当ブログで主に紹介させてもらっている記事は、様々なジャンルの有名人に関する噂がほとんどかと思います。
今回の記事はちょっと趣向が変わっており、ある映画作品で描かれたシーンについての噂の記事となります。
紹介する映画は『ミッドサマー』です。
この映画はアメリカで2019年7月3日に公開され、その後日本でも劇場公開されています。
日本では2020年2月21日に公開され、公開時はR15+の年齢制限が掛けられており、さらにディレクターズカット版が3月13日からR18+指定で上映されました。
ディレクターズカット版が公開されるというのは、良くある話ですが、大抵は通常版の公開が終わってからある程度期間が空いた頃に公開される事が多い中で、この作品は続けて公開されました。
監督はアリ・アスターで、映画のジャンルはサイコロジカルホラー映画となっています。
あらすじについては後述しますが、映画の中で上記画像の女性が性の儀式を行う場面があります。
まあ簡単に行ってしまえば、性行為をする場面なのですが、この場面をみた人たちから、本当にやっているのでは?という声が上がっているそうです。
ということで、前置きが若干長くなりましたが、今回の記事ではミッドサマーが本当にやってる噂について紹介します。
ミッドサマーの舞台はスウェーデンのホルガ村
上記画像は毎度おなじみのグーグルの検索画面ですが、『ミッドサマー』で検索すると、関連ワード上に『本当にやってる』の2次ワードで一番上に表示されます。
噂の真偽は別として検索実績が多い事が分かる何よりの証拠ですね。
ここで簡単に映画のあらすじを紹介しておきます。
また記事内には映画のネタバレに関する内容も出てきますので、映画未視聴の方や、ネタバレを知りたくない方はご注意ください。
物語の主人公は上記画像左側の女性のダニー。
心理学を専攻している学生で、右にいる髭の男性が恋人のクリスチャン。
クリスチャンの大学の友人の1人で、ホルガ村の出身のペレから、自分の故郷の村で90年に一度行われる夏至祭(ミッドサマー)があるので、見に来ないかとの誘いを受けて、スウェーデンを訪れる事に。
ダニー、クリスチャン、クリスチャンの大学の友人でホルガ村出身のペレ、マーク、ジョシュの計5人で村を訪れます。
村についた一行は、村人たちに歓迎され、祭りに参加する事も快諾されます。
祭りは9日間あり、その間村人たちは白い衣装を身にまとって過ごします。
またダニー一行以外にも、村の外からの招待客として、イギリスから来たカップルの二人も参加する事に。
村人たちとテーブルを一緒に囲んでの食事会から祭りは始まり、和やかな雰囲気が流れますが、やがて儀式が始まると、その思いは恐怖へと変わり、彼らは次々と惨劇に巻き込まれる事になっていきます。
性の儀式で村の少女との性行為を強要される
物語が進むにつれて、ダニーの恋人であるクリスチャンが、村の性の儀式の相手に指名されてしまいます。
もちろん、村側からの強制指名ですが、結果的にはクリスチャンはこの儀式に参加する事になります。
前述でも紹介しましたが、上記画像の女性が性の儀式のお相手です。
性の儀式が行われるのは村にとっては大切な事であり、村をこの先の未来に存続させるために、外部の人間の血を採り入れる必要がありました。
映画の設定ではこの村はほぼ外界から閉ざされており、村人同士の結婚にも限界があり、世代が続くと近親相姦になる恐れがあったようです。(一般的には体が弱い子ができると言われている)
理由はまあ分からなくもないですが、手段が強引で選ばれた男性は、儀式に先立ち、事前に村で出される食事や飲み物の中に麻薬的な成分が入ったものを摂らされ、儀式の直前にも怪しげな煙を嗅がせられます。(怪しみながらも口に入れて吐き出さないクリスチャンも実はやる気満々だった様ですが・・・・)
そして、いよいよ性の儀式となるのですが、もちろん普通に性交渉するのではありません。
この場面の画像もネットで検索すれば、ヒットしますが、流石に出てくる人物が全員真っ裸なので、ここに載せる事はできません。
状況を簡単に説明すると、上記画像の女性(マヤ)が中央に花で囲まれたベッドに横たわっています。
そして、その背後に10人程の裸の女性達が控えています。
この女性たちは年齢もバラバラで若い女性から老人の女性まで様々ですが、全員真っ裸で立っています。
儀式が始まると、後ろに控えていた女性達が二人を取り囲みます。
そして、その中の1人が行為中のマヤの手を取り、何か応援か励ますような歌か呪文の様な言葉を発すると、周りの女性達がコーラスの様に歌い出します。
やがて、少女のマヤが喘ぐような声を発すると、今度はその声に呼応する様に10人程の女性も喘ぎ声を発します。
その様な異様な描写の中で性行為は行われますので、エロの要素は全く感じません。
ただただ不気味で、10人程の村の女性達に見られながらの行為となります。
余りの不気味さに、行為が終わったクリスチャンは裸のまま、そこから逃げ出すくらいでした。
何故ここまで詳細な様子が筆者が書けるかについてですが、丁度この記事を書くタイミングで、この映画が某有料衛星放送で放映されたので、視聴した為です。
ちなみに見終わった時に感じた感想は、めちゃくちゃ『胸糞悪い気分』になりました。
まあ筆者の話はどうでもいいですね。
ちなみに筆者が見たのは通常版だったので、このシーンはモザイクが掛けられた状態になっていました。
あくまで儀式として描かれているので、AVのように行為そのものを際立たせるような事はありませんが、モザイク越しでも本当にやっている様に見えました。
流石に本当にやっている事はあり得ない
筆者が視聴した通常版はR15+でモザイク処理がありましたが、前述した様に、ディレクターズカット版はR18+指定となっており、この性の儀式の場面にモザイクは掛けられていません。
またこのディレクターズカット版はネット配信サービスでも見る事が可能になっており、そちらでもモザイクは掛けられていません。
恐らく本当に性行為をしていると感じるのは、モザイクの無いディレクターズカット版だろうと思います。
リアルな表現ではありますが、肝心の局所が映るようなカメラワークではありませんし、リアリティの為とは言え、役者さんに本当に行為をさせるのはあり得ないと考えます。
また通常版では描かれていませんが、ディレクターズカット版では性の儀式後のクリスチャンの性器に血が付いているのが分かる場面があります。
つまり、村の少女マヤは処女だった事が暗示されていました。
一般的に処女の女性が性行為をすると血が出ると思われている事からの演出でしょう。
もし噂通りに映画内で本当に性行為を俳優にやらせていたら、この場合はどういう事になるでしょうか?
男優さんの性器に血がついていたので、映画の撮影でマヤ役の女性に処女を捨てさせたと言う事になってしまわないでしょうか?
いくら監督の指示とは言え、そこまでさせるでしょうか?
それこそ監督がサイコパスと言われかねない所業ですよね。
流石にそこまではあり得ないでしょうね。
血を付けた表現こそが、実際に性行為をしていない証拠になると思われます。
また撮影時期も2019年ですので、女優さんに撮影内で不利益を被るような条件を突き付けてた事実があった場合、女優さんによるSNSでの告発もあり得るでしょう。
そうなるとその後の展開は、ネットでの大炎上へと発展し、映画の公開どころではなくなっていたでしょう。
これらの事を考えても、やはり実際に俳優が映画の為とは言え、行為を行う事はあり得ないと思う理由です。
あくまで村の祭りや村の伝統に縛られる村人たちの異常性を表す要素の一つに過ぎないので。
まとめ
今回の記事では『ミッドサマー』での性の儀式で本当にやってる噂について紹介しました。
記事内ではネタバレは最小限に抑えておりますが、映画ジャンルは前述で紹介した様に、ホラー映画です。
スプラッター系の様な見た目のグロテスクな表現も一部あります。
それよりも土地に根付いて長らく信仰されてきた宗教や、それに伴う因習や風習を疑いもせずに信じ続けて、粛々と儀式を行う村人たちのモラルや倫理観に恐怖を覚える映画でした。
気になった方は一度視聴されては如何でしょうか。
まあ万人に薦められる映画ではありませんが・・・・。
ミッドサマーが本当にやってる噂についてのまとめです。
- 映画:ミッドサマーは日本では2020年2月21日から公開されたスウェーデンを舞台にしたホラー映画
- この映画はR15+作品として公開されており、作中で行われる性の儀式のシーンはモザイク処理がなされている
- ディレクターズカット版も公開されており、こちらはR18+作品となっている
- ディレクターズカット版では性の儀式のシーンのモザイクが無い状態で公開された
- 現在はネット配信サービスの多くで、ディレクターズカット版が視聴可能、日本でも性の儀式はモザイクなしで視聴が可能
- 性の儀式の表現がリアルである事から、本当に性行為をやっているのではと噂になっている
- リアルな表現ではあるが、実際に局部が映るような描写は一切なく、裏話でこのシーンは2週間掛けて撮影された事が明らかになっており、その撮影時間の長さから考えても、役者が本当に性行為を行っているとは考えられない
今回の記事では性の儀式の真偽について紹介しました。
この映画に関しては、実はもうひとつ『本当にやっている』と噂になっているものがあります。
それはこの映画で描かれたおぞましい儀式が実際に行われているのでは?という噂もある様です。
この噂に関しても、実際に生贄を使うような儀式や祭りは現在は存在しないのは言うまでもありません。(映画の舞台も架空の村)
ただし、映画製作にあたり、監督を務めたアリ・アスターさんは、スウェーデンの昔話や古い文化について研究されています。
また日本で1983年に公開された日本映画『楢山節考』も参考にした事をインタビューで応えています。
『ミッドサマー』ではこの映画を想起させるシーンがあるので、筆者も影響しているのでは思いました。
アメリカのホラーで多い、スプラッター系や、日本独自のホラーとはまた違うテイストのホラー映画でした。
見た目の怖さは一番抑えめかも知れませんが、精神的に来る怖さはかなりのものでした。
それが視聴後に感じた胸糞悪さにも繋がっています。
ちなみに性の儀式に関する画像ですが、一部のブログではグーグルで検索してもヒットしないと書かれています。
確かに日本語で検索すると、日本語で検索した結果しか表示されないので、客観的な画像で判断すると、アダルト画像に分類される事になるのでヒットしません。
ただし、英語や原題の『Midsommar』などで検索すると・・・・。
まあ見るのは自己責任でお願いします。
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