笑)
きっとこの先、孫たちの中からまた新しい表現者が出てくるんだろうな~って、期待しかないですね。
母・綾子の存在が人生と創作の原点に
さてさて、ここで話は少しさかのぼって、ヒロコさんの“ルーツ”についても触れておきたいところ。
というのも、あの伝説的な母・小篠綾子(あやこ)さんの存在がなければ、今のヒロコさんはなかったと言っても過言じゃないんです。
綾子さんは、あの「コシノ三姉妹」の母であり、NHK朝ドラ『カーネーション』のモデルにもなった人物。
戦後の大阪で洋裁店を営みながら、3人の娘を一流のクリエイターに育てあげたって…これ、ほんと映画レベルの人生ですよね。
出典元:婦人画報
とにかく芯が強くて、でも人情味にあふれてて、「厳しいけど愛のあるお母ちゃん」だったそうです。
特にヒロコさんは三姉妹の次女で、綾子さんからは「自分で道を切り開く力を持ってる子」と言われていたんだとか。
小さい頃から「やるなら本気でやりなさい!」と叩き込まれて育ったからこそ、今の強くて自由なヒロコさんがあるんですね。
しかも驚くべきことに、綾子さんはなんと103歳まで生きて、晩年まで創作意欲にあふれていたというから、生命力が規格外。
家族みんなでの食事会でも、「この料理はもっと塩味がいる」なんて厳しめのコメントをするなど、最後までプロ魂を貫いてたそうです(笑)
ヒロコさんが、今もなお精力的にデザインを続けられる理由。その一番の原点は、きっとこのお母さんにあるんだな~ってしみじみ思いました。
三姉妹それぞれの夫婦事情と家族観の違い
コシノヒロコさんといえば、「コシノ三姉妹」の次女としても有名ですよね。
長女がコシノヒロコさん、次女がコシノジュンコさん、三女がコシノミチコさん。全員が世界で活躍するファッションデザイナーって、どんな家庭環境だったんだろう…って気になりませんか?
でもこの三姉妹、ファッションの道ではバリバリ活躍してますが、実はそれぞれの「結婚観」や「家族への向き合い方」はけっこう違うんです。
まず、ヒロコさん。学生結婚、離婚、再婚、そして現在は再々婚せずに“人生の相棒”と快適に暮らすという、なかなか波乱と自由を行き来するようなスタイル。
一方、ジュンコさんはどうかというと、以前の結婚相手は評論家の鈴木弘之さん。でもその後はあまり夫婦の話題がメディアに出ていないんですよね。今は仕事に全振りしてるような印象。
そして三女のミチコさん。実は彼女、20代で単身ロンドンに渡ってブランドを立ち上げたんです。
そのままイギリスで活動していて、家庭のことはあまり表に出てきませんが、どちらかというと「一人で好きなように生きる」タイプかも。
共通しているのは、「型にはまらない生き方を貫いている」ことかもしれませんね。
結婚してもしなくても、母になってもならなくても、自分のスタイルで“表現者”としての人生を歩む…そんなところに、彼女たちの共通点がある気がします。
いや~ほんと、強くてカッコよすぎる三姉妹ですよね。
“家族と芸術”を両立するヒロコの今の暮らし
ここまででも十分パワフルな人生を歩んでいるヒロコさんですが、今どうしてるのかも気になりますよね?
実は今のヒロコさん、“家族との時間”と“創作活動”のバランスがとれた暮らしを送っているんです。
再々婚はしていないけれど、専属シェフと暮らしながら、穏やかで快適な日々を過ごしているそう。
それでいて、自宅兼アトリエでは今も現役でデザインを続けていて、海外でも個展を開くなど、活動の手はまったく止まっていません。
しかも、その作品づくりには娘さんや孫の存在も大きく影響しているとか。
家族のライフイベントをモチーフにしたデザインや、子ども世代とのコラボなんかもあるらしくて、まさに“暮らしそのものがアート”って感じなんです。
週末には娘夫婦や孫たちが遊びに来て、ワイワイと料理したり、美術館へ出かけたりする時間も大切にしているとのこと。
この“家庭と芸術の共存スタイル”、なんだか憧れちゃいますよね~。
「仕事ばっかりじゃだめ。でも家族だけに偏るのも違う。どっちも大切にするって、最高の贅沢なのよ」っていうヒロコさんの言葉に、うなずきたくなっちゃいました。
年齢を重ねても、自分らしさを失わずに“好きなこと”と“愛する人たち”の両方を大事にするって、本当に理想の生き方かも。
コシノヒロコの夫や家族について知りたい方へ
- 最初の夫は学習院大学出身の御曹司で、学生結婚だった
- 結婚生活はすれ違いが多く、30代で離婚に至った
- 離婚の決定打は夫の浮気と家庭内トラブルだった
- 再婚相手はファッション広告で活躍した元写真家の村上煕氏
- 村上氏は蕎麦職人に転身し、蕎麦店「むら玄」を開業
- 「むら玄」はミシュランにも掲載された名店として知られる
- ヒロコ自身が内装や器を手がけるなど、店全体が芸術作品のよう
- 現在は再々婚しておらず、専属シェフと快適に暮らしている
- 長女の由佳さんは「ヒロココシノ」社長としてブランドを支える
- 次女のゆまさんは「YUMA KOSHINO」代表で世界的に活躍
- 孫のひとりはファッション誌「装苑」でモデルデビュー経験あり
- ヒロコの母・小篠綾子は103歳まで現役の伝説的洋裁師
- 綾子さんはNHK朝ドラ『カーネーション』のモデルとしても有名
- 三姉妹はそれぞれ異なる夫婦観を持ち、独立した道を歩んでいる
- 今も家族と芸術の両方を大切にしながら創作活動を続けている
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