芸能界で昔から噂が絶えない枕営業。
2021年4月にタレントのマリエさんが、かつて島田紳助さんから枕営業を強要されたこと、そしてその場にいた出川哲朗さんやお笑いコンビ『やるせなす』の2人からも「やりなよ」と煽られたことをインスタライブで告発した騒動がありました。
また、過去には眞鍋かをりさんが「マネージャーから、事務所の事実上のオーナーと関係を持つことで番組に出演できたタレントがいると聞いた」とし、かつて所属していた事務所との契約解除を求める裁判を起こしました。
”芸能界の御意見番”梅沢富美男さんもテレビ番組の中で「枕営業は、この業界では昔からやっている奴はいっぱいいる」と断言していました。
このように、芸能界では当たり前のように枕営業が行われてきたようです。
そんなの今の時代にも本当にあるの…?と思っていたのですが、調べてみるとまぁ~出るわ出るわで衝撃でした(゚Д゚;)
とはいえ、ガセネタや信ぴょう性の低いただの噂も多々あるので、枕営業をカミングアウトした人や枕営業の存在を暴露した人に絞ってまとめてみました!
枕営業は今もある!業界人の証言や体験談を紹介
まずは芸能界の枕営業の実態について証言している動画をご紹介します。
”青汁王子”の愛称で知られ、メディアへの露出もしている実業家の三崎優太さんは、「芸能界は枕だらけ」「売れてる人達はヤバい」と話しています。
また、お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニーさんは、女性の方から「何でもするので使って下さい」とお願いするパターンもあり、枕営業で仕事を獲得した女優から話を聞いたと証言しています。
ガツガツ迫っていく女性を「床で襲うくノ一」と表現していますw
日本の裏社会や海外の危険地帯を取材するジャーナリストの丸山ゴンザレスさんは、ある芸能事務所の人から芸能人の名前と金額が書かれた『枕リスト』を見せられ、「登録料20万円でどうですか?」と話を持ちかけられたそうです。
そのリストには、無名ながらも芸能界で活動しているタレントや、中には知っている芸能人の名前もあり、知名度のあるタレントには40~50万円の金額がついていたといいます。
大物芸能人には5,000万円の値がついているという噂もあるんだとか…(゚Д゚;)
セミナーのようにしっかりと枕営業について解説してくれています(笑)
本当に5,000万で枕営業している芸能人がいるとしたら、誰なのか気になるところです…w
枕営業を迫られた女性が暴露
実際に枕営業を持ちかけられた女性がその詳細を語っている動画もあります。
芸能界デビューを目指していた岩田さんという女性は、エステティシャンを通して知り合った「芸能事務所を立ち上げる予定」だという男性に、一緒に仕事をしたいと誘われたそうです。
その誘いを受けてから半年ほど経った頃、事務所が立ち上がるという報告を受けた岩田さんでしたが、次の日男性から電話で「明日、有名な番組のディレクターやプロデューサーとの顔合わせが決まった。一応朝までもあるかもしれないから準備をしてきてほしい。気に入ってもらえればバンバン仕事が入ってくる」という連絡を受けました。
戸惑っている岩田さんに男性は「枕営業だよね。それは絶対そうなるから」とはっきりと枕営業だと告げ、大物女優の名前を出して「みんなやってる」「月1、2回の愛人になるだけ」などと言葉巧みに勧めてきましたが、岩田さんは周囲に相談して枕営業を断り、男性とも縁を切ったそうです。
枕営業を回避した岩田さんでしたが、この話にはコワいオチがあるので気になる方は動画をご覧ください(*_*;
曽我朋代さんというこちらの女性は、マリエさんの告発に続く形で、5年間芸能活動をしていた時代に体験した数々の出来事を生配信で詳しく語っていました。
こんな思いを何度もするなんて恐ろしい世界です…。
自身の枕営業を告白した芸能人
では、実際に枕営業をしたことを告白した人達をご紹介します。
岡本夏生
岡本夏生さんは以前レギュラー出演していた『5時に夢中!』の中で、20代の頃は年収が2億円あったと話し、「この身体一つでね、枕営業もしながら2億ですから」と発言しています。
ここまで潔く言ってくれると生々しさがなくていいですね(笑)
また、元モーニング娘。の道重さゆみさんと出席したイベントでは、道重さんに「今後10年、芸能界で生き残るためには枕営業しかない」出典元:スポニチというアドバイスもしていたとか。
石川優実
グラビアアイドルとして活動していた石川優実さんは、テレビ局のプロデューサーを含む男性2人と飲んだ後ホテルに連れていかれ、3人でお風呂に入らされて性的行為を要求されたことや、電通の社員を名乗る男性に、キャンペーンガールの仕事と引き換えに枕営業を強いられ、応じたことを告白しました。
しかしそれは枕営業詐欺で、男性は同じ手口で逮捕歴もありました。
騙された石川優実さんは警察に相談しましたが、相手にしてもらえなかったそうです。
こういった経験から現在は芸能活動のほか、フェミニストとしても活動しています。
枕営業の存在を暴露した芸能人
枕営業の存在を暴露した芸能人をご紹介します。
仮面女子
2015年、アイドルグループ『仮面女子』の当時の現役メンバーと元メンバーの4人が枕営業の強要を告発しました。
告発内容は、4人のうち2人が所属事務所の運営会社社長である池田せいじ(本名:池田正流)さんに迫られ、肉体関係を持っていたというものでした。
同時に、テレビ出演時にヤラセ演出を指示されたことや、脱退時に100万円の違約金を要求されたことも告発しましたが、池田せいじさんは現在も変わらず代表取締役の座に就いているようです。
藤井奈々
グラビアやアイドルグループ『CLEAR’S』のメンバーとして活動していた藤井奈々さんは、バラエティ番組に出演した際に枕営業を要求されたことを告白しました。
芸能関係の偉い人を紹介された藤井奈々さんは、その男性に「有名にしてあげるから、いいじゃん」と言われ、体を触られそうになったため拒否をしました。
それでもしつこく頼まれ、後で恨まれたら怖いと思った彼女は、断りきれずに手で応じたそうです。
藤井奈々さんは2017年に引退しましたが、Twitterやインスタグラムは現在も更新しています。
引退直後に結婚をし、幸せに暮らしているようですよ!
森下悠里
グラビアアイドルの森下悠里さんはバラエティ番組の中で、枕営業させられそうになった話を披露しました。
デビュー当時、ある人物から「写真集出したいよね?」と聞かれたので出したいと答えると、打ち合わせと称してホテルに連れていかれたそうです。
部屋にはバスローブを着たおじいさんが座っており、「で、どうするの?」と聞かれた森下悠里さんは、トイレに行くと嘘をついて逃げたという話でした。
しかし、森下悠里さんは「交際人数は70~80人」や「25股、35股していた」というエピソードを鉄板ネタによくテレビに出ていたため、「”逃げた”は嘘」「絶対やってる」と疑う声が多くありました。
小向美奈子
かつては人気グラビアアイドルとして一世を風靡した小向美奈子さん。
覚せい剤の使用が発覚してからは一転して現在はセクシー女優として活躍しています。
そんな彼女は過去に枕営業の存在を明らかにしたことがありました。
「アイドルを紹介することでお金を得ている人たちがいる。デートクラブみたいな仕組みになっていて、闇社会の人もいる。売春を副業にしちゃうグラビアアイドルを何人も見てきた」引用元:リアルライブ
本人は神様に誓ってやっていないみたいですが、本当なのか分かりませんよね。
松川佑依子
出典元:ナタリー
「ちょっと暗いのだけど(笑)酷いことされて実家に帰って家から出れなくなった時期があったのね。会社も行けなくて。去年の今頃かな。でも撮影しなきゃみんなに迷惑かかるから行かなきゃって思って。夜はベッドが怖くて車で寝たりしてた。そんなことしてたら心がおかしくなってきて、この人たちと関わる場所にいたくないって思って。」
この内容が書かれたのは2015年12月6日で、この酷いことをされたというのはちょうど一年前のテラスハウスの映画版が公開される前の撮影時期です。
元グラビアアイドルの松川佑依子さんが告白した上記の内容は、ネットでもかなり憶測が進みました。
彼女の場合は自身で枕営業をしたと言うよりは、そういった事があったと匂わせています。
橘麗美
「本当にイヤだったのは、仕事のために、「TV局や大手広告代理店のエラい人と寝てこい!」などと度々、接待を強要されたことです。そういう相手とは、まず社長を含めた3人で食事をします。その日は、相手の顔を覚えさせられるだけで終わり。でも、別の日に社長が「先方が会いたがっている。何を求められるか分かってるよな?誘われたら断るなよ!」と言ってきて、先方が待っているレストランなどの前まで、クルマで送られるんです。」
グラビアアイドルの橘麗美さんが枕営業の存在を告白しました。
「私は“接待”をせずに済みましたが、アイドルの友達のなかには、そういうことをやっているコも確かにいました。」
当時所属していた芸能事務所の社長は、
「考えたくはないですが、私のことを嫌っていたのでしょう。彼女には、プロ意識を持ってもらうために、かなり厳しく叱ったり、衝突することも多々ありましたから」
と語っています。彼女の発言が本当かどうかは分かりませんが、こういった事があるという内容を橘麗美さんは語っていました。
杉原杏璃
出典元:ABEMA TIMES
「枕営業の話は聞いたこともあるけど、それで“上”に行った人は聞いたことがない。もし、上がったとしても短いんだろうなと思います。確かに、業界の方からのお誘いも冗談か真剣か、たまにはあるけど、グラビアはある程度、エロの対象だから、「挨拶」だと捉えられるようになりました。始めて2、3年したら「私が結婚逃したら相手してください」とかわす技術を身につけましたね。グラビア女子会をすると「○○さんがすごい誘ってきたんだけど、メール来た?」「私にも来た!」「文章コピペじゃん!」と盛り上がることもあります。」
出典元:日刊ゲンダイDIGITAL
グラビアアイドルの杉原杏璃さんですが「枕営業の話は聞いたこともあるけど、それで“上”に行った人は聞いたことがない。」とのことですから、枕営業をしている女性がいる事は間違いないでしょうね。
伊藤れいこ
出典元:X.com
グラビアアイドルの伊藤れいこさんが「有吉反省会」で枕営業の存在を暴露しました。
「自身のブログを、業界人だけに向けたアピールの場として活用していることを反省しにやって参りました」と述べた伊藤れいこさんですが、司会の有吉弘行さんに「普通は(ブログって)ファンに向けてとかですよね」「ファンの人が読んだら、何かちょっと枕営業の匂いすんなみたいな…」と指摘されると、伊藤さんは「いやいやいやいや!枕営業してるアイドルとかいっぱいいますけど!私はしてないですし!」と爆弾発言。
枕営業を必死で否定する伊藤れいこさんでしたが、有吉さんから「お花くれたプロデューサーとかが『この前ブログに書いてくれてありがとう。今度ご飯でも』つったら行く?」と聞かれると、「それはー…マネージャーさんに相談します」と返答しました。
本人がやっているかどうかは置いておいて、これは枕営業の存在が確かにあったと考えても間違いないでしょうね。
佐藤聖羅
出典元:ameblo.jp
元SKE48でグラビアアイドルの佐藤聖羅さんが、過去に枕営業“ギリギリ”まで行ったことがあると告白。彼女は「枕営業は本当にしたことがない、してない」が誘われた事があるとし、ある男性に2人きりで食事に誘われ、カップルばかりがいる狭いバーに連れて行かれたが、なんとその店はラブホテルに繋がっていたとの事です。
「どうしたら逃げられるかな」と考えながらも、とりあえず部屋までついてった彼女。
洋館のような雰囲気の部屋を前に「今日は貴族みたいな気分じゃない」と部屋の内装を言い訳に断ると「相手も『そっか。じゃあまた次回……』みたいな感じで帰してくれました!」と、ギリギリのところで帰宅することができたと明かしました。
吉沢さりぃ
出典元:X.com
グラビアアイドルの吉沢さりぃさんが枕営業の存在をぶっちゃけました。
グラドルをしていると最もよく質問を受けるのが「枕営業って本当にあるの?」です。グラドル好きな方は正直聞きたくない話かと思いますが、まあ、ぶっちゃけて言ってしまうと、あるんです。断言してもいいです。なぜなら私が実際見たからです(笑)
私の見た“枕営業”は女の子からいくんです。それも「ひと晩ともに過ごすから仕事下さい!」と体を差し出すのではなくて、キャバクラやホストの色恋営業みたいに、「あなたのことが好きなの。仕事なんて関係ないよ」とガチ恋愛をアピールしつつ交際する体裁にしちゃうんですね。
眞鍋かをり
そこまで言って委員会NPに出演し芸能界の枕営業について口を開いた眞鍋かをりさん。
「私はたぶんそれ(枕営業)をうまく立ち振る舞って逃げてこられたというタイプではあるんですけど、それをちょっと若い時は『偉い』と思っちゃってたところもあったんですよ。でも、そういうことって逆に自分の首を絞めるというか。結局、自分はそういう被害に遭わなかった、スルーできた、ラッキーと思ってても、仕事が決まると『あいつ枕やって仕事とった』って言われるんですよ。」
彼女はかつて所属していた芸能事務所の枕営業の存在を暴露した事で有名ですが、芸能界に枕営業は確かにあった事を明らかにしていますね。
郡司英里沙
Pimm’s所属の郡司英里沙さんが「枕営業をアイドルの方から求める人も多いらしくて。有名になりたいから」と業界内の一部では枕営業が行われていると報告しました。
「そういう人たちが集まったアイドルグループがあるというのも、噂ですけど聞いたことがあります。(若手アイドル)さんとか」「(人気アイドルグループ)さんとか」と語りました。
野中比喩
出典元:Instagram
『アウト×デラックス』で、アイドル界の枕営業について暴露したWEBライターの野中比喩さん。彼女はそのせいで数々の嫌がらせを受けたと告白しました。
「番組の反響は悪い方向に大きかったですね。放送直後にライブをしたんですけど、翌日警察から『あなたがお客さんに自傷行為を強要したり、リストカットのパフォーマンスを行ったという通報があった』と連絡があったんです。それで事情聴取を受ける羽目に……。そういう嫌がらせがこまごまありました。多分実際に枕をやったり、枕を疑われたアイドルの子がやってたんとちゃうかな。2ちゃんねるに『あいつのせいで自分が疑われているけど訴えることはできますか』っていう書き込みもあったんですよ」
上村依子
出典元:ORICON NEWS
「有吉反省会」で女優・上村依子さんが芸能界の枕営業について告白しました。
ホステス時代に「〇〇さんのマネージャーがいて、『俺と寝たら(ドラマ)出してやる』って」と、規制音で名前を伏せながら枕営業に誘われたと暴露しました。
小林礼奈
出典元:ameblo
とある地上波のグラビアアイドルの番組ではプロデューサーと寝れば残れるシステムだったし売れてる有名タレントは全員俺と寝ている!という自称プロデューサーらしき人物が〇〇事務所に所属させてやるからどう?なんて誘われた事もあった。
出典元:Instagram
悪質な事務所なんか、事務所が枕営業を遠回しに斡旋してるとこもあったり。若くてやる気のある売れたい気持ちの強い子はターゲットだよね。私がいた太田プロは本当にクリーンで実力主義で、芸能活動を太田プロでできて、ほんとに良かったと心から思ってるよ。
ジャニーズ問題で話題になった中、小林礼奈さんが暴露した枕営業の存在については世間を大きく賑わせましたよね。
まとめ
枕営業とは程遠いイメージの人から、「でしょうねw」と納得できる人まで様々な芸能人をご紹介しましたが、今回名前を挙げた以外にも枕営業を強要されて辛い思いをしている人はきっとたくさんいるのだと思います。
今後も告発する芸能人が出てくるかもしれませんが、暴露後にラジオ番組が終了し、仕事がなくなったマリエさんの例もあるように、「干されてしまうかも…消されるかも…」と思うとなかなか声を上げる勇気が出ないことも想像がつきます。
やっぱり華やかな芸能界の裏には深い深い闇があるんですね…(ノД`)
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