1997年に織田裕二さん主演で放送されたドラマ『踊る大捜査線』。
それまでの刑事ドラマと異なるアプローチで描いたこの作品は放映時に特に高視聴率だった訳では無かったですが、徐々に人気となり、ドラマ終了後にはスペシャルドラマが複数作成されました。
その後は映画化もされており、映画2作目が実写邦画興行収入額でTOPの記録を現在も保持しています。
織田裕二さんの代表作とも言える作品になりましたが、2012年公開の映画4作目で一応シリーズは完結となりました。
出典:踊る大捜査線公式サイト
2012年に完結したと思われていた『踊る大捜査線』シリーズでしたが、2024年にスピンオフの新作映画が、同シリーズで『室井慎次』を演じた柳葉敏郎さん主演で公開される事が発表されました。
その為、過去のドラマや映画シリーズがプロモーションの一環でTVで再放送されましたが、この事である俳優さんに注目が集まる事になります。
それが今回紹介する深津絵里さんです。
出典:日刊スポーツ
深津絵里さんは同シリーズでは織田裕二さんの相手役的な立場で、ヒロイン、相棒とも言える存在の登場人物でした。
という訳で、今回の記事では深津絵里のがんの噂や現在について紹介します。
深津絵里に「何故か」がんや病気という噂が出ている
出典:グーグル検索
上記画像はお馴染みのグーグル検索画面です。
『深津絵里』で検索すると、関連検索ワードが表示されますが、その中に『がん』という言葉が確認できます。
事実は別にして上位に表示されているので、多くの検索実績がある事が分かります。
ちなみに深津絵里さんは1973年1月11日生まれで50代なので、高齢と言える様な年齢ではありません。
なぜこのような噂があるのでしょうか?
2022年を最後に俳優の仕事を行っていない
出典:タワーレコードオンライン
深津絵里さんは1986年に13歳で芸能界デビューをしています。(当時は別名義)
その後は歌手を経て俳優として活動する様になり、数々のドラマ、映画、CM等にも出演する人気俳優の1人となっています。
30代までは多くの作品に出演していましたが、40代になると作品の出演頻度がかなり少なくなります。
深津絵里さんの出演歴を確認すると、前述の『踊る大捜査線』シリーズ完結作が公開された2012年以降は映画で年1本出演する程度、ドラマはほとんど出演する事が無く数年に1本程度まで減っています。
出典:まんたんウェブ
現時点での最新作は2021年12月22日から2022年4月8日にNHKの朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』になっており、2022年を最後に俳優のお仕事は行っていません。
記事作成時点では2年半以上俳優の仕事をしていない事になります。
その為、姿を見なくなるとネットではあれこれと噂が出る様になり、『業界を干された』とか『病気』の噂が出始め、その中から『がん』という噂が多く検索される事になったと思われます。
出典:グーグル検索
出典:グーグル検索
実際にネットでは『がん』や『干された』と思わせる様なネットの見出しが複数確認できます。
確かにメディアへの登場頻度は減っているのは事実ですが、実際はどうなのでしょうか?
現在も健在で病気や干された事実は無い
出典:デイリースポーツ
上記画像は2024年10月21日に掲載された深津絵里さんの現在の画像です。
2022年のドラマ出演以降でマスコミの前に姿を見せた事になります。
喪服姿で沈痛な面持ちですが、お元気で有る事が伺えます。
出典:デイリースポーツ
この画像は2024年10月17日に亡くなられた俳優の西田敏行さんのお通夜に出席された時の画像です。
取材等には応じられていませんが、健在である事は画像からも分かります。
出典:ナタリー
ドラマや映画出演はありませんが、2024年4月からはダイアン津田さんと共演するCMも放映されており、少ないながらもお仕事をされている事が確認できます。
好感度が最も影響するCMに出演しているので、業界を干されたという噂もデマであるのが分かります。
出典:シネマトゥデイ
2023年にはフランスでパリコレに出演しています。
「ロエベ(Loewe)」が日本展開を始めてから50年という節目の年に、同い年である深津絵里さんにパリコレのお誘いがかかったそうですね。
そう、深津絵里さん、2023年時点で50歳なんです。とても50歳には見えない、美しい姿を披露していました。
テレビで頻繁に見ることはなくなった深津絵里さんですが、今でも年収は3000万円ほどあるのではないかと考えられています。
有名女優の平均年収は7000万円~数億円ともいわれているため、少なめではありますね。
芸能界の中では少なめかもしれませんが、一般人からすると「十分稼いでるなー」という感覚です。
映画にはポツポツ出ていたようですし、映画1本の出演で300万~500万とも言われていますからね……経済的には困っていないのではないでしょうか?
母親が『がん』で亡くなっている事からの勘違いも
出典:スポニチアネックス
深津絵里さんにがんの事実はありませんが、深津絵里さんの母親が2015年に末期がんで亡くなられています。
出典:朝日新聞デジタル
深津絵里さんの母親は書家として知られており、「諭黄(ユンホン)」の雅号で活動されていました。(2009年に本名の深津諭美子でも活動される様に。)
母親が『がん』で亡くなっている事から一部の人が深津絵里さんが『がん』なのではと混同していしまった可能性も有る様です。
改めて断っておきますが、深津絵里さんが『がん』になっているという事実は現時点では確認されていません。
出演作が減っている理由はいろいろ諸説あり
出典:ピンズバ
深津絵里さんには『がん』や『業界を干された』等の噂がありましたが、いずれも事実ではありませんでした。
ですが、40代以降は俳優としての仕事量が減っているのは紛れもない事実ではあります。
もちろん深津絵里さん自身が理由を述べる様な事はありませんが、様々な憶測がこちらでも行われている様です。
出典:インスタグラム
上記のネット記事ではいくつかの理由が挙げられています。現在の深津絵里さんは俳優として十分な実力と実績があります。
その為、近年は自分が出演したい作品だけに出演する様になっているとか。
テレビにあまり出なくなった理由の1つに、深津絵里さんが「映画に専念したい」と考えたためだというものがあります。
どうやら彼女は、1年間に出演する1~2本の映画撮影に集中して取り組みたいと望んだようですね。
深津絵里さんは2010年に公開された映画『悪人』で、モントリオール世界映画祭の最優秀女優賞を獲得しました。
この出来事がきっかけで、彼女の中での重要度が地上波ドラマから映画に移ったのだと考えられます。
無料で流されるドラマと違い、映画は基本的に映画館に行ったり、DVDを借りたり、サブスクリプションサービスに加入したりするなど、見る側が積極的に動かないと見ることができません。
そのため、多くの人が「最近深津絵里さんをテレビで見かけないな」ということになり、映画好きな人は逆に「深津絵里さん最近よく映画に出てるな」と思っていたかもしれません。
出典:インスタグラム
そういった事が出来るのも、2006年から交際がはじまり、現在は事実婚だと言われているスタイリストの白山春久さんの存在もあると言われています。
本題では無いので、簡単な説明だけになりますが、白山春久さんは人気スタイリストで、深津絵里さんを始め、数多くの有名人やドラマ、雑誌等も手掛けています。
白山春久さんの収入だけでも十分なものがあるので、こういった贅沢な選択が出来る状態にあると言われています。
出典:週刊現代
また上記の記事では、30代までは忙しく働いていたので、40代以降はゆったりとしたペースで仕事をする様になったのでは?とか長めの休みを取っている等、似たり寄ったりの推測になっています。
もちろん、こちらでもその様な生活が出来るのは白山春久さんという存在がある事から可能と書かれています。
要は、これまでの仕事の報酬と、白山春久さんのスタイリストとしての収入があるので、あくせく働く必要が無いと言う事かも知れません。
出典:アミューズ
深津絵里さんが所属する事務所は、芸能界でも屈指の大手事務所であるアミューズです。
これまでの深津絵里さんの実績を考えると、十分すぎる程事務所に貢献されている人物なので、自分のペースで好きな時に仕事をする事も許されているのかも知れませんね。
出典:ホミニス
13歳から芸能活動しているので、40年近いキャリアで、一般社会人が働く年数とも遜色なく、稼いだ金額は一般社会人とは比較にならない程多額でしょう。
もう十分な程働いているので、現在は悠々自適な生活をしているのだろうと、またまた噂で言われている様です。
結局これも推測ですが。
深津絵里さんの旦那について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
深津絵里の養子の変化を比較!昔も今も美人過ぎる
出典:photo AC
ここ最近、深津絵里さんのメディアへの露出が減っているため、最近の彼女の姿がいまいちわからない、という人も多いですよね?
そこでここからは、深津絵里さんの姿が昔と比べてどうなったのかを紹介していきます。
10代、20代、30代と年齢を重ねて現在どのような顔になったのか、確認してみてください。
まずは1988年、15歳のときの深津絵里さん。
JR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCMに起用された際の画像です。
15歳とは思えない大人っぽい顔ですね!
しかし、やはり10代ということであどけなさもあります。
この頃から、ショートヘアがよく似合っていますよね。
続いて20代の頃の深津絵里さんを見てみましょう。
深津絵里さんは1997年、23歳のときに『踊る大捜査線』に出演し、織田裕二さん演じる青島俊作の同僚刑事である恩田すみれ役を務めました。
『踊る大捜査線』は社会現象を巻き起こすほどの大ヒットシリーズとなりましたね。
深津絵里さんといえば『踊る大捜査線』を思い出す人も多いのではないでしょうか。
2002年のとき、深津絵里さんは29歳。
この頃、彼女はドラマ『恋ノチカラ』に出演し、主人公の本宮籐子を演じました。
20代の頃の深津絵里さんといえば、多くのドラマに出演しておりテレビで顔を見ない日はほとんどないという人気女優。
休みはほとんどなかったのではないでしょうか。
深津絵里さんは2010年、37歳のときに映画『悪人』に出演しています。
30代後半なのに、20代の頃からちっとも変わらないですね。
お肌の透明感がそのままです。
ずっとショートヘアだった深津絵里さんですが、この頃は少し髪が伸びていますよ!
出典:X
2011年、38歳のときには三谷幸喜監督の映画『ステキな金縛り』に出演。
西田敏行さんとのW主演で話題となりました。
深津絵里さんといえば、おでこを出したショートヘアというイメージがあるため、前髪ありの少し長めの髪型は新鮮ですね!
ショートヘアも似合っていましたが、髪を伸ばしてもバッチリ似合っています。
出典:映画.com
40代手前で、役者としての活動を減らした深津絵里さん。
40代で唯一の主演映画が、浅野忠信さんと共演した『岸辺の旅』です。
当時、深津絵里さんは49歳だったのですが、18歳の役を演じたということで話題となりました。
50歳を目前にして10代の役をこなせるなんて、驚きです。
ちなみにこちらが、18歳役の深津絵里さん。
確かに、18歳と言われても納得の若々しさ……すごすぎる!
出典:Numero TOKYO
そして最後に紹介するのが、50歳の深津絵里さん。
先に少し触れましたが、深津絵里さんは「ロエベ(Loewe)」が日本展開を始めてから50年という節目の年に、「同い年である」という理由でパリコレに招待されました。
肌の張り、瑞々しさ……とても50歳とは思えないですよね。
劣化するどころか、美しさに磨きがかかっているようです。
昔に比べると、頬の肉が落ちてよりシャープな印象を受けますね。
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